今、この記事を書きながら名鉄時刻表を眺めている。
揖斐線の下り最終電車は岐阜市内線を忠節に向けて走っている頃だろう。
また、美濃町線の方はこれまた下り最終電車が名鉄岐阜で出発を待っている頃か。
多分、沿線には大勢の見送り客がいる。
それにしても、今日で廃止という実感があまりない。
年度末で忙しく、感傷に浸る暇もないというのが大きいと思うが、何故だろうか。
数日前にこんな新聞記事を見たからかも知 . . . 本文を読む
愛・地球博では弁当持ち込みが禁止されている。
当然一般の人の評判はこれ以上ないほど悪い。
その弁当持ち込み禁止が首相のツルの一声で緩和されるという。
何故、批判渦巻く内覧会の段階で踏み切れなかったのか、首相に言われなければ踏ん切りがつかなかったのかという思いはあるが、まずはよしとしよう。
「愛知万博の弁当問題に首相の一声 持ち込み禁止を緩和へ」
「緩和」の中身は「食中毒防止」が理由である以上 . . . 本文を読む
昨日の続き。
徹明町で美濃町線の電車を降り、黒野行電車に乗ろうと、交差点の反対側の電停へ急いだ。
すると、眼前に電車が姿を現した。780形だ。
そして、ゆっくりと左へ曲がっていった。ただちに後を追う。
電停で客扱いをしている電車まで何とかたどり着いたが、通行する車に阻まれて電停にたどり着くことができない。
渋滞している車の列をかいくぐって、何とか白線の中に入った所でドアが閉まってしまった。
次の電 . . . 本文を読む
昨日、岐阜の路面電車に乗ってきた。
多分、これが最後の乗車になる。
朝、目が覚めると雨が降っていた。
それでも電車に乗って名鉄岐阜を目指す。
名鉄岐阜には朝の6時過ぎに到着した。
1月のダイヤ改正以前にはこんな時間帯に到着することは望むべくもなかった。
始発列車の時間が早くなったのは本当に有り難い。
早速、「岐阜600V線区1DAYフリーきっぷ」を窓口で購入し、まずは美濃町線と、6:24発の新 . . . 本文を読む
25日に開幕した愛・地球博。
開幕2日目には最初の週末を迎えた。
開幕日とは違い、青空だった週末。
さぞ来場者が多かったのだろうと思っていたら、どうも違うようだ。
「伸びぬ客足に拍子抜け」
25日は最多の約56,500人の入場者を記録したが、博覧会協会の想定人数8万人を大きく下回り、約70%の水準に止まった。三日とも博覧会協会の予想人数に達していない。
ちなみに、博覧会協会は3日間で24万人の入 . . . 本文を読む
いよいよ第三セクター鉄道で全線廃止される事例が出現する。
毎年度約4億円の赤字が出ているふるさと銀河線。北海道と沿線自治体による協議会は昨年6月、今年3月までに存廃を最終判断し、赤字解消の展望が開けない場合、2006年にバス転換で合意を見ていたが、結局その場では結論が出ずに取締役会での賛成多数で廃止が決まった。
廃止予定は2006年3月。来年4月から鉄道に代わってバスが走ることになる。
北海道ち . . . 本文を読む
25日から今日までの3日間、名古屋古書会館で「第49回 倉庫会」が開催された。
今回の古書即売会開催後、一ヶ月間は即売会は開催されない。
と言うわけで、何かいい本が出てこないかと僅かな期待を胸に会場を訪れた。
会場に着いたのは昼下がり。
1階の均一本コーナーには人が僅かしかいない。
均一本コーナーの本を見ると、何とも・・・。
あまり状態の良くない本が並ぶ所だが、今回は表紙がバラバラ、アダルト雑誌 . . . 本文を読む
廃止まで、あと5日となった岐阜の路面電車。
新聞に様々な記事が掲載されるようになってきた。
例えば、毎日新聞岐阜版にはこんな記事が。
「検証・消えゆく路面電車:/上 根底に車優先の市民意識」
