2002年に鉄道事業者として初めて民事再生法の適用を受けた高松琴平電鉄。
その再生期間がこの3月で終わると聞いて、時の流れの早さに唖然とする。
「高松琴電の支援委終了 自立始めた、と総括」(共同通信、2/27)
記事の要旨は次のとおり。
○四国運輸局や沿線自治体で組織する支援委員会は27日に会合を開き、これまでの取り組みを総括した。
○高松琴平電鉄については、計画値を上回る運賃収入を上げて自立 . . . 本文を読む
17日、樽見鉄道と旧市ノ坪に寄った。
田神に戻り駅の時計を見ると、13時近くになっていた。
折角、ここまで来たからと小牧から出ている桃花台線に乗ろうと思い、犬山行に乗る。
犬山から小牧線に乗り換える。
数年前までSR車や6000系が走り回っていた路線も、今やステンレスの300系と名古屋市交通局7000系の天下。
しかもワンマン運転とあっては、今ひとつ味気ない。
平日の午後ということもあって車内 . . . 本文を読む
先週金曜日から今日までの日程で「オールデイズクラブ」と称して名古屋古書会館で即売会が開催された。
ここで開催されている即売会には出来る限り顔を出すようにしている。
という訳で最終日の午後、会場を訪れた。
昼下がり、しかも外は雨。
この時間帯の名古屋古書会館は人が少ないが、今回はそれに輪をかけて少ない。
一階の均一コーナーには人ひとり。
二階の会場に上がっても、片手で数えられるぐらいだった。
激 . . . 本文を読む
岐阜で電車を降りた時、見慣れぬ列車案内を見た。
「美濃太田経由多治見行」。
今まで何気なく見ていたのだろうか、記憶にない。
それ故に表示が新鮮に思えた。
その「多治見行」が入線してきた。
キハ11の2連だ。
正面方向幕を見ると「多治見」の横に小さく「美濃太田経由」と表示されている。
自分が見たのは12時14分発の725C。
終点多治見には13時25分に到着する。
時刻表を眺めていると、こ . . . 本文を読む
先週金曜日、早朝の大垣駅にやってきた。
樽見鉄道を撮るために。
この日のお目当ては平日のみ運行される客車列車。
客車列車自体は「桜ダイヤ」の時を中心に何度か撮っているが、平日に走っている所はまだ撮ったことがない。
という訳で、7時14分発の列車に乗ってお隣の東大垣を目指す。
東大垣で件の客車列車と交換する筈だが、そこにいたのはハイモの単行。
完全に空振りだ。
仕方ないので、大垣へ向かう列車を撮 . . . 本文を読む
先月の「コニカミノルタ撤退」報道から約一ヶ月が過ぎた。
あれからデジタル一眼レフをどうしようか考えた。
選択肢は三つあった。
・ソニーの「α」を待つ。
・他メーカーに乗り換える。
・コニカミノルタで行ける所まで行く。
結論から言ってしまうと、タイトル通り「コニカミノルタ」の「α」で行ける所まで行くことにした。
コニカミノルタ(というか「ミノルタ」の方が馴染み深い)の一眼レフをずっと使い続けてき . . . 本文を読む
空港線開業に伴う昨年のダイヤ改正が良くも悪くも反響を呼んだ名古屋鉄道。
その反響を踏まえた毎年恒例のダイヤ改正を4月29日に実施することが発表された。
「平成18年4月29日(祝)にダイヤ改正を実施~中部国際空港駅2面3線化と空港線開業後の輸送状況を受け実施~(PDFファイル)」(名古屋鉄道ニュースリリース、2/23)
ダイヤ改正の内容は次のとおり。
○中部国際空港駅2面3線化と「ミュースカイ . . . 本文を読む
JR北陸本線が敦賀まで直流化され、新快速が関西方面から直通可能になるのが今年秋。
もうすぐなんだ、と次の記事を読んで改めて気づく。
「敦賀港線にDMV導入へ 直流化で中間報告」(中日新聞、2/22)
記事の要旨は次のとおり。
