日が沈みつつあるにも関わらず、鳥取駅での撮影は続く。
やはり興味を惹く車両が多いと長居してしまう。
キハ33の撮影に熱中している傍らで、倉吉方から二両編成のディーゼルカーが入線してきた。
米子始発の254Dだ。
未更新のキハ47の二両編成ということで、最初はあまり気に止めていなかった。
3番線に移動して2番線の様子を窺う。
そこに信じられない車両を見た。
ライトグリーンをベースにした車体色に、 . . . 本文を読む
2番線に入線した、キハ47と謎の角張ったディーゼルカーの二両編成。
キハ47の方はともかく、角張ったディーゼルカーの方が気になる。
角張ったディーゼルカーの正体は、正面を見ていともあっさり解けた。
キハ33。
JR西日本が50系客車を二両だけ改造して登場させたディーゼルカーだ。
以前見かけた時は境線にいた。
というより同線で活躍している時の印象しかない。
境線での活躍場所を失ったと聞いて、何処 . . . 本文を読む
若桜から乗ってきた二両編成のディーゼルカーは鳥取に着いた。
下車する時、こんなに人が乗っていたのかとその多さに驚く。
その反対側では特急「スーパーいなば8号」が出発を待っている。
使用される車両はキハ187系。
智頭急行や郡家駅で見慣れた車だ。
キハ187系は2001年から営業運転に入ったJR西日本の新世代ディーゼルカー。
登場時一部で「デザイン不在」と言われたが、機能的に割り切ればこうなるか、 . . . 本文を読む
若桜発15時16分の1340D。
この列車で鳥取まで戻ろうと思う。
行きに乗ってきたWT-3301の鳥取方にWT-3001が増結され、二両編成になっている。
中途半端な時間に二両編成を運転するんだなと少々不思議な気分になる。
行きは最新鋭のWT-3301に乗ってきたので、帰りは開業時からのベテラン、WT-3001に乗る。
元々単行でも十分な輸送量。
しかも指向する方向は逆方向という訳で、二両編成 . . . 本文を読む
中部国際空港が開港し、「ミュースカイ」が走り始めて3年が経った。
それを記念して名古屋鉄道が「ミュースカイ」に記念ラッピングを施して運行することについて触れたのは一週間近く前。
そのラッピング電車「ありがとう!セントレア3周年号」を昨日一日(いや、「半日」と表現するのが正確か)追ってみた。
運行開始式典に使用される快速特急は、名鉄岐阜を10時35分に発車する。
その前運用でラッピング車は名鉄岐阜 . . . 本文を読む
4月から運用を開始する西武の新車・30000系。
「スマイル」と会社側が表現しているように、正面デザインに曲線を多用しているのが特徴となっている。
その第一編成の甲種輸送が25日、メーカー・日立製作所のある下松を出発した。
幸いなことに今日の朝、名古屋地区を通過するのでこれを狙ってみた。
EF66 112に牽かれて甲種輸送列車が静かに近づいてくる。
いつも新形式の甲種輸送を眺める度に思うことだ . . . 本文を読む
若桜鉄道の終着駅・若桜駅には三つの「名物」がある。
一つは古びた給水塔。
一つは旧国鉄時代から残る、ターンテーブル。
そしてもう一つが、兵庫県多可町からやってきたC12 167。
これらのお陰で単なる終着駅での折り返しが退屈なものにならなくて済む。
早速、「入構券」を買う。
入場券はあくまでもホームまで、SLやターンテーブルを近くで見ようと思ったらこの入構券が必要になる。
300円也。
窓口で . . . 本文を読む
若桜駅に着いた列車からホームに降り立つ。
すると目に入ってきたのは「歓迎ようこそ若桜へ」の文字。
こうしたメッセージを見ると何だかホッとする。
改札を出て駅前に出る。
若桜駅に対して抱いていたイメージは「山間の静かな駅」というものだったが、駅前に結構な大きさのスーパーがあったのには驚かされた。
事前に抱いていたイメージがガラリと変わってしまった。
道には雪が積もっていた。
それを横目に一枚シ . . . 本文を読む
昨日、「Simplex's Memo」のアクセス数が50万件を超えた。
2004年にこのブログを立ち上げて以来、ここまでアクセス件数が伸びるとは予想もしなかった。
これは10万件単位でアクセス件数が増えていく度に、いつも思うことだけれど。
それにしても、「50万」という数字が何と重みのあることか。
これで一区切りついたかと思うとホッとした気分だ。
さて、去年7月の時点で40万件を突破しているから . . . 本文を読む
郡家駅で若桜行の列車を待つこと、約一時間半。
ようやく列車が姿を見せた。
今回乗車するのは14時6分発の1337D。
鳥取からの直通列車だ。
というより、若桜鉄道の特徴として鳥取への直通便が多く設定されている点が上げられる。
若桜鉄道が交換設備のない一閉塞で運転されている以上、鳥取まで折り返すのも必要性があってのことか。
乗車したのは最新鋭のWT-3301。
ステンレス車だ。
車内は転換クロスシ . . . 本文を読む
古本を買い続けて、もう二十年近くになる。
もうそんなになるのか、と過去を振り返って思う。
主に鉄道関係の本を中心に買い続けてきたが、最近は「鉄道ピクトリアル」を創刊号から揃えるべく、そのバックナンバーを探し続けてきた。
1960年代はいともあっさり揃った。
1950年代は1955年以降の号はさほど苦労せずに集めることができた。
本当に苦労したのは1950年代前半。
特に「鉄道ピクトリアル」が創 . . . 本文を読む
「セントレア」こと中部国際空港が開港してから、早くも三年になるのかとニュースリリースを読んで思う。
本当に時が経つのは早い。
「ミュースカイ運行と空港開港3周年記念イベントを実施します~ラッピング電車運行、なぞの旅人フーと3歳のお誕生会やセントレア食事プラン付フリーきっぷ発売など~」(名古屋鉄道ニュースリリース、1/18)
鉄道ファン的に目玉になるのが「ミュースカイ」こと2000系を使用したラ . . . 本文を読む
JR東海道線大垣駅と樽見駅の間を結ぶ樽見鉄道。
かつてバブルの頃には「第三セクター鉄道の優等生」と呼ばれる程の好業績を挙げていたが、2002年度に史上最悪の約1.2億円の赤字を記録するなど、その面影は、今やどこにもない。
その樽見鉄道には沿線自治体などからなる「連絡協議会」による財政支援が行われている。
赤字続きの第三セクター鉄道に公金を投入し続ける是非が問われつつある今、連絡協議会の出した結論 . . . 本文を読む
智頭駅から普通列車に揺られること30分。
若桜鉄道の分岐駅でもある郡家駅に着いた。
改札口を出て驚く。
出改札口にカーテンが下ろされている。
「無人駅に特急が止まるのか」と思ったが、それはこちらの早とちり。
お昼時だけ窓口を閉めていた。
さて、本来ならさっさと若桜鉄道の列車に乗り換えて一路若桜へ・・・となる所だが、次の若桜行きは14時6分発。
時計を見ると12時半だから約一時間半、この駅に止ま . . . 本文を読む
東京からの帰り道、岳南鉄道に立ち寄る。
未乗車区間を乗って全線完乗を達成したのち、電気機関車が行き交う光景を見たくて、途中下車した。
希望叶って、ED40が何度も目の前を往復するのを見る事ができた。
. . . 本文を読む