存廃議論が続いていた、いすみ鉄道。
その結論は8月に出される予定だったが、最終結論の調整がつかず10月中旬まで先送りにされた経緯がある。
そして、29日の「いすみ鉄道再生会議」で最終結論が出された。
「最終報告で2年間メドに存続決定・いすみ鉄道再生会議」(NIKKEI.NET、10/30)
「いすみ鉄道存続問題:当面存続 収支予測下回れば廃線検討も 再生会議方針」(毎日新聞、10/30)
両 . . . 本文を読む
秋深まる中、未だ紹介していないエピソードがあることに気づく。
それは夏の青春18きっぷを駆使した旅のエピソード。
という訳で、第一弾は大井川鐵道日帰り旅行の顛末を。
8月12日。
名古屋から普通電車を乗り継いで金谷に着いた。
目的は大井川鐵道の「ある列車」に乗るため。
その前に途中下車して走行写真でも撮れればいいかと思っている。
JRのホームから金谷に入線する大井川鐵道の電車を撮る。
元近鉄 . . . 本文を読む
電車を降り、どうしようか考える。
先刻、すれ違った鉄道友の会謹製のヘッドマークを掲げた編成が揖斐から戻ってくるのは17時20分。
約40分程時間が空く。
幸い、ホームでは小さいながらも養老線の歴史を紹介した写真展が開催されているので、それを見つつ一旦駅の外へ出た。
大垣駅前で見る太陽は沈みかけている。
本当に日が短くなったと思う。
北口へ出て樽見鉄道のディーゼルカーを眺めて時間を潰す。
こちら . . . 本文を読む
今年で開業50年を迎える名古屋市交通局東山線。
これを記念して、という訳ではないが15年ぶりに新形式車が登場することが明らかになった。
「名古屋市営地下鉄東山線、車いすに優しい車両を採用」(NIKKEI.NET、10/27)
記事の概要を整理すると次のようになる。
・新形車両を来年3月から6両一編成投入する。形式名は「N1000形」。
今後増備が進められる予定。
・新型車両はホームと床面の段差 . . . 本文を読む
10月から11月初旬まで続く、古書即売会三連戦。
その二戦目は、10月25日から30日まで開催される「パレマルシェ神宮 第17回秘蔵古書大即売会」。
今回は事前に目録が送られてきたものの、目ぼしい本が見当たらなかったので予約は見送った。
そして今日。
雨降る午後、会場を訪れた。
4階催事場は割と来場者が多かったように思う。
まぁこれは開催場所がいつもの名古屋古書会館と違い、神宮前駅直近の店舗が会 . . . 本文を読む
揖斐発16時15分の電車で大垣へ戻ることにした。
果たして「鉄道友の会」の記念ヘッドマークを三度拝むことはできるのだろうかと思いながら。
揖斐駅を出たとき、車内の乗客は2、3人程度だった。
それが大垣に近づくにつれて乗り込んでくる人が増えてくる。
良くも悪くも大垣が要石になっていることが窺える。
池野で揖斐行きと行き違う。
最初は「レトロ塗装」の復活だ、と喜んでいた矢先、マルーンの一色塗りに . . . 本文を読む
揖斐駅から少し離れて町並みを散策してみる。
しかし、目だった店はなく道行く人も少ない、よく言えば「落ち着いた」、逆に言えば「活気がない」駅前通りのように自分には思えた。
駅に戻り、駅舎を一枚撮る。
典型的な木造の駅舎。
ローカル線の終着駅に相応しい雰囲気を持っている。
駅前の広場もバスが発着する関係上、広く面積が確保されているので、写真撮影もしやすかった。
時計を見ると、大垣行きの入線時間が . . . 本文を読む
JR北海道のプレスリリースの画像を見て思う。
「一形式一両の使い道」はこんな所にあったのか、と。
保留車になっていたキハ160が試験車に供されていたとは思いもよらなかった。
