長良川鉄道の2005年度決算に関する記事を見る。
東海北陸道等、高速道路の整備が進み、少子高齢化が進む中苦戦が続いている長良川鉄道。
その状況を反映した決算だった。
記事の要旨は次のとおり。
○経常損失は約2億円と過去最悪の数値となった。これは昨年の豪雪で発生した除雪費約500万円、軽油の高騰による動力費約500万円等、営業費の増加が大きかった。
○鉄道事業本体の営業収入は5.3%減の約3億円 . . . 本文を読む
夏至は過ぎたとはいえ、まだまだ日の出は早い。
名古屋地区だと寝台特急「はやぶさ・富士」の走行写真を撮ることもできる。
もう少し早く起きれば寝台急行「銀河」も何とか撮れる。
昨夜、ネットを眺めていて「EF65 1118が下り「銀河」の先頭に立った」との情報が入ってきた。
全検前ということも手伝ってか、真っ赤な機関車が「銀河」の先頭にしばしば入っているという話はよく耳にしていた。
一度見てみようか、 . . . 本文を読む
7月2日に予定される「下工弁慶号」の公開運転まで一週間を切った。
管理委託先の「北勢線とまち育みを考える会」に対して北勢線対策推進協議会が契約解除通知を行っているため公開運転そのものが実施されるかどうか大変気にかかる所だ。
実際、北勢線対策推進協議会の構成員である桑名市は「委託契約は解除済」という認識を示していることが23日の中日新聞に掲載されている。
同時にこれまでの公開運転時における阿下喜駅 . . . 本文を読む
熊本から「SLあそBOY」が姿を消して一年近くになる。
蒸気機関車の煙は消えても観光列車の需要はあるということだろうか、JR九州から後継列車の概要が発表された。
「観光列車「あそ1962」熊本駅~宮地駅間に新登場!」(JR九州トピックス)
「観光列車「あそ1962」新登場!」(JR九州ニュースリリース、6/21)
今回登場する「あそ1962」はキハ58+28の二両編成。
お馴染みの水戸岡デザイン . . . 本文を読む
島原鉄道に全線乗った時、この駅で途中下車した。
車庫もあり、この路線の中心的な役割を果たしている重要な駅であることは頭に入っていたが、それを物語るような駅舎を外からゆっくり見たいと思ったからだ。
改札口を出て駅舎を見る。
建物の位置関係もあるが、地方私鉄の駅舎でカメラのファインダーに収まらない駅というのも珍しい。
それにしても立派な駅舎だ。
この建物を見に来ただけでもここまでやって来た甲斐は . . . 本文を読む
1952年の完成以来、ほとんど手が加わっていない尾張一宮駅。
反対側の名鉄一宮駅がすっかり綺麗になったものだから、その差は広がるばかり。
それこそ、「市の表玄関」はどちらだろうと錯覚してしまうぐらいに。
この状況はずっと放置されるのだろうか、と思っていた矢先、一宮市が駅建て替えを含めた報告書をまとめた事を知る。
24日の中日新聞の記事と合わせて読むと構想の概要を掴むことができる。
○駅ビルは . . . 本文を読む
JR豊橋駅から少し離れた所にある豊橋鉄道新豊橋駅。
改札口を出て通路を通らなければならず、乗り換えには少々難がある。
この新豊橋駅を移設し、豊橋駅と一体化する構想は以前から出ていたが、ようやく日の目を見ることになった。
「渥美線 新豊橋駅移設し複線化 08年度中の完成目指す」(中日新聞、6/22)
記事の内容だけでは位置関係がわかりにくいので、豊橋市ホームページの「豊橋渥美都市計画事業 豊橋東 . . . 本文を読む
粟生・北条町間3.7kmを結ぶ北条鉄道。
ここも第三セクター鉄道の例に漏れず赤字経営が続いているが、出資者である小野市が同線の経営から資本を引き揚げ全面的に撤退することが報道されていた。
