銚子電鉄で初めて降りる駅。
線路沿いの菜の花の行列が印象的だった。
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比奈駅前を少し散策。
旧型車の廃車体を利用した物置を撮影したりして時間を潰す。
それにしても旧型車の物置は設置から結構時間が経っているにも関わらず、よく風雨に耐えているなと思う。
閑話休題。
その傍らでED40 3による貨車の入れ換えが黙々と続けられている。
ワム80000を押したり牽いたりと目まぐるしく動く様子が微笑ましい。
貨車を入れ換えている内に、こんなカットが撮れた。
貨車から解放さ . . . 本文を読む
岳南江尾から元来た道を辿る。
今度は運転台直後の席に座って「かぶりつく」ことにする。
単行の電車はゆっくりと住宅地の中を走る。
時間帯が中途半端なせいか、乗ってくる人は多くない。
それでも、行きに比べると多いとは言える。
岳南富士岡でも二、三人が乗り込んできた。
構内にはED50の他に、現役を退いた5000形が留置されている。
引退から約10年が経過しようとしているのに、解体されることなく未だ . . . 本文を読む
吉原を出た電車は東海道線に平行する形でしばらく走る。
そして線路は右に曲がる。
すると、そこは工場地帯。
というより、工場の中を走る。
もっとも新しいジヤトコ前など、その最たるものだ。
という訳だから、この辺りの駅で昼間から乗ってくる人はいない。
本吉原、岳南原田と電車は進む。
そして、この路線の最大の見所・比奈に到着した。
この駅では製紙工場への貨車が出入りしており、昼間も機関車による入換が行 . . . 本文を読む
神保町での古書探しを楽しみ、東京駅へ戻ってきた。
長い間探していた本が手に入ったので、滞在時間の割には成果の多い訪問だった。
お昼前の東海道線に乗り、熱海へ。
熱海、沼津と211系5000番台のロングシートに揺られて、午後の目的地・吉原に着いた。
時計を見ると14時を少し回ったところ。
岳南鉄道の小さなホームには単行の電車が発車を待っていた。
跨線橋を渡り、岳南鉄道乗り場へ移動する。
誰が使 . . . 本文を読む
存廃議論が続く秋田内陸縦貫鉄道。
赤字補填のために秋田県と沿線自治体が運営費用を補填することが常態化している。
その秋田内陸鉄道の存廃議論で興味を牽く記事を見つけた。
「秋田内陸縦貫鉄道:知事「存続厳しい」 今夏にも存廃の結論」(毎日新聞、2/29)
要点を整理しておく。
○秋田県知事は県議会での質疑の中で、経営が好転しなければ、廃止せざるを得ないとの考えを示唆した。
○秋田内陸縦貫鉄道の昨年 . . . 本文を読む
岩徳線川西駅と錦町を結ぶ錦川鉄道。
目下車両の世代交代が進んでいるところだが、その新車デビューを記念してこんなイベントを行うという。
「こもれび号&ひだまり号デビュー!」(錦川鉄道ホームページ)
「錦川鉄道:運賃あす限り5円 「ひだまり号」「こもれび号」導入記念」(毎日新聞、2/22)
新車二両のデビューに合わせて、2月23日限定で錦川鉄道全線、一回当たりの運賃を「5円」均一とするのが記念イベ . . . 本文を読む
経営困難に陥りながらも存続方針だけが決まっている福井鉄道福武線。
福井鉄道の親会社である名古屋鉄道が経営から撤退する姿勢を明確にしている中、福井県と沿線自治体がどう動くか気になっていた。
そんな思いを抱きつつ、21日に開催された福井鉄道存続問題に関する官民協議会の記事を見る。
「線路用地12億で取得 福武線存続問題で県と沿線3市」(福井新聞、2/21)
要旨を整理してみる。
・福井県と福井、 . . . 本文を読む
「鉄道会社独力での存続困難」という状況に陥っている福井鉄道。
同社の鉄道線を存続させるべく、福井県、沿線自治体、そして福井鉄道の親会社である名古屋鉄道が協議の場を設けて今後の方向性を論じてきた。
その枠組みが固まりつつあることが、NIKKEI.NETに掲載されていた。
「福井鉄道福武線、名鉄が10億円拠出後に撤退へ」(NIKKEI.NET、2/16)
要旨を整理しておく。
○存続に向けた方向性 . . . 本文を読む
茨城交通湊線。
既に行政主導の第三セクターによる存続が決まり、民間からの社長公募と社名の公募を行っていた。
その結果が出たことを知る。
「茨交湊線:第三セクター転換、社長に吉田さん 富山・万葉線から転身」(毎日新聞、2/7)
要旨をまとめておく。
・茨城交通湊線を第三セクター化するに際して公募を行っていた社長人事は、万葉線総務課次長の吉田氏が就任することになった。
・新会社名は「ひたちなか海浜 . . . 本文を読む
若桜発15時16分の1340D。
この列車で鳥取まで戻ろうと思う。
行きに乗ってきたWT-3301の鳥取方にWT-3001が増結され、二両編成になっている。
中途半端な時間に二両編成を運転するんだなと少々不思議な気分になる。
行きは最新鋭のWT-3301に乗ってきたので、帰りは開業時からのベテラン、WT-3001に乗る。
元々単行でも十分な輸送量。
しかも指向する方向は逆方向という訳で、二両編成 . . . 本文を読む
若桜鉄道の終着駅・若桜駅には三つの「名物」がある。
一つは古びた給水塔。
一つは旧国鉄時代から残る、ターンテーブル。
そしてもう一つが、兵庫県多可町からやってきたC12 167。
これらのお陰で単なる終着駅での折り返しが退屈なものにならなくて済む。
早速、「入構券」を買う。
入場券はあくまでもホームまで、SLやターンテーブルを近くで見ようと思ったらこの入構券が必要になる。
300円也。
窓口で . . . 本文を読む
郡家駅で若桜行の列車を待つこと、約一時間半。
ようやく列車が姿を見せた。
今回乗車するのは14時6分発の1337D。
鳥取からの直通列車だ。
というより、若桜鉄道の特徴として鳥取への直通便が多く設定されている点が上げられる。
若桜鉄道が交換設備のない一閉塞で運転されている以上、鳥取まで折り返すのも必要性があってのことか。
乗車したのは最新鋭のWT-3301。
ステンレス車だ。
車内は転換クロスシ . . . 本文を読む
JR東海道線大垣駅と樽見駅の間を結ぶ樽見鉄道。
かつてバブルの頃には「第三セクター鉄道の優等生」と呼ばれる程の好業績を挙げていたが、2002年度に史上最悪の約1.2億円の赤字を記録するなど、その面影は、今やどこにもない。
その樽見鉄道には沿線自治体などからなる「連絡協議会」による財政支援が行われている。
赤字続きの第三セクター鉄道に公金を投入し続ける是非が問われつつある今、連絡協議会の出した結論 . . . 本文を読む
東京からの帰り道、岳南鉄道に立ち寄る。
未乗車区間を乗って全線完乗を達成したのち、電気機関車が行き交う光景を見たくて、途中下車した。
希望叶って、ED40が何度も目の前を往復するのを見る事ができた。
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