はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「永遠をさがしに」

2017-01-23 13:29:44 | 本・映画・ドラマ
原田マハさんの『永遠を探しに』を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。

国際的指揮者のお父さんと、チェリストのお母さんのもとで育った和音。
子供の頃から、チェロを教え込まれ、自分のために弾くというよりは、
お母さんの嬉しそうな顔を見たいから、頑張って練習していた、、ような子供時代。
10歳で弾かなくなり、両親が離婚し、突然家を出て行ったお母さん。
15歳の時、お父さんが、海外へ行くことになり、代わりに家にやってきたのは、新しいお母さん。
その人もまた、チェリストだった…。家を出て行ったお母さん、新しいお母さんの、
秘密が少しずつわかってきた時、和音は、チェロを再び弾きたいと、強く思うようになる。
家族の形、友達との関係、恋、、いろんな経験をしつつ、自分がどう生きたいのか、
少しずつ気づいていく、、、物語。

楽器を弾く人にとっては、きっと、たまらないお話なのかなぁ、、なんて思いつつ、
後半は、涙が出っぱなしでの、一気読み、、、になりました。

きっと原田マハさんの表現がお上手だからなのでしょうけど、演奏しているその風景とか、空気感とか、
まるでそこに居て、一緒に聴いているかのような感覚で読めたし、
和音や、真弓(新しいお母さん)の、気持ちの揺れ動きが、よく伝わってきたので、
どっぷり感情移入して、読めたのだろうと思う。

この本を手にとるきっかけになったのは、ネットのお友達の方と、時々本の話をするのだけれど、
その方が、教えてくださったから(*^-^*)
いい本、紹介してくださり、ありがとうございました(^^)♪


土日、相方さんが、帰宅していて、、、日曜日の午後、駅に送り届けた後、
やっぱり、寂しいなぁ~という気持ちになって、
〝そうだ!寂しいなんて思ってないで、本でも読もう。最近読んでないし~”という気持ちになって、
帰り道、図書館に立ち寄ったのでした。

また、寒波が来ているから、ぷち引きこもり生活かなぁ~と、思ったのに、1冊しか借りて帰らず、
予想外にも、早々と一気読みしてしまったので、やっぱり本っていいなぁと、原田マハさんの他の
本も読んでみたい~と、図書館へ行こうと思ったら、今日は閉館日だし~(~~;ということで、がっかり(^^ゞ

寂しい気持ちからの解放に、読書はとてもいい!ということに、気づけた昨夜だったのでした~^^
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