アウディとプジョー。
本格的なディーゼルエンジン車同士の対決となった今年のル・マン24時間レース。
勝ったのは昨年に続いてアウディR10だった。
一位のアウディと二位のプジョーの周回数の差は10周。
アウディもプジョーも一台ずつリタイアする展開となったが、この周回差を見ると来年が楽しみになってきた。
プジョーの方は複数年の参戦を予定しているだけに今年の雪辱を果たそうとするのは必至。
ディーゼルエ . . . 本文を読む
「24時間」というのは経過するのが早い、と公式サイトの時計を見て思う。
LMP1クラスは相変わらずアウディR10がプジョー908に5周の差をつけてリード。
3位にもプジョー908がついており、こちらはトップから7週差。
先頭のアウディにトラブルが生じれば逆転は可能だが、残り時間を考えるとちょっと考えにくいかなと思う。
去年大激戦だったLMGT1クラス。
アストンマーティンとコルベットががっぷり . . . 本文を読む
今週末、毎年ル・マン24時間レースが始まった。
TV中継はおろか、インターネットでの速報も少ない。
何しろ予選の状況すら公式HPでしか知ることはできなかった。
今年の見所はアウディとプジョーの両ディーゼルエンジン車の対決。
去年デビューウィンを果たしたアウディが昨年に続いて勝つのか、プジョーがディーゼルエンジン車のデビューウィンを達成するのか。
・・・で、約10時間経過した時点の順位を見るとや . . . 本文を読む
その時がやってきたのは想像以上に早かった。
ル・マン初デビューのアウディR10が1・3位フィニッシュを達成し、長いル・マン24時間レース史上初のディーゼルエンジン車優勝という結果に終わった。
それにしても、公式サイトを見ながらこれを書いているが、3位のアウディにトラブルが発生しなければ1・2フィニッシュの可能性も十分あった。
そう考えると本当に凄い車を送り込んできたと思わずにはいられない。
来 . . . 本文を読む
今年のル・マン24時間レースもいよいよ大詰め。
公式サイトから目が離せない状態が続いている。
総合順位はNo.8のアウディR10が首位をキープ。
これをNo.17のペスカロロ・ジャッドが追いかける展開は変わらない。
しかし、前回に比べると周回数の差は二周から四周になった。
ベストラップを見てもNo.8が3:32.062、No.17が3:35.770と差が開いている。
全く、今年のアウディは化け物 . . . 本文を読む
公式サイトの情報だけを頼みにレースの展開を追う。
数字の羅列と断片的な文字情報だけでは「臨場感」とは程遠い。
さて。
そんな繰り言を書いていてもキリがないので、現時点での状況を眺める。
LMP1クラスはカーナンバー8のアウディR10が221周を走行中。
これをカーナンバー17のペスカロロ・ジャッドが追いかけている。
その差は二周。先頭を行くアウディに何かあれば逆転もあり得る。
まだまだ気が抜けな . . . 本文を読む
今年は地上波はもちろん、衛星中継もないル・マン24時間になってしまった。
従って公式サイトの情報だけが頼りという、些か心許なく寂しい状況になっている。
今年注目はやっぱり二台のアウディR10だろうか。
ディーゼルエンジンでル・マン24時間レースを制覇しようという挑戦は一見すると順調のように見える。
予選でもフロントローを独占してみせ、3月に開催されたセブリング12時間耐久レースで優勝した勢いをそ . . . 本文を読む
ジュネーブ・モーターショーに「SX4 WRCコンセプト」を出展したスズキ。
単なるコンセプトモデルには見えないなぁと思っていたが、期待通りの「参戦」が発表された。
参戦自体は来シーズンの8月から。
そして、開発するのは今回のコンセプトカーをベースとしたWRカー。
WRカーで参戦するメーカーが減りつつある中、大変嬉しいニュースだ。
しかも「5年以上のスパンで考えている」という所から、WRC参戦が . . . 本文を読む
今年も1月下旬のモンテカルロ・ラリーを皮切りにWRCが始まった。
現在、第二戦スウェーデンまでが終わり、新型フォーカスを駆るM.グロンホルムが二連勝、去年のチャンピオン、ローブのシトロエンが連続二位、と予想通りと言えば予想通り、スバルが上位に来なければまぁこうなるか、という展開となっている。
WRCに参加している日本メーカーはスバルとスズキの二社。
これらに昨シーズンオフにワークス活動を休止しプ . . . 本文を読む
去年の今頃も同じようなことを書いていたが、「Sports-Car Racing」の最新号が手元に届いた。
最新号の特集は「V12に固執するGTレース」。
「ついて来られる人だけついて来い」という内容だが、相変わらず面白い。
特にアストンマーチィンDBR9の記事がツボ。
あの爬虫類的なフロントマスクが妙に気に入っているので、大変興味深く読めた。
そして、何と言っても驚いたのがアウディの次期ル・マ . . . 本文を読む
毎年定期的に出ていた本が終了する時、どんな思いを抱くのだろう。
どの書店の車コーナーに積まれている徳大寺有恒氏の「間違いだらけのクルマ選び」。
この本が来年1月下旬の「最終版」を以て終了する事が発行元の草思社のホームページに掲載されていた。
考えてみれば最初にこの本が出たのは30年前。
それから延々と書き継がれてきた事になる。
最初に「間違いだらけのクルマ選び」を手にしたのは、確か大学生の時だっ . . . 本文を読む
F1最終戦、中国GP。
既にドライバーズタイトルは決まり、楽しみはコンストラクターズ・タイトルがルノーかマクラーレンのどちらの手中に収まるか。
しかし。
その最終戦の録画を忘れ、途中からTVを見るハメになった。
何ともツイていない。
結果は、コンストラクターズ・タイトルもルノーの手中に収まった。
しかし、個人的にはミナルディの最終レースという印象の方が強いレースだった。
考えてみれば、80年代 . . . 本文を読む
今年のル・マン24時間はアウディR8が優勝した。
結局、個人的に期待していた童夢+無限の「ジム・ゲイナー」はリタイア。
一時は三位を走っていただけに残念なこと、この上ない。
そんなレースの裏側ではこんな動きがあった。
2005年限りでWRCから撤退することを表明しているプジョー。
次の舞台は「ル・マン24時間」をはじめとする耐久レースを選択した事が発表された。
しかも・・・。
ディーゼルエンジ . . . 本文を読む