Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

北海道ちほく高原鉄道、ついに力尽きる。

2005-03-28 04:51:03 | 鉄道(地方・専用線など)
いよいよ第三セクター鉄道で全線廃止される事例が出現する。
毎年度約4億円の赤字が出ているふるさと銀河線。北海道と沿線自治体による協議会は昨年6月、今年3月までに存廃を最終判断し、赤字解消の展望が開けない場合、2006年にバス転換で合意を見ていたが、結局その場では結論が出ずに取締役会での賛成多数で廃止が決まった。
廃止予定は2006年3月。来年4月から鉄道に代わってバスが走ることになる。

北海道ちほく高原鉄道の場合、既に廃止の声が大株主の北海道と沿線自治体から上がっており、バス転換は避けられないだろうと思っていた。
論点は、転換の時期がどれだけ遅くなるかどうかというだけで、事態の好転はよほどのことがない限り不可能と考えていた。
とはいえ、乗ったことのある路線が姿を消すというのは寂しいものがある。

「北海道の「ふるさと銀河線」が廃止へ」

2001年の夏に一度乗ったが、全線乗り通したのは自分一人という状況だった。
これでは先は厳しいなと思ったことをよく覚えている。
元々収支が悪く、国鉄時代に廃止されてもおかしくなかった路線が15年も生き残った。
そのことだけでも評価すべきなのかもしれない。

話は変わるが、世界ラリー選手権の1戦として、今年もラリー・ジャパンが開催される。
出来れば行ってみたいと思うが、昨年は北海道ちほく高原鉄道がツアーを募集していた。
予算とか日程の問題はあるけれど、北海道へ行ってみようかと漠然と考えている。

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