空模様は相変わらずの曇り。
銚子へ戻っていったデハ801が外川へ行く所を一枚撮ろうと考えて待つ。
貴重な吊掛車のモーター音を聞いていたいというのもあった。
そして、デハ801が銚子から戻ってきた。
どうせ単行だろうと思ってカメラを構える・・・が。
外川方にデハ701を増結した二両編成で犬吠駅を発車してきた。
全く予想外の出来事だけにタイミングを外され茫然と見送ることしかできなかった。
単行運転 . . . 本文を読む
「わたらせ夢切符」の予想を下回る販売実績に端を発した、わたらせ渓谷鉄道の支援問題。
この問題に一応の決着がついたことを新聞記事で知る。
「わたらせ鉄道の2億円超の赤字、沿線3市が補てん」(NIKKEI.NET、5/29)
「わたらせ渓谷鉄道:再生、県が支援に前向き」(毎日新聞、5/29)
要旨を整理してみる。
○群馬・栃木両県と桐生、みどり、栃木県日光3市の出資自治体で構成する「わたらせ渓谷鉄 . . . 本文を読む
須ヶ口で中部国際空港へ向かう「ラブピカ号」を撮る。
岐阜・津島方面ホーム、岐阜方先端から名古屋方面ホームに入線する電車を撮ることができる。
4両編成までなら問題なく直線に収まるものの、それ以上はカーブに隠れてしまうとか、一部特別車特急の場合、特別車側しか撮れないという致命的な欠点があるものの、個人的には気に入っている撮影場所だ。
話が逸れてしまった。
本題に入る。
その「ラブピカ号」が走り去る . . . 本文を読む
5月27日から運行を開始した、名鉄の「ポケットモンスター」ラッピング電車第三弾「ラブピカ号」。
運行初日の昨日、神宮前で撮ってみることにした。
運行開始式典が中部国際空港10時10分から始まることは既に発表済みなので、その前運用も把握できる。
という訳で金山9時39分発の特急490レを狙ってみる。
その「ラブピカ号」には2200系トップナンバーの2201Fが充当されている。
490レ入線直後 . . . 本文を読む
山口県下松にある日立製作所を出発した関東私鉄向けの電車は甲種輸送で東京を目指す。
この甲種輸送列車9862レは土曜日の朝、名古屋地区を通過する。
今年はこのスジで東京メトロ10000系の甲種輸送がコンスタントに行われている。
東京メトロ10000系の甲種輸送を撮るのはこれで三回目。
昨年5月の第一編成撮影時はEF210 6。
先月の第七編成撮影時はEF66 10。
・・・と撮影する度に牽引する機 . . . 本文を読む
2011年春に迫った九州新幹線全線開通。
全線開通と同時に九州新幹線と山陽新幹線が相互に直通運転することは既に発表済み。
この件で最大の関心事となっていたのはどの車両が乗り入れに使用されるのか、ということ。
その答えが5月25日の西日本新聞に掲載されていた。
「JR九州・西日本 鹿児島中央‐新大阪乗り入れ 新型車両を共同開発 来年度試作」
記事の要旨は次のとおり。
○JR九州は2011年春の九 . . . 本文を読む
乗ってきた電車で外川から折り返す。
そして、犬吠駅で下車。
観光の拠点駅として位置づけられているためか、ここで乗り降りする人は多い。
駅そのものについての感想等は後日に譲ることにしたい。
駅を出て空を見上げる。
空は曇り。
曇っているだけならまだいいが、今にも雨が降ってきそうな雲ゆきだ。
天気を嘆いていても仕方ないので、犬吠駅を出てすぐ、外川方の踏切近くでカメラを構える。
目の前をデハ801が . . . 本文を読む
「二度あることは三度ある」。
今回の名鉄のニュースリリースを見て、その言葉がまず浮かんだ。
「ポケモン共同キャンペーン「ラブピカ Project」第2弾 ポケモンキャラクターをラッピングした2200系車両「ラブピカ号」の運行を開始」(名古屋鉄道ニュースリリース、5/23)
