豊橋の路面電車について書くのも、これで3回目になる。
この前の日曜日、豊橋の路面電車に新たに登場した二形式の乗車と撮影を目的に行ってきたが、その途中で「レトロ電車」こと3702が駅前にやってくるのが見えた。
展示されている所は今月初めの撮影会で見ているが、動いている所を見るのは何年ぶりだろうか。
この電車には長年見慣れてきた「ストロークリームに赤帯」という固定観念が自分の中で出来上がっている。
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昨日に続いて、豊橋の路面電車について書いてみる。
赤岩口まで岐阜からやってきた780形に乗った。
今度は、同じく岐阜からの転入車である800形に乗ってみたい。
先日の撮影会の後、営業運転に入ったという話は聞いているが、生憎時間の都合で乗れなかった。
782を見送った後、しばらく車庫の中を眺めたりして時間を過ごしている内に、駅前からやってきた801が姿を見せた。
赤岩口電停に佇む姿を撮影する。 . . . 本文を読む
名鉄揖斐線で活躍していた780形を譲り受けた、豊橋鉄道780形。
連結器はなくなってしまったが、番号も名鉄時代そのままに8月2日から781が運転を開始した。
そして、今月7日に開催された赤岩口車庫の撮影会で塗装を終え、試運転を待つばかりとなっていた782も営業運転入りした。
その782に昨日乗車することができた。
前回は乗車する機会がなかったので、これ幸いと赤岩口まで乗車してみた。
車内は名鉄時 . . . 本文を読む
黒野と谷汲を結んでいた名鉄谷汲線。
2001年9月に谷汲線が廃止された後は、名阪近鉄バスが大野バスセンターと谷汲山を結ぶ「谷汲黒野線」として代替バスを走らせてきた。
しかし、電車時代に較べて代替バスの本数が大幅に減少したこと、運賃が値上げされた事から、ご多分に漏れず利用者は大幅に減少。
4月にこの代替バスを見かけた時、もはや空気を運んでいるに等しかったので、どこまで持つかと思っていた。
くしくも電 . . . 本文を読む
事の発端は数日前にやってきた宅急便から。
覚えのない古書店から「書籍」と品名が記された小包が届いていた。
送り主を見ると、先月京王百貨店で開催された「第55回東西老舗大古書市」に出ていた店だった。
確かに、その店に予約葉書を送ることは送ったが、こちらの希望する本は抽選で外れた旨を京王百貨店の担当者から聞いていた。
事の真偽を確認しようと思って送付した古書店に確認電話を入れたが、留守番電話になって . . . 本文を読む
今日、出張した際に名鉄7000系「パノラマカー」に乗り、転換クロスシートの座り心地を堪能した。
以前、名鉄7000系の終焉の時期について、「2010年をメド」とする新聞記事が掲載されていた事を紹介したことがある。
今回、名鉄自身によってそのタイムスケジュール通りに廃車計画が進行する事が明らかになった。
今月に入って7500系が姿を消したばかりというのに、感傷に浸るヒマもない。
「駅及び車両にお . . . 本文を読む
先々週の月曜日、青春18きっぷで東京から名古屋まで乗り通した。
その途中で色々と道草をしたが、その道中を記録したフィルムの現像がやっと全て上がってきた。
その中に吉原から出ている岳南鉄道の電車が写っていた。
元京王3000系の中間車を両運転台化したモハ7000形の単行電車が夏空の下、ゆっくりと鉄橋を渡っていく。
この日は貨物列車が動いている所を見ることは出来なかったが、この風景を見ただけでも十分 . . . 本文を読む
今日、つくばエクスプレスが開業する。
「常磐新線」という名前を聞いてから20年が過ぎ、ようやく開業の日を迎えた。
