愛知県と小牧市が存続断念を先月末に表明した桃花台線。
これを受けて桃花台新交通が臨時株主総会を開催し、正式に廃止を決議したことが28日の中日新聞に掲載されていた(web未掲載)。
同社が「廃止」を正式に表明したのは今回が初めてとなる。
記事の要旨を整理しておくと、次のようになる。
○5月中に国土交通大臣へ廃止許可申請を行う。
○桃花台線の最終営業日は9月30日を予定。
○愛知県と小牧市は桃花台 . . . 本文を読む
常陸小川駅の構内に桜が咲いている。
花が散ってしまうのではないか、と思えるぐらい激しく、熱い雨が降る。
常陸小川始発、13時26分発の石岡行に乗る。
欲を言えば、少しでも長くいたかった。
しかし、この天気では仕方がない。
お客さんは6割程度乗っていただろうか。
途中、石岡南台でキハ601と交換する。
次があれば、乗ってみたい車だ。
空を見上げると、さっきの嵐はどこへやら。
晴れ間が見え始め . . . 本文を読む
岐阜周辺から路面電車が姿を消して丸一年が経過した。
去年の今頃、関市でショッピングセンター「マーゴ」を経営する「サン・ストラッセ」が路面電車再生に乗り出したことをふと思い出す。
同社の挑戦が始まってから一年が経過しようとしている。
その「サン・ストラッセ」と、岐阜県、旧路面電車三線の沿線自治体との三回目となる関係者会議が開かれたことを22日の岐阜新聞(web未掲載)で知る。
記事の概要を整理す . . . 本文を読む
常陸小川駅の外回りを一通り見て回った。
石岡行の発車まで時間があるので、駅に戻る。
待合室には地元の人が描いた「We Love 鹿鉄」のボードが掲げられている。
雨も小降りになってきたので、窓口で硬券入場券と帰りの切符を購入してホームへ入る。
ホームに出ると遠くから爆音が聞こえる。
最初、雷かと思った。
が、よく考えるとジェット機のエンジン音だった。
本屋の壁。
反対側ホームの待合 . . . 本文を読む
雨が止む気配はない。
さっきまでは晴れていたのに・・・と思っている内に常陸小川に到着した。
列車を降りると、また一段と激しく降ってきた。
これには閉口する。
一旦改札口を出て駅舎を撮影する。
何気ないけれど、趣のある駅舎だと思う。
さらに、お隣の倉庫跡が素晴らしい。
建物の入り口からDD901が少し見える所など、現役時代を偲ばせていい感じではなかろうか。
そのDD901を撮影する。
ここ . . . 本文を読む
去年の今日、発生した脱線衝突事故から今日で丸一年が過ぎた。
無為に日々を送ってきた身としては「一年はあっという間」だが、事故に遭われた方、また関係者には「あっという間」では片づけられない、辛く重々しい一年だったことは想像に難くない。
今日、昼のニュースで慰霊式の様子が中継されていた。
遺族代表の言葉が胸に染みた。
それにしても、事故原因は「速度超過」が主原因とされてはいるものの、全貌はまだ見えて . . . 本文を読む
時計の針を戻し、8日の顛末を書いてみたい。
馬橋で常磐線103系を撮影した後、柏まで各駅停車に乗る。
そして、柏から常磐線を乗り継いで石岡入り。
着いたのは12時25分。
車両故障か何かでダイヤが乱れた結果、定刻より少し遅れていた。
足早に鹿島鉄道のホームへ移動する。
鉄道事業廃止の届け出が報じられて間がないためか、結構同業者の姿も見受けられる。
最初の計画では早朝石岡入りして鹿島鉄道を往復する . . . 本文を読む
先月民事再生手続を完了した、「ことでん」こと高松琴平電鉄。
数年来車両の近代化を進め、その結果、同社を語る際の代名詞だった「古い電車の博物館」という印象は薄らいできた。
