10月1日のJR東海ダイヤ改正。
その顔となる313系5000番台が改正を前に8月下旬から営業運転に入っている。
211系0番台の運用を置き換える形で運用入りしたようで、休日ダイヤ名物だった名古屋16時42分発の新快速5242Fも既に置き換えられている。
313系5000番台の外観上の最大の変更点は前照灯がHIDになったことと、方向幕がLED表示になったこと。
やっぱりそれを強調するには、やは . . . 本文を読む
路上の表示が意味を失う日がやってきた。
「桃花台東駅まで0.2km」。
すっかり掠れてしまった文字がこの路線の結末を象徴しているような気がする。
という訳で、自分にとっての桃花台線最終日は早朝の桃花台センター駅から始まった。
時計を見ると6時前。
今日限定で「ありがとうピーチライナー桃花台線フリー乗車券」が販売されていることもあり、窓口の前には行列ができている。
「行列」と言っても10人程度。 . . . 本文を読む
名古屋鉄道が2006年度からの5年間で車両を大規模に投入することは既に中部経済新聞で報道されているものの、当事者である名鉄の発表はまだだった。
その世代交代計画の詳細が名古屋鉄道から、ようやく公表された。
「「特急政策の見直し」と「平成19年度の車両新造計画」について(PDFファイル/172KB)」(名古屋鉄道ニュースリリース、9/29)
ニュースリリースを見ると、「特急政策の見直し」と「今後 . . . 本文を読む
大館から「かもしか2号」に乗って一時間ちょっと。
12時28分に秋田駅に着いた。
それにしても秋田までの道中は結構堪えた。
何が堪えたかというと、揺れの激しさ。
速度が出ていることは感覚的にわかるものの、横揺れが激しいのは個人的にマイナスか。
その「かもしか2号」は折り返し「3号」として青森へ向かう。
折り返し時間は僅か15分。
右側には新潟行「いなほ10号」が出発待ち。
この二列車が同じ48 . . . 本文を読む
鷹ノ巣から30分ほど列車に乗り、大館で降りる。
白地に赤いラインが入った盛岡支社の塗装を纏うディーゼルカーが出迎えてくれた。
そう、この駅は花輪線の起点でもある。
花輪線と言えば、国鉄型車両の宝庫。
具体的にはキハ58、52の二系列が主力を担うという、JRでは大変珍しくなった路線だ。
実際、花輪線の列車が発着する3番ホームを見ると、11時6分発の快速「八幡平」が発車を待っている。
こうした地 . . . 本文を読む
1988年まで青森・函館間を結んでいた青函連絡船。
その名残は青森港の八甲田丸と函館港の摩周丸に求めることができる。
その青函連絡船が辿った航路を再び甦らせようという構想の存在を23日の東奧日報の記事で知る。
構想の概要は次のようになる。
事業主体は東日本フェリーを運営する運行会社「リベラ」。
現在青森フェリーターミナルと函館フェリーターミナルを結んでいるが、来年夏からの新型高速フェリー就航に . . . 本文を読む
阿仁合駅から秋田内陸縦貫鉄道の旅は再び始まる。
9時11分発のスカイブルーのディーゼルカーはゆっくりと動き出した。
発車直前、数人が乗り込んできたので車内は少し賑やかになった。
阿仁合から4駅目の阿仁前田で対向列車との交換のため停車。
運転士に一言断りを入れてホームに出る。
この看板の表示に吹き出してしまった。
警報機の表示は結構バリエーションがある。
例えばユニークな表示で有名な福井鉄道だと . . . 本文を読む
広島県が山陽本線白市と広島空港を鉄道で結び、アクセスルートを整備する構想。
この構想が断念に追い込まれたことが26日のNIKKEI.NETに掲載されていた。
この構想は広島市から40km離れている広島空港との鉄道系アクセス整備を目的とするもので、在来線方式かHSSTのいずれかの採用を目論んでいた。
1995年の時点では最高時速210kmのHSST方式の建設が決まっていたが何故か見送り。
時速10 . . . 本文を読む
秋田内陸縦貫鉄道の車両は基本的に二種類の系列に分類される。
一つは普通列車として使用されるAN-8800形。
そしてもう一つが今回取りあげるAN-8900形だ。
こちらは1989年の全線開通時に運転を開始した急行「もりよし」用の系列だ。
こちらは5両が在籍している。
片側非貫通、先頭部はパノラマタイプ。
基本編成はAN-8901+AN-8902、AN-8903+AN-8904として背中合わせで . . . 本文を読む
肥薩おれんじ鉄道が低迷する利用実績を少しでも向上させようと考え出した、JR熊本・鹿児島中央両駅への直通列車運転構想。
この構想の存在は5月に明らかになっているが、約三ヶ月後のJR九州の反応は芳しいものではなかった。
このため、構想自体がお蔵入りしたのかと思っていた。
しかし実際は協議が進んでいることが23日の南日本新聞に掲載されていた。
記事の要旨は次のようになる。
○鹿児島県は22日の県議会 . . . 本文を読む
阿仁合駅の構内には秋田内陸縦貫鉄道の車庫が併設されている。
これが結構広い。
現在主力となっているAN-8800形は9両。
更新時に塗装を変更し、一両一両がそれぞれ異なった塗装になっている。
ここまで乗ってきたAN-8803はオレンジ色。
AN-8804は1988年に登場した時の塗装そのまま。
第三セクター鉄道の開業ラッシュの時は、このように太いラインを斜めに入れた会社が多かったことを思い . . . 本文を読む
JR東日本と東京都が主張する「解体再築方式」を国立市が受け入れるか否かが焦点になっていた、この問題。
結局、国立市がJR側の意向を受け入れたことが23日の東京新聞に掲載されていた。
国立市はJR東日本に現駅舎の「丁寧な解体」を求め、解体された部材は市が保管する。これに要する保管倉庫の建設費用等650万円が22日の市議会定例会で可決された。
まずは時間切れで部材の保存もなく解体、という最悪の結末を . . . 本文を読む
昨日・今日の二日間瀬戸市で開催されている「来る福招き猫まつり in 瀬戸」。
今年で第11回目となるこのイベントをPRしようと、名鉄瀬戸線で「招き猫」のイラストを描いた電車が走っている。
栄町へ向かう6000系に掲げられたイラスト入り系統板を見る。
招き猫のイラストが微笑ましい。
一瞬だけしか見えないのが惜しい。
この列車が栄町から折り返してくるところを撮る。
前回の「せともの祭」の時とは . . . 本文を読む
11月末で「地域の足」としての役割を終える神岡鉄道。
その線路を観光鉄道として残そうという構想が飛騨市長から明らかにされた。
「神岡鉄道廃止後は観光鉄道運行 飛騨市が検討」(岐阜新聞、9/20)
「産業遺産として「神岡鉄道」存続を 飛騨市長が構想表明」(中日新聞、9/20)
要旨を整理してみる。
(前提条件)
飛騨市は企業の保有する情報をバックアップする地底危機管理センター建設プロジェクトや、 . . . 本文を読む
比立内駅での小休止を終えた列車は田園風景の中を走る。
そして、8時47分に終点阿仁合に到着した。
角館からの列車10本の内、阿仁合が終着となる列車は6本。
実に半分以上の便で乗り換えが必要になる。
自分もここで鷹巣行に乗り継ぐことになる。
その鷹巣行きが発車するのは9時11分。
駅の内外を見て回るには十分だ。
この阿仁合駅、構内に車庫を持ち秋田内陸縦貫鉄道の心臓部としての役割を担っている。
. . . 本文を読む