○JR北陸、湖西両線の直流化に合わせて福井県が設置したまちづくり支援チームがJR敦賀港線にDMV導入などを盛り込んだ中間報告をとりまとめた。
○中間報告の柱は敦賀駅から金 . . . 本文を読む
18日の記事で関東鉄道が鹿島鉄道への2007年度以降の支援を打ち切り、これを受けて鹿島鉄道が廃線の意向を表明したことをお伝えした。
今日の記事はその続報となる。
20日に鹿島鉄道対策協議会の席上で正式に鹿島鉄道から廃線の意向が沿線自治体に伝えられた。
「鹿島鉄道廃止準備へ 来月まで協議」(asahi.com、2/21)
「鹿島鉄道 来年3月末での廃線意向 親会社の援助打ち切りで 沿線自治体反発」 . . . 本文を読む
岐阜の路面電車復活を目指す「岐阜地区新鉄道設立準備室」がホームページを開設した。
これで、ようやく復活を目指す側の情報を新聞報道を介さずに得ることができる。
過去の記事で触れた箇所もあるが、おさらいも兼ねて現状を整理してみる。
路面電車再生運動側が初めて広く一般に出す情報だ。
事業主体の概要
○事業の調整・計画業務・・・株式会社サン・ストラッセが担当
○軌道法に基づく特許申請・・・新たに設立する . . . 本文を読む
最近、「鉄道」関係の記事が多いと思い、「鉄道」でカテゴライズされている記事数を改めて見た。
400を軽く超えていた。
「鉄道」と一括りにカテゴライズするのは、自分のようにズボラな人間にとっては便利な方法だ。
必要なら「ブログ内で検索」を実行すれば良く、かえってそちらの方が便利かなと思っていた。
しかし、改めて考えるとこのブログの「鉄道」カテゴリーに興味を持ってくれる人は「JR」であったり「大手 . . . 本文を読む
軌道や施設の撤去が本格化し始めた感がある岐阜の路面電車。
その動きに抗うように、路面電車再生運動側が名鉄へ資産譲渡の申し入れを行っていたことを新聞報道で知る。
(中日新聞岐阜版2/14の記事要旨)※web未掲載
○昨年三月で廃止になった旧岐阜地区三線を活用し、路面電車を再生しようとする「「岐阜地区新鉄道設立準備室」(室長・広瀬武男サン・ストラッセ社長)は13日、名古屋鉄道に対しレールをはじめとす . . . 本文を読む
先週の金曜日、ふと思うことがあって岐阜を訪れた。
先日、旧市ノ坪駅と構内に留置されていた車両の大半が解体されたと聞いて行ってみたくなったのも理由の一つだ。
田神駅で各務原線の電車を降り、少し歩く。
川を跨ぐ形で設けられていた旧市ノ坪駅への通路は廃止以降、柵で封鎖されている。
仕方がないので対岸から旧岐阜検車区を眺めることにする。
検修庫の扉は固く閉ざされていた。
その向こう側には福井鉄道へ譲渡 . . . 本文を読む
鹿島鉄道関連の続報を探している内に、こんなニュースを見つけた。
「水郡線 来年1月新型車を導入 環境配慮エンジン搭載」(茨城新聞、2/18)
記事の概要は次のとおり。
○JR東日本水戸支社は水郡線に新型車両の投入を発表した。
○2007年1月から順次導入し、全車両を入れ替える。最終的には39両を導入。
○新型車両はステンレス製車体で両開き扉を備えた三扉車で、新型のディーゼルエンジンを装備すること . . . 本文を読む
つくばエクスプレスの開業でこれまでのドル箱だった東京駅とつくば市を結ぶ高速バスが一気に苦境に立たされた関東鉄道。
関東鉄道はその対応として子会社である鹿島鉄道への支援を打ち切ることになった。
「鹿島鉄道廃線の意向 関鉄支援打ち切り」(茨城新聞、2/17)
記事の要旨は次のとおり。
○鹿島鉄道は16日までに鉄道事業廃止の意向を固めた。
○鉄道事業廃止の理由は親会社関東鉄道の財政支援がつくばエクス . . . 本文を読む