STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

命がけ。

2009-03-03 22:14:48 | 健康・病気
本日も「非婚同盟」は、朝までのコース。

みなさんが、ほぼ徹夜明けの撮影をしているにも関わらず、明日はお休みを頂いた。

その理由は、以前お知らせした「敬愛する母」が明日に命がけの手術をするのだ。

幸い我が美術ユニット全員が、「行って来てください」と言ってくれたので、ココは甘えさせて頂く事にした。

小生は、生まれてこのかた「手術」的な大掛かりな治療をしたことがない。

パックリと開いたキズを縫合したあとは、全身に50針を数えるが、二日以上の入院もしたこともない。

そんな丈夫な身体を授けてくれた「母(おっと父もか?)」

無論、小生が行った所でその縫合すら出来る訳ではないが、やはり近くにいて見守ってやりたい。


と言う訳で、現場のみなさん、留守をお願いします。

本日の講釈は、ココまで。Img_3023


M6

2009-03-03 00:31:58 | 昼ドラ
本日も日付を越えてしまいました。

従って我ら「非婚同盟」もマジック6となりました。

日本シリーズには、かなり早いですが。

この状況を乗り切った時の我々は、まさに優勝気分でしょう。

先ほどスタジオの撮影済みセットの飾りをバラシに行った際、小百合(秋山さん)にお声をかけて頂きました。

当ブログをご覧になられたようで、ありがとうございます。

役者さんと言うのは、その立場上で言いたい事や書きたい事を自粛せざるを得ない職業です。

そう言った事を考えると、小生のブログでは彼女達が言いたくても言えない事をもっと代弁しておけば良かった。

と今更ながらに反省しています。


とは言うモノの結構、辛辣な意見を述べて来たつもりではいます。

昔からの現場を知っている小生としては、現在のコレが日常となっては、業界の未来が暗くてたまりません。

アト何年この身体とモチベーションが続くか?わかりませんが、せめて引退してからは「丁寧な良い作品」を観て楽しみたいと願うばかりです。


あと6日で終わりますが、いままでにスタッフやキャストから、コレと言ったクレームも出ず、半ば自暴自棄的にココまで来てしまいました。

これは容認であり、既成事実でもあります。

この事実を持ってして、次回も「やってまらえる」となり、業界はますます激務の坩堝となって行きます。

今回、それを正さなかった我々にも責任はありますが、これから先は強く拒否する意識を皆が持つ事が重要です。



うぅ~ん、役者さんまでがこのブログを観ている事を意識しすぎたかな?

まぁ、堅苦しく考えないで、嫌なら嫌と言えるようになろうってことですよ。

しかし、やはり日本人は奥ゆかしい。

そして、集団民族ですな。


マイノリティーが正しい場合もありですぞ。


本日の講釈は、ココまで。