12年ぶりに山口県議会の議長が替わりました。 臨時県議会が開かれ、正副議長の選挙が行なわれました、 1年生議員の私には不思議な1日となりました。 疑問点を少し挙げてみます。
今回の議長選挙は、正式には誰が議長に立候補しているのかわかりませんでした。 立候補表明も所信表明もなく、連休中に県議以外のさまざまな人までも、東奔西走して多数派工作(票集め)がされていました。 所信も伝えられず、これでは何を基準に選んでよいか困ってしまいます。
自民党会派29人が、20:9 に分かれてしまうという異常事態が生じ、最大会派が候補者を1人に絞れなかったのは意外でした。 その原因は、20人が推した 柳居議員が政務調査費で自分の顔写真入りカレンダーを作って有権者に配り、政治資金規正法違反の疑いで告発され、また、住民監査請求もされている、そんな人に議長を任せられないというのが自民党がまとまらなかった理由です。
結果は、議長 柳居俊学氏(周防大島)、副議長 新谷和彦氏(萩市・阿武郡)です。 私は県議選の運動でも政務調査費の不透明な使途について訴えてきましたので、カレンダーを配った人に投票することはできませんでした。
自民党が割れて議長が選任され、これからの議会運営は容易ではないかもしれません。
議会棟入り口から廊下まで真っ赤なじゅうたんが敷かれています、特別意識で勘違いする議員もいるかもしれません。廊下には議会事務局の職員が等間隔に並んでいて、議員に対し頭を下げています。 とても不自然で違和感を覚えます。
議場で感じたこと 1.議会中、議員席で2回も携帯電話の着信音が鳴った 2、先輩議員の私語が終始絶えなかった 3、県の幹部が座っている席に女性がひとりもいなかった(県議も女性は49人中5人のみ)
今日、宇部の久保田后子市長が議員控え室を訪ねて来られました。 久しぶりにお会いしお忙しい中、たくさんお話をしてくださいました。 県議から市長になられ、活躍されています。 政治家としても女性としても尊敬する方です。
感じたことが、とても共感が持てます。
県政を身近に感じれるようになりました。