東京での用事は終わった。
今からN700系「のぞみ」で帰路につく。
本当に長い一年だったと思っている内に、列車は動き出した。
発車直後、「富士・はやぶさ」と並走した。
名古屋までの両者の所要時間を考えると、残酷さすら覚えてしまう。
N700系初乗り記は、またの機会ということで。
話は変わって、この記事が今年最後の更新になります。
今年一年、コメントやトラックバックを頂いた方は勿論、御覧頂いてあ . . . 本文を読む
昨日、22日から営業運転入りした京浜東北線用E233系1000番台を見掛けた。
まぁ、これから増えていく系列だし、初めて営業運転を見かけた所で、殊更に書く事ではない気もする。
が、個人的な「初遭遇」の記録ということで敢えてメモ的に記しておく。
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夜、御茶ノ水駅から 201系の夜景を撮ろうと下車。
しかし、やってくるのはE233系ばかり。
30分ちょっといただろうか、201 系を見たのはただ一度。
結局、201系が「少数派」になっている現状を改めて見せつけられる事になっただけだった。
本当に早い世代交代劇だった。
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今、京王百貨店で開催されている古書市に来ている。
何回回っても新しい出逢いがあるのは楽しいものだ。
今回は鉄道本とのめだった出逢いはなかったものの、それ以外で充分満足できた。
それにしても、200円の文庫本と10万オーバーの古美術品が同居する即売会。
流石、東京の古書即売会は違うなと思わされた。
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宵の口にも関わらず、もう真っ暗。
ビル街を背景に停車する 209系を撮る。
今まで何でもない光景だったが、後継車が登場した今、この光景が見られなくなる日も遠くないんだろうなと感慨に浸ってみたりする。
中央線の世代交代を見ると特に。
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「SLばんえつ物語」号の入れ換えが進む傍らで。
会津若松へ入線する三両編成のディーゼルカーがやってきた。
この駅を終点とする会津鉄道のトロッコ列車だ。
先頭に立つのはAT-401。
元はJR東日本のキハ40。
これを会津鉄道が譲り受けて展望車両に改造した。
「風覧望」という愛称がついている。
ちょっと見にはキハ40を改造したとは思えないスタイルをしているが、会津高原方の正面にキハ40の面影が残 . . . 本文を読む
朝の相模鉄道撮影は続く。
カメラを構える目の前を、10年間の相模鉄道の車両の中で一番衝撃を受けた車両が通過していく。
10000系。
JR東日本・E231系の設計を導入して登場した車だ。
そのオリジナリティは正面デザインに求めるしかない。
最初、この車が出てきた時、相模鉄道特有の事情があったのだろうと見当はずれなことを考えていたことを思い出す。
その後もE231・233系準拠の私鉄車両が増加してい . . . 本文を読む
15日の朝。
上り寝台急行「銀河」を横浜で撮った。
次に待つ「リバイバルひばり」の撮影には時間がありすぎる。
色々考えた結果、横浜から出ている相模鉄道の電車でも撮ろうと決めた。
関東の大手私鉄には随分とご無沙汰している所が多いが、この相模鉄道などその際たるもの。
記録を紐解くと1996年が最後の乗車となっている。
何と10年間もブランクが空いてしまっているから驚くやら呆れるやら。
おまけに今年は . . . 本文を読む
松本と新島々の間を結ぶ松本電気鉄道。
鉄道事業よりは「アルピコ」ブランドのバス事業の方が印象の強い会社でもある。
むしろ、バス事業の傍ら鉄道事業を営んでいるように思える。
その松本電気鉄道グループが経営再建に踏み切ったことをasahi.comの記事で知る。
「アルピコグループ、経営再建へ」(asahi.com、12/26)
記事の要旨は次のとおり。
○松本電気鉄道を中心とした「アルピコグループ . . . 本文を読む
上り寝台急行「銀河」が走り去るのを見送るのと前後して東の空が白み始めた。
次は何処へ行こうかと京浜東北線ホームを歩いていると、いい具合に京浜急行の電車が撮れることに気づいた。
京浜東北線ホームは日中、人でごったがえす。
人の少ない朝なら撮り易いかもと考えてカメラを向けてみた。
品川方面へ向かう電車を撮ることができた。
後打ちになってしまうのが難だが、日常の混雑具合を考えればまぁ妥協できる線では . . . 本文を読む
会津若松に到着した「SLばんえつ物語」号。
乗客を下ろして逆向運転でホームを離れていった。
その様子を見送った後、改札口を出る。
「SLばんえつ物語」号を牽引するC57 180を先頭にした編成は会津若松駅構内の端に姿を見せた。
ここで客車を切り離す。
客車から開放されて身軽になったC57 180が踏み切りをゆっくりと渡る。
そして西会津方へ進んで転線。
その間、踏み切りの遮断機は降り続けたま . . . 本文を読む
15日の土曜日。
朝イチで上り寝台急行「銀河」を撮った。
となると、帰りも撮っておかないと片手落ち、そんな気がした。
といった経緯から、いつもより早く夜の東京駅へ戻ってきた。
寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」を見送る。
この二列車を見るのは何年ぶりだろう。
22時20分を少し回った頃。
寝台急行「銀河」がEF65PFに牽かれて10番線に入線してきた。
この日、下り「銀河」を大阪までエスコート . . . 本文を読む
14日の夜。
ある報道を見て気になって仕方ない列車を撮るために少し早めに名古屋駅に着いた。
寝台特急「富士・はやぶさ」。
来年三月のダイヤ改正では廃止を免れたものの、再来年のダイヤ改正で廃止が濃厚な列車。
その「いま」を見たくてホームに上がった。
「富士・はやぶさ」は定刻どおり入線してきた。
しかし、ホームには活気が感じられず、乗客が乗り込んだ様子もない。
やはり現実は重い。
ホーム端に陣 . . . 本文を読む