名鉄では既に「ポケモンラッピング」編成が二本走っている。
今回は2200系が充当され、三本の「ポケモンラッピング」編成が走 . . . 本文を読む
カーナビでお馴染みのGPS。
これを鉄道の制御に応用できないかという研究が始まったことを毎日新聞の記事で知る。
「GPS:鉄道制御の研究開始 ATSより安価 国交省など」(5/21)
記事の要旨は次のとおり。
○国土交通省と信号メーカーなどが今年度からGPSで鉄道の運転を制御する研究を始めた。
○今回の研究は列車の走行位置を把握し、制限速度を超せば自動的に停止するというもので、現行のATS方式に . . . 本文を読む
2004年10月の台風23号で被災し、猪谷・角川間が不通になっていた高山本線。
被災一年後、不通区間を代行バスで通ったが、バスの車窓から見える被災状況の凄まじさに全線復旧できるのかなと少し懐疑的な気分になったことを思い出す。
その不通区間が9月8日に全線復旧することがJR東海から発表された。
「高山線全線の運転再開について」(JR東海ニュースリリース、5/21)
「JR高山線、9月8日に全線再 . . . 本文を読む
2月に紹介した「地域公共交通の活性化・再生法案」。
赤字ローカル線の再生やLRTの導入に向けて審議されていた法案が「地域公共交通活性化法」として成立したことを知る。
「交通活性化再生法が成立 赤字鉄道の生き残り支援」(東京新聞、5/18)
「地域公共交通活性化法が成立」(NIKKEI.NET、5/18)
記事の要旨を整理すると、次のようになる。
○赤字ローカル線の生き残り策やLRTの導入などを . . . 本文を読む
今年10月に新会社「伊賀鉄道」へ移行することが決まっている近鉄伊賀線。
3月の伊賀鉄道発足報道では明確になっていなかった沿線自治体・伊賀市の同社への支援策に関する記事を見る。
「近鉄伊賀線:伊賀鉄道に年間最大6000万円支援 市、近鉄などと合意」(毎日新聞、5/19)
支援策の概要は次のとおり。
○2007年度から2016年度までの10年間、伊賀市は年間最大約0.6億円もしくは赤字額から資本費 . . . 本文を読む
電車を降りて回りを見る。
構内に留置されていた電車は仲ノ町へ移動したのだろう、影も形もない。
終端部を撮る。
線路はホームから少し離れた所で終わっている。
駅舎内に入る。
まさに「時が止まった」ような空間がそこには広がっていた。
最後にやってきた10年前と雰囲気は良い意味で変わっていない。
思わず安堵してしまう。
手書きの運賃表やその隣の「小荷物貨物取扱駅」の看板。
もう何十年前の駅だろうか . . . 本文を読む
南部縦貫鉄道キハ10形。
開業時から1997年の営業休止まで一貫して主力として活躍を続けたレールバス。
その丸っこい風貌と塗装から「焼タラコ」などと呼ばれていた。
営業休止一年前に野辺地から七戸までレールバスに揺られて往復したが、二軸車特有の突き上げる乗り心地が印象に残っている。
そのNゲージがトミックスから出ていることは知っており、手元に置いておきたいと思っていた。
が、店頭で見かけることはな . . . 本文を読む
九州新幹線開業時に分離された八代・川内間を経営する第三セクター・肥薩おれんじ鉄道。
開業時の予測を下回る経営状況を改善する一助として出されたのが、「熊本・鹿児島中央両駅への直通列車運転構想」。
最初にこの構想を聞いたのは昨年5月だが、乗り入れを希望する肥薩おれんじ鉄道に対してJR九州の対応が芳しくなかったこともあって話は進まなかった。
そして一年が過ぎ、交渉の最新状況が明らかになった。
「肥薩お . . . 本文を読む