井原すがこの想い

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片山さつき委員長 ・ 福島原発1号機

2014年10月22日 | 政治

                                

                                              
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片山さつき外交防衛委員長が、国会の委員会で、議員の質問に対する政府側の答弁や委員会進行の原稿を、あらかじめ入手しそれを棒読みしていたということが問題になっています。 議会と行政は独立したものであって、シナリオ(台本)通りに進められるのであれば独立性はないと同じです。 つまり片山委員長は行政(官僚)のいいなりで、議会の役割を放棄していることになります。

このニュースを聞いて、どこかの議会での委員会でも、議員の質問もそれに対する答弁も両方を役人が書き、質問する議員(委員)も委員長も台本を読んでいるという事が通常でも行われている様が、目に浮かびました。国会だけでなく地方議会でもこんなことは日常なのかもしれません。各委員会での審議内容について、委員長は本会議で報告をするのですが、それも委員長ではなく役人が書いてくれたものを読んでいるのです。 

福島原発1号機を覆っているカバーを取り除く作業が始まったというニュースで、NHKでは、”一歩前へ進んだ対策です”と報じていましたが、それを聞いて私はとても違和感を持ちました。 カバーを取ってしまって放射線物質が飛散しないという確証はないわけですから、先の保障のないまま無謀な作業がなされているだけで、前へなど進んでいるわけではないと思います。

福島から届いた手紙を読み返してみると、”母親としてどうしても福島産の農産物、海産物は買えません、あなたの作ってくれた野菜がとてもうれしいです”と書いてあり、廃炉へ向けて前進したというニュースが心に引っ掛かってしまいました。