もっとも、車両自体は昨年甲種輸送で上京する所を何回も撮っているので、もう見慣れている感もあるけれど。
「つくばエクスプレス:地元から熱い視線 課題は利用者増の実現」(8/23、毎日新聞)
「つくばエクスプレス」という名前より、長年使用されてきた「常磐新線」の方が馴染んでしまっている . . . 本文を読む
東京に来ると必ずと言って良い程、神保町へ足を運ぶ。
もう10年近くのつきあいになるだろうか。
右を向いても左を向いても書店だらけ、ここでしか買えない本を購入できるというのが、足を運ぶ一番の理由になっている。
お隣の秋葉原ほど騒々しくないし、食事も旨い。
歳月の蓄積を経た結果、自分にとって東京で一番馴染みがあって落ち着ける場所になっている。
・・・と書いてきた割には、全部の書店を回りきっていない . . . 本文を読む
四日市から伊勢鉄道のディーゼルカーに乗る。
ディーゼルカーらしからぬ走りを堪能しつつも、何か物足りない。
何かないかなぁ・・・と思っている内に車庫のある玉垣駅に着いた。
構内には伊勢鉄道最後の「レールバス」となったイセⅡ型イセ4が佇んでいる。
何とかホームから撮れそうだし、特に急ぐ用事もない。
下車してホームから撮影する。
ついでに、こんな小物も撮っておく。
イセ4は1989年にイセⅠ型3両 . . . 本文を読む
名古屋駅から快速「みえ」で約30分。
別段用事のある旅でもないので、四日市駅で途中下車してみた。
最初に、貨物列車を牽引してきたのだろう、単機で一休み中のDD51 1801の姿が目に入ってきた。
更に駅舎側にはJR貨物色に更新されたDE10 1581(トップの画像)。
そしてホームの反対側には新・JR貨物色に更新されたDE10 1726がいた。
赤色ベースの新貨物色になったDE10自体は吹田 . . . 本文を読む
昨年の今ごろ撮った写真を引っ張りだしてみる。
砕石運搬に従事し、早朝にねぐらへ戻るデキ300形とデキ600形のプッシュプル列車。デキ300形が先頭に立っている。
走行時間が走行時間だけに、夏の間しか撮れない列車である。
しかも、いつ運転されるかわからない運頼みの列車でもある。
二両の電気機関車に挟まれる形で連結された貨車はホキ80形。JR東海ホキ800形を購入したものだ。
こちらは番号だけが変わ . . . 本文を読む
お盆休みも終わりを迎え、通勤電車にいつも通りの混雑が戻ってきた。
ここ数日の間は座席に座って、朝の読書を楽しんできたが、それもそろそろ終わりになりそうだ。
先週、神保町へ行ってきた際、新刊書、古書問わずに様々な本を買い込んできた。
昨日はその山から一冊を取り出して読んでいた。
それが、今回取りあげる本書である。
「軍艦島」という名前が廃墟に関心ある人の口に膾炙して久しい。
長崎市沖に浮かぶ、立 . . . 本文を読む
稲沢駅構内に佇む「スーパーレールカーゴ」ことM250系コンテナ電車。
この写真を撮ったのは前回の遭遇から一ヶ月近くが過ぎた2003年12月7日。
空はご覧のように、ドンヨリと曇っている。
「白昼堂々」と呼ぶには無理がある。
二回目の遭遇となった今回。
M250系第一編成は営業運転で絶対使用しないコンテナを搭載してやってきた。
というのも、M250系の営業運転では佐川急便が貸し切りで貨物を搭載す . . . 本文を読む
一昨日、東京から青春18きっぷを使って名古屋へ戻ってきた。
懐具合が厳しかった、というのが一番の理由だが、一度やってみたい事があった。
それは、「朝の熱海駅」構内での撮影。
なぁんだ、と思われる人もいるかもしれない。
東京を朝早い電車で出れば、熱海で「富士・はやぶさ」を撮影できる。
いくら夏場で日が長くなってきた(いや、もう夏至は過ぎているので段々短くなっているのだが)とはいえ、名古屋周辺では日 . . . 本文を読む