「ソーネチカ」リュドミラ・ウリツカヤ著(沼野恭子訳)新潮クレスト・ブックスを読みました。
本の虫で容貌のぱっとしないソーネチカ。
図書館に勤める彼女は、1930年代にフランスから帰国した反体制的な芸術家ロベルトに見初められ、結婚します。
当局の監視の下、流刑地を移動しながら、貧しくも幸せな生活を送る夫婦。
一人娘のターニャも大きくなり、彼女はヤーシャという美少女と友達になり家に連れてきます。やがて大きく動くことになる家族の絆。
訳者はロシア文学者沼野充義さんの奥様。本カバーに柴田元幸さんの短い書評が書かれています。(どこかからの抜粋なのかな?)
ささやかな幸福を拾い味わうソーネチカ。
ソーネチカを襲った出来事、私だったらとてもソーネチカのようにすることはできそうにありませんが、ソーネチカは母親のような態度ですべてを受け止めます。
本の世界でさまざまな人間の生き方を知り、自分が見舞われた不幸も特別なことではない、と思ったのかなあ。
私にはソーネチカの心境を想像できるのはまだ先のことになりそうです。
本の虫で容貌のぱっとしないソーネチカ。
図書館に勤める彼女は、1930年代にフランスから帰国した反体制的な芸術家ロベルトに見初められ、結婚します。
当局の監視の下、流刑地を移動しながら、貧しくも幸せな生活を送る夫婦。
一人娘のターニャも大きくなり、彼女はヤーシャという美少女と友達になり家に連れてきます。やがて大きく動くことになる家族の絆。
訳者はロシア文学者沼野充義さんの奥様。本カバーに柴田元幸さんの短い書評が書かれています。(どこかからの抜粋なのかな?)
ささやかな幸福を拾い味わうソーネチカ。
ソーネチカを襲った出来事、私だったらとてもソーネチカのようにすることはできそうにありませんが、ソーネチカは母親のような態度ですべてを受け止めます。
本の世界でさまざまな人間の生き方を知り、自分が見舞われた不幸も特別なことではない、と思ったのかなあ。
私にはソーネチカの心境を想像できるのはまだ先のことになりそうです。