「世界初の環境に優しい『モータ・アシスト式ハイブリッド車両』の開発に成功!」(JR北海道プレスリリース、10/23、PDF)
「ハイブリッド車両 JR北海道が開発」(asahi.com、10/24)
「JR北海道がハイブリッ . . . 本文を読む
電車は終着駅に着いた。
一緒に乗り合わせていたクラブ帰りの学生たちは出迎えの車やバスに吸い込まれ、あっという間に姿を消した。
物静かな空間が戻ってきた。
乗ってきた電車は3分間で大垣行きとして折り返す。
そんな僅かな時間では駅の「雰囲気」を味わうこともできやしない。
という訳で一本見送ることにした。
これで約50分弱の時間ができる。
出札口付近に鉢植えの花が飾られていた。
「祝 養老鉄道開業 . . . 本文を読む
大垣で養老線の電車を降りる。
ここで4分の待ち時間で揖斐線の電車へ乗り換える。
桑名から揖斐までの通し運転もあって良さそうな物だが、両線を直通する列車は一本もない。
両線を乗り通すだけの乗客が見込めないということが大きいのだろう。
実際、見ていると大垣で降りる人が殆どだった。
自分が乗ったのは14時55分発の揖斐行き。
先頭部には自転車が持ち込み可能な「サイクルトレイン」の表示が掲出されている。 . . . 本文を読む
友江駅で電車を待つ。
黄金色に染まった田んぼを眺めてみたり、待合室で持参してきた本を読んだりして時間は過ぎていく。
「一時間に一本」という運行間隔はこうした時間つぶしが出来るから精神的に余裕が出来る。
言い換えれば「撮影効率が悪い」という言い方も出来るのだが。
桑名から鉄道友の会名古屋支部(以下「鉄道友の会」)作成の開業祝賀ヘッドマークを掲げた電車が入線してきた。
前後でヘッドマークの色が違うか . . . 本文を読む
秋。
秋といえば「読書の秋」という訳で、古書即売会も盛んに行われる。
名古屋地区の今月から来月にかけての古書即売会は、次のようなスケジュールになっている。
10月19日から20日 「倉庫会」
10月25日から30日 「パレマルシェ神宮 第17回秘蔵古書大即売会」
11月 2日から 4日 「オールデイズクラブ」
とかような具合に、三週連続で古書即売会が開催される。
財布の中身が・・・とか言ってい . . . 本文を読む
西大垣から来た道を戻ることにした。
西大垣で頑張っても良かったが、お目当てのヘッドマークトレインまでの待ち時間が如何せん長い。
そこで桑名行きの電車に乗った。
車内は大垣からの通学生で立ち客が出る盛況ぶりだった。結局、数分乗って友江駅で下車。
対向式ホームを備えた交換可能駅というのが一番大きな理由だった。
電車を降りて構内を見回す。
単純な対向式ホーム二面の駅でないことはすぐに気づいた。
大 . . . 本文を読む
多度から電車に揺られて約50分。
西大垣駅に着いた。
この駅には養老鉄道の車庫が併設され、運転上の一大拠点となっている。
実際、定期列車の合間を縫って出入庫する電車が停車していたりして見ている方も退屈しない。
改札口を出て、今回も窓口で硬券入場券を買う。
8月に「近鉄」時代の西大垣駅を訪れて今回同様、硬券入場券を買っている。
両者の比較ができるという意味からも興味深い買い物だ。
さて、西大 . . . 本文を読む
多度発11時6分の電車で西大垣を目指す。
混雑している訳でもなく閑散としている訳でもなく、ほどよい混み具合と表現すれば良いのだろうか。
ローカル私鉄として考えると、結構乗っている方だと思う。
養老には11時35分に到着。
ここでも硬券入場券が売られているが、先週金山で開催された「鉄道の日イベント」で購入済みなので途中下車はしない。
養老駅でまた上下列車が交換する。
大垣方から桑名行が進入するが . . . 本文を読む