SLの動態運転が貴重な収入源になっている大井川鉄道。
その中にあって気になっていたのはボイラーの老朽化を理由として2003年から運転を取りやめ休車状態になっているC56 44のこと。
その後も何の音沙汰もなかったことから、このまま除籍かと思っていた矢先、復活に向けて修繕が始まっていることを知る。
「大鉄 SL修繕し復活へ 戦中、タイで活躍」(静岡新聞、2/27)
記事の要点を整理してみる。
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岩瀬浜11時1分発、ここまで乗ってきた電車で折り返す。
ここから乗る人の数は少なく、座席にも余裕がある。
まぁ時間帯を考えれば当然か。
競輪場前の混雑ぶりを横目で見ながら電車は静かに走る。
どこで途中下車するか迷ったが、結局車庫のある城川原で降りることにした。
幸い、この駅は交換駅。
こちらが停車して岩瀬浜行きの電車を待つ。
オレンジ色の帯を巻きつけた電車がやってきた。
かくして、上下列車 . . . 本文を読む
富山駅北口に到着した電車に乗り込む。
ちょうど運転士が岩瀬浜方に移動した直後だったようで、「割引設定」という運賃設定の合成音が流れてきた。
この富山ライトレール、休日は「一乗車100円」で目下運行されている。
そのせいもあってか、車内はすぐに埋まった。
何とか座席の片隅に座を占める。
10時30分、岩瀬浜行のLRTは富山駅北口を発車した。
新設された軌道区間を通り、右に曲がるとかつての富山港線と . . . 本文を読む
名古屋古書会館での即売会が月1回ペースになったため、古書店に足を運ぶ機会も減っている。
その隙間をぬうように、古書店から目録がちょくちょく届く。
中には100ページを超えてカラーページも含まれるという豪華な物もあったりするから、これはこれで侮れない。
これらの目録、普通のダイレクトメールならゴミ箱へ直行する所だが、何処で探している本が見つかるかもしれないので、一通り目を通すことにしている。
し . . . 本文を読む
昨日から運転を開始した、名鉄の「犬山時代絵巻号」。
「目の色変えずとも記録できる」と言っておきながら、どの編成が充当されるかは気になるところ。
という訳で所用のついでに神宮前でその姿を捉えてみた。
予定通り新可児9時ちょうど発の河和行き全車特別車特急が入線してきた。
「犬山時代絵巻号」を務めるのは1005F。
ちょうど窓下にラッピングが入る格好になっている。
神宮前での停車時間は僅か。
その . . . 本文を読む
富山に来たのは一昨年の11月以来。
随分とご無沙汰してしまった。
その時は富山港線のLRT化工事がたけなわだった。
あれから一年ちょっと。
富山駅の北口は大きく変わった。
前来た時は工事中だった北口は面目を一新し、綺麗な景観を持つに至っていた。
あまりの変貌に暫し呆然とする。
さて、JR富山港線をLRT化した「ポートラム」こと「富山ライトレール」に乗ろうと思う。
ICカード乗車券やグッズ類は . . . 本文を読む
糸魚川で大糸線から北陸本線に乗り換える。
乗り換え前に大糸線のキハ52 152を撮った後、跨線橋を渡る。
糸魚川駅の「顔」とでも呼ぶべき赤レンガ造りの機関庫。
北陸新幹線の建設に伴い、その去就が気になるところ。
クラの中にはDE10が一両収まっているだけ。
いつもなら構内にキハ52が一両いる筈なのに、いない。
1月13日の運用を確認だと、大糸線上で走っているのは今乗ってきたキハ52 152と . . . 本文を読む
大糸線は南小谷以北は非電化。
現在の所、三両のキハ52形が入れ替わり立ち変わり運用に就いている。
自分が乗る南小谷7時55分発の423Dは南小谷から糸魚川へ向かう一番列車。
ホームには長い列ができている。
殆どが登山客や鉄道ファン。
用務客はあまり多くないように思えた。
折り返し423Dとなる420Dが定刻の7時24分に二番ホームに到着する。
お客が降りるや否や足早に乗り込む。
結局、立ち客も出 . . . 本文を読む
豊橋鉄道市内線の名物だった、「レトロ電車」こと3702号が引退することを豊橋鉄道HPで知る。
既に引退後の落ち着き先(豊橋市が建設する「こども関連施設(仮称)への保存が決定済)も決まり、後は引退まで秒読みという感じが強かった。
それだけに、今回の発表自体には驚きはあまり感じなかった。
「来るべきものが来た」という感じだ。
「レトロ電車「モ3702号」さようならイベント」(豊橋鉄道ホームページ)
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2010年に一部区間の開業を予定している堺市のLRT計画。
このLRTと阪堺電気軌道が相互乗り入れすることは既報のとおりだが、そのLRTの経営予定者を公募することとなった。
「堺市、新型路面電車の経営予定者を募集・2010年度に開業」(NIKKEI.NET、2/17)
堺市のLRT計画は市が軌道を敷設し車両を購入、民間が運営を担当する「公設民営型」を想定している。
それを踏まえた公募条件は次の . . . 本文を読む
去年は「セントレアフレンズ」、「中京競馬」、「セントレアクリスマス」等など、ラッピング電車の話題に事欠かなかった名鉄。
今年に入り、この種の話題が聞こえなくなったと思った矢先に、こんな話が飛び込んできた。
「春の犬山観光キャンペーンを実施します」(名古屋鉄道ニュースリリース、2/14)
そのキャンペーンの一環として1000系「パノラマスーパー」全車特別車編成にラッピングを施して「犬山時代絵巻号 . . . 本文を読む
「2005年度の4割減」というものだった。
「青い森鉄道の乗客、2035年度は05年度の4割減・県が試算」(NIKKEI.NET、2/17)
要点を整理してみる。
○青森県が2010年度から2035年度まで5年間隔で一日乗車人員を試算した。結果は2010年の10429人から減少の一途を辿り、2025年で8021人、2035年の青森~目時間の乗客数は6464人。
○2035年の予測数値は2005 . . . 本文を読む
三岐鉄道北勢線阿下喜駅で月一回、走行している「下工弁慶号」。
この「下工弁慶号」を巡って、「北勢線とまち育みを考える会」と「北勢線対策推進協議会」の間で対立が続いていることは既報のとおり。
このまま対立が続く中、どうなるのだろうと思っていた矢先、「下工弁慶号」を巡る情勢に触れた記事を見つけた。
「SLレンタル契約の終了期限迫る 三岐鉄道北勢線阿下喜駅」(中日新聞、2/16)
いつも通り要点を . . . 本文を読む
現在、札幌~旭川間は二種類の電車特急が競演している。
一本は785系を使用した「スーパーホワイトアロー」。
もう一本は国鉄時代からの781系を使用した「ライラック」。
このうち、後者の置き換え計画が発表された。
「札幌~旭川間特急列車の愛称名募集について」(JR北海道プレスリリース、2/14、pdf)
781系の置き換えで登場するのは789系1000番代。
今回は7編成35両が投入される予定。 . . . 本文を読む
赤字続きの近鉄養老線。
この養老線を今年7月を目処に上下分離方式による新会社に移行させることは既に決定済。
その養老線の経営を担う新会社の概要が近畿日本鉄道から発表された。
「養老線の事業形態の変更」(近畿日本鉄道ニュースリリース、2/14、pdf)
ニュースリリースの概要を整理してみる。
○養老線の事業形態を変更するため2月14日に第一種鉄道事業廃止届出書を国土交通大臣へ提出した。
○同時に . . . 本文を読む