そして、残る旧型車も塗装が変更された車が出現したので、イベント車としての使用も考慮してまだ使うのかと思った。
しかし、如何せん非冷房・寄る年波には勝てず、7月で5両の引退が決まった。
「レトロ電車 さよなら運転のイベントについ . . . 本文を読む
4月23日は「世界本の日・サン・ジョルディの日」。
というわけで、本にまつわるイベントが開催されることが多いが、名古屋では今年も栄・オアシス21で「サン・ジョルディフェスティバル名古屋2006」が開催された。
昨年行った印象が良かったので今年も足を運んでみることにした。
今回は予定もあったので日曜日の午後、それも3時近くに行くのが精一杯だった。
午後のオアシス21は人でごったがえしていた。
賑 . . . 本文を読む
先月搬入された名鉄2000系増備車。
まず、4両編成二本が17日から営業運転に就き、通勤時にちょくちょく新車の姿を見かけるようになった。
また、4両編成が登場した結果、4両編成と3両編成を連結した「7両編成のミュースカイ」も登場した。
昨日、その7両編成の「ミュースカイ」を撮影できた。
撮影したのは中部国際空港7時44分発、名鉄岐阜着8時45分の特急281レ。
岐阜方に目新しい2012Fが連結さ . . . 本文を読む
昨年から樽見鉄道にはよく足を運んだ。
途中、北方真桑と糸貫の間で巨大な建物が建設されているのを目にした。
そして、その近くに位置する線路に並ぶように、小さなホームが建設されているのも。
「巨大な建物」がショッピングセンターであることは容易に想像できたが、「小さなホーム」がそれに合わせた新駅とはちょっと結びつかなかった。
それだけ「ショッピングセンター=クルマで行くもの」という図式が出来上がってい . . . 本文を読む
名鉄が今年12月に西尾線の3駅を廃止する意向を固め、沿線自治体に説明したという。
「三河荻原駅存続を 名鉄3駅廃止方針で署名活動」(中日新聞、4/20)
今回、廃止が検討されているのは記事で取り上げられた吉良町の三河荻原駅のほか、安城市の碧海堀内駅と西尾市の鎌谷駅。
web上では紹介されていないが、20日付けの中日新聞紙上の記事で得られた情報を追加して整理してみる。
○名鉄はプリペイドカー . . . 本文を読む
去年の今頃、北海道ちほく高原鉄道の廃止が決まり一年が過ぎた。
そして、ついに今日、最後の日を迎えた。
時間が経つのは早いものだと実感する。
これを書いている今、池田発の一番列車が足寄に到着寸前というところだろうか。
結局、廃止が決まってから現地へ行くことは叶わなかった。
現地は首都圏の通勤ラッシュもかくやという混雑で大盛況とのこと。
最後の場に立ち会いたいという気持ちはよくわかるし、「最後の宴」 . . . 本文を読む
昨日に続いて、津軽鉄道の話題。
今度はJR五能線への乗り入れを目指してJR東日本との協議に入るという。
「津軽鉄道、JR五能線乗り入れでJR東日本と協議へ」(NIKKEI.NET、4/18)
要旨を整理すると、次のようになる。
○津軽鉄道は6月にもJR東日本と五能線乗り入れに向けた協議を始める。弘前へのアクセスを改善することで利用客減少を食い止めるのが目的。乗り入れ開始時期は東北新幹線青森延伸 . . . 本文を読む
ローカル私鉄の利用客が伸び悩む。
それは津軽鉄道も例外ではないが、同社がアンケートを昨年行っていたことを知る。
アンケートの概要と結果は次のようになる。
○昨年11月に一般利用客、同じく12月に沿線居住高校生対象のアンケートを行った。アンケートには前者が670人、後者が980人が回答した。ただし、後者については一部複数回答あり。
○アンケートの結果は、一般利用客の95%、沿線居住高校生の71%が . . . 本文を読む