「検証・消えゆく路面電車:/中 外資と行政、公共交通の認識に温度差」
「検証・消えゆく路面電車:/下 街づくり考える機運も 商店主らに危機感」
「路面電車再生で運営会社の設立準備会」
毎日新聞の記事は何故 . . . 本文を読む
今日、新車が来た。
いまどき珍しくも何ともないカーナビもようやく装備した。
恥ずかしながらカーナビを今の今まで触ったことがなかったので、どれだけの精度を持っているか確かめたくなって早速新車を駆って美濃市へ行くことにした。
カーナビの精度は素晴らしく、道に迷うことなく関市へ入った。
まさに「カーナビ様」である。その有難味に拝みそうになる。
美濃町線を横切って更に車を走らせると、見覚えのある「下有知 . . . 本文を読む
路面電車存続断念を受けて代替バスの検討を始めた矢先に飛び込んできたコネックス社の参入話。
これについて、どう議論が繰り広げられたのだろうか。
前編から引き続き、平成16年第7回定例会を見てみようと思う。
11月15日にフランスの大手交通事業運営会社でフランス・パリに本社を置いているコネックス社から、岐阜市を含む岐阜都市圏におけるバス及び路面電車、鉄道等の公共交通を包括的に事業運営を図る理念や . . . 本文を読む
3月下旬というのにまだ寒い。
おまけに雪まで降り出すという有様。
本当に春だろうか?
今日、愛・地球博が開幕した。
記事によれば、この寒さと平日ということもあって、来場者は内覧会の時に比べて少なめ。
それでも開場前に九千人近くも列を作っていたのは平日ということを考えると、凄いなと思う。
個人的に気になっていたリニモの運行状況も、地下鉄駅の表示を見たところ「平常運転」とのことだったので、運行の障害 . . . 本文を読む
いよいよ愛・地球博の開催前日になった。
今日もNHKで愛・地球博を紹介する番組を放送していた。が、食事関係を紹介する段で「本当に食事できるんだろうな?」とツッコミを入れてしまった。
まぁ、この前の三連休に開催された内覧会の記事で「食事がとれない」といった記述を見れば疑いを持って見たくなる。
正確には「行列しなければ食べられない」ということなのだろう。
テレビの報道は本当に耳触りのいい話しかない . . . 本文を読む
住民の大部分が納得できるとは思えない状況下で突然出された、岐阜市の路面電車の存続断念表明。
このため、路線存続を求める運動は止まなかった。
そして、11月にはフランスの企業、コネックス社が岐阜の路面電車への経営参入を表明し、事態は複雑化していく。今回の事例ほど、路線の存廃を巡って様々な議論が交わされた事例はないと思う。
今回は平成16年最後の県議会である第7回定例会における議論を見る。
. . . 本文を読む
和歌山市と貴志川町が公募している南海貴志川線の新たな運営企業。
既に東京の旅行会社TPOが応募したことは既報のとおり。
22日が両市町の公募締め切りの期限であったが、TPOの他に6社が応募した。
これで、引き継ぎ企業に名乗りを挙げたのは7社となった。
「新たに6企業・個人応募/貴志川線」
今回手を挙げたのは、次の6社。いずれも鉄道事業許可は受けていない。
岡山電気軌道(岡山市)
不動産会社「日 . . . 本文を読む
突然の存続断念を巡って、市長に対する質問が止むことはなかった。前編から続く。
路面電車3線の廃止の問題について、納得いかないので市長にお尋ねする。
7月27日に市長が断念表明したということが事実上もうだめだという判断で廃止ということになっているわけである。その断念理由は端的に言って、財政上の問題、市民の税負担に対する市民理解の問題と言われた。これで市長が言われる説明責任が果たされたのかどう . . . 本文を読む