「北条鉄道、小野市が経営撤退 「加西市との信頼損なわれた」」(神戸新聞、6/22)
「北条鉄道 小野市が全面撤退を表明」(asahi.com、6/22)
「北条鉄道:経営から小野市撤退 議員協議会で全会一致 加 . . . 本文を読む
山間の駅。
雨が降っていると趣が増すと思うのは自分だけだろうか。
ホームから終点・西藤原方面を眺める。
太平洋セメント藤原工場を背景に、近鉄富田行きの電車がやってきた。
この日は貴重な釣り掛け電車、600系が運用に入っていた。
近鉄富田行きの電車が発車した後、構内では太平洋セメント藤原工場からの貨車を迎えに来たED45形の重連が入れ換えを始めた。
一度西藤原方へ引き上げ、近鉄富田方面のホー . . . 本文を読む
広島電鉄の「被爆電車」こと650形。
1945年8月6日の原子爆弾で被災しながら車体更新や冷房化を受けて現在も4両が走り続けている。
しかし、新車の投入が相次ぐ中にあって朝ラッシュ時に運用を限定されるなど今後が気になっていた矢先、6月20日の朝日新聞に2両が引退する旨の記事が掲載されていた。
また、この2両の「今後」についても合わせて紹介されており、1両は広島市交通科学館への展示が決まった。
. . . 本文を読む
昨年11月にアクセス件数10万件を突破した。
それから8ヶ月が過ぎた。
昨日総アクセス件数が20万を突破し、また一つ記念すべき所へたどり着いた。
20日現在、gooブログが集計したアクセス件数は200,151件。
10万件を突破した時ほどの驚きはないが、それ以上に嬉しさと安堵が先に立つ。
10万件を越えた時のgooブログの総数は39万件。
今、この記事を書いている時点での総数は58万件弱、数で . . . 本文を読む
旧高千穂鉄道の資産を取得して運行再開を目指す、神話高千穂トロッコ鉄道。
予定では今年の夏、運行可能な区間での運転再開ということだったが、それが難しくなっていることが6月15日の朝日新聞に掲載されていた。
運転再開が遅れる理由は次のとおり。
○高千穂鉄道が国土交通省と連絡しながら事務を進めている、資産譲渡に関する書式が国土交通省の書式に合わせた細かな整理が必要になった。このため今月30日に予定され . . . 本文を読む
その時がやってきたのは想像以上に早かった。
ル・マン初デビューのアウディR10が1・3位フィニッシュを達成し、長いル・マン24時間レース史上初のディーゼルエンジン車優勝という結果に終わった。
それにしても、公式サイトを見ながらこれを書いているが、3位のアウディにトラブルが発生しなければ1・2フィニッシュの可能性も十分あった。
そう考えると本当に凄い車を送り込んできたと思わずにはいられない。
来 . . . 本文を読む
先日、小美玉市から「財政支援は困難」という見解が示された鹿島鉄道。
その一方で、もう一つの鍵を握る石岡市が鹿島鉄道の存廃に関する選択肢を提示していたことが16日の茨城新聞に掲載されていた。
石岡市が提示した選択肢は次のとおり。
○鉄道経営を担う事業者の新たな募集と決定
○県や沿線自治体が出資する第三セクター化
○国や県を含めた財政支援の延長
○廃止する場合は代替バスの手段等を整備した上で容認す . . . 本文を読む
「北勢線とまち育みを考える会」の手で三岐鉄道北勢線阿下喜駅隣地で展示運転が行われている「下工弁慶号」。
「安全が確保できない」として「北勢線対策推進協議会(以下「協議会」)」から運行中止を求められる中、展示運転が強行された。
これを受けて協議会は「下工弁慶号」の保守管理委託契約を今月4日に解除され、「北勢線とまち育みを考える会(以下「考える会」)」に対して「下工弁慶号」の返還を求めていた。
ボ . . . 本文を読む