絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

パラドックス13

2012-04-07 | 読書
東野圭吾さんの「パラドックス13」を読み終えました。



これは、ジャンル的にはSFでしょうか?
あり得ないような不思議な現象?
しかし、死後の世界は、誰にもわからないのだから、あり得ないとも言い難い。
世界をどうとらえるかという問題でもある。

別世界、異空間、この状況に置かれたとき、人間はいかに生きるか?

いろいろ考えさせるものでした。

一人の犯罪者を一人の刑事が追いかける場合、世の中の人が全て消えてしまったら、
捕まえる意味があるか?世の中があるから、捕まえる意味があると思った。

もし、この世に残ったのが、この人たち10人だけだったら、ここからアダムとイブのように子孫を増やすことを考えるのか。
最初のアダムとイブは、なぜ自殺しなかったのだろう。神が産めよ増やせよと言ったから神の命令でそうしたことになっている。自分の存在を考える能力がなかったのだろうか。



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