三重県四日市市。
「コンビナートの街」という印象が強い。
特にJR四日市駅に降り立つとそれを強く感じる所だが、この街にLRT建設構想があることを知り驚いている。
「四日市市中心部に路面電車を 駅周辺の活性化目指す」(中日新聞、2/27)
「明日のために:四日市市、LRT運行を検討 超低床で電池式採用」(毎日新聞、2/27)
両紙の記事から計画の概要を拾ってみると、次のようになる。
○路線は、J . . . 本文を読む
去年12月に訪れた都電荒川線。
その荒川線に新車が登場することを知る。
「あなたが決める都電のデザイン 初の人気投票」(iza!、1/15)
「都電荒川線の新車デザイン投票を実施します。」(東京都交通局報道発表、1/15)
iza!の記事を見ると、今回の新車は「レトロ電車」9000形とは違い機能本位。
老朽化が進む7500系の置き換えを目的としており、来年3月を目処に2両を導入、その後平成22 . . . 本文を読む
広島電鉄で馴染み深い広島市のベッドタウン・東広島市。
その東広島市でLRT構想が持ち上がっていることを知る。
「東広島に次世代路面電車構想」(中国新聞、1/8)
東広島商工会議所が描くLRTの構想は次のとおり。
○西条駅前と広島大を結ぶ幹線道ブールバールの約4.2キロに軌道を敷きLRTを走らせる。
○電停は利用の多い市中央図書館や鏡山公園などを想定。
○商議所が提唱する宇宙科学博覧会の9年後を . . . 本文を読む
富山市が中心に進める富山地方鉄道富山市内線の環状化計画。
この計画については、昨年環状化ルートが決まり、あとは計画をどう具体化させるかだけが焦点になっていた感がある。
この点について、富山市が地域公共交通活性化法に基づく「上下分離方式」で事業計画を国に申請したことを知る。
「富山市、次世代型路面電車整備計画を申請」(NIKKEI.NET、11/16)
「『上下分離方式を採用』」(asahi.co . . . 本文を読む
来年末に登場する新型車両のデザインが一年以上前に明らかになる。
PR効果を狙ってのもの、というのは理解できるが、デザインがどうなるか想像する時間が短くなってしまうのはファンにとって痛し痒しというところか。
本題と離れてしまうが、今回の豊橋鉄道の発表を見てそんな事を思う。
「市内線全面低床車両(LRV)デザインが決定しました」(豊橋鉄道ホームページ、8/2)
「豊鉄がLRVデザイン決定」(東日新 . . . 本文を読む
福井新駅を出て、公園を抜ける。
公園を抜けると線路沿いに細い生活道路が見えてくる。
その途中から、こんな写真を撮ることができる。
デキ11。
どう見ても電動貨車だが、電気機関車だ。
この車は1924年製の二軸電動貨車をルーツとするが、1959年に車体・台枠等の更新を受けて現在に至っている。
二軸電動貨車をボギー車にするという改造歴を持っている訳で、そういった意味からもユニークな車だ。
目下の任 . . . 本文を読む
西武生での200形撮影会の傍ら、時間を見つけて車庫脇の側線に留置されている車両を撮ってみた。
いくら撮影会のメインが200形とはいえ、同じ被写体を見続けているのも芸がない。
何しろ車庫の中にいるのだから。
デキ3。
青い小さな車体が印象的な凸形電気機関車。
1951年製の元名古屋鉄道デキ111。
主に西武生工場の入れ換え機として使われている。
名鉄からの車両転入時にはこの機関車が入れ換えに使わ . . . 本文を読む
珍しく青春18きっぷの使えない三連休に遠征してみれば、台風情報に怯えるわ、台風が去って安心した直後に地震に遭遇するわで疲れた。
それはさておき、途中で放り出した形になっている福井鉄道のイベントの話を整理しておかなければ、と思う。
福井鉄道のイベントは200形の三連続運転だけでは終わらない。
7月7日・8日の午後は西武生車庫に200形三編成を並べて撮影会を開催する。
・・・こんな具合にファン心理を . . . 本文を読む
さて、いよいよ「お目当て」が姿を見せる。
登場時の塗装に復刻された203号車がやってきた。
この頃になると、歩道や市役所前電停にはカメラを構えた鉄道ファンの姿がかなり目立つようになってきた。
穏やかな街の雰囲気が少々変わってきたような気もする。
そのただならぬ様子を歩行者も感じており「特別な列車が通るんですか?」と聞いてくる人もいた。
その203号車、市役所前電停に入線する間際に武生新へ向かう . . . 本文を読む
田原町へ向かった201号を見送ると、俄然やる気が湧いてきた。
ようやくイベントが始まったという実感が出てきたと言った方が正確かもしれない。
そんな中、三連続運転の二本目となる202号が市役所前に近づいてきた。
市役所前到着は11時ちょうどの予定。
広告塗装車から解除され、770形や880形、800形と同じ「新福井鉄道色」を纏っている。
この塗装が施された200形は初めて見る。
堂々と交差点 . . . 本文を読む
今回の三連続運転を撮るに当たって、撮影地をどうしようか考えた。
手慣れた三十八社付近で撮るのも手だし、モハ140形さよなら運転で撮った日野川鉄橋で撮るのも一つの手だと考えた。
しかし、天気予報を横目で見つつあれこれ悩んだ結果、一番馴染みのある市役所前付近で撮ることにした。
この辺りで待っていれば200形の新旧塗装の並びを見ることができることも大きい。
そうこうしている内に三連続運転のトップバッタ . . . 本文を読む
7月8日。
天気を気にしながら福井駅前に降り立った。
目的は福井鉄道200形の三本連続の定期運行。
名鉄からの転入車が幅を効かせる中、運用範囲が狭められた200形。
以前は広告塗装車として使われてきたが、運用範囲が狭められれば広告塗装車としての使命も終わる。
それを逆手にとったか、福井鉄道は3本在籍している200形の塗装を全て違うものとした。
その中には登場時の塗装を復刻したものもあれば、今880 . . . 本文を読む
鉄道友の会が毎年選定する「ブルーリボン賞」。
2007年は50回目の歴史の中で二度目の路面電車受賞となった。
「2007年 ブルーリボン・ローレル賞選定車両」(鉄道友の会ホームページ、6/30)
ブルーリボン賞は富山ライトレールのLRV、0600形が受賞したが、最初にこの話を聞いた時、「ローレル賞の間違いでは?」と思った。
個人的にはここが受賞するのは「ローレル賞」という先入観がそうさせたのだ . . . 本文を読む
堺市が進めるLRT計画。
その計画の概要については、以前紹介したことがある。
特徴としては車両や施設は堺市が保有、運行は民間企業が担う「公設民営」方式の経営形態を取ること。
そして、その前提となる民間企業については公募で決定することとされていたが、公募に応じたのは相互乗り入れ先となる阪堺電気軌道と親会社の南海電鉄。
両者が共同で経営を希望していることを堺市が明らかにしたことが4月24日のNIKKE . . . 本文を読む
今日は、豊橋の「レトロ電車」として長年親しまれてきたモ3702号車の運行最終日。
きっと大勢のファンが現地を訪れているだろう、と思いながら先週日曜日の出来事を綴っている。
豊橋での元名古屋市電同士の離合劇を目撃した後、駅前大通まで歩く。
そしてやってきた運動公園前行きに乗る。
奇しくも元名古屋市電1400形の3102が使用されていた。
車内は鉄道ファンと高校生で満員。
結局、終点運動公園前まで . . . 本文を読む