今週末もまた古書即売会が二つ重なって開催される。
一つは木曜日から始まった、「第53回丸善特選古書展示即売会」。
もう一つは金曜日から名古屋古書会館で始まった「オールデイズクラブ」。
日を分けて行く程の規模でもなし、必然的に一日で二つの古書即売会を回ることになる。
ただ、前回の古書即売会二連戦の記憶が芳しくないだけに、さほど期待せずに地下鉄に乗った。
ちなみに、目録は両方共事前に送られてきたが、予 . . . 本文を読む
一昨年の台風で大損害を受け復旧を断念した高千穂鉄道。
復旧可能な区間については「神話高千穂トロッコ鉄道」が譲り受け運行再開に向けた努力が続いている。
その一方で復旧困難な区間については廃止届が既に提出されている状況にある。
従って、高千穂鉄道は全線廃止されたわけではない。
本題に入る前にその辺りを整理しておいた方がいいと思う。
(廃止届を提出した区間) 延岡~槇峰間(提出日 2006.9.5)
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通勤電車の中で読めばいいかと手にした本。
それにしても、「鉄道の旅」というよりは食べ物に関する記述の方が印象に残って仕方なかった。
・・・と思って著者のプロフィールを見たらイタリアの食事に関する本を結構出している人だった。
さもありなんと思う。
しかし、単なる「食道楽」の旅ではなくタイトルに「列車」を謳っている以上、列車に乗らなければならない。
その辺りの記述はどうかと思って読み進めると、食事の . . . 本文を読む
九州新幹線開業時に並行在来線を分離して開業した肥薩おれんじ鉄道。
直通列車がなくなったこと等から利用実績が低迷して現在に至っている。
その打開策の一つとして集客の見込める熊本駅及び鹿児島中央駅へ向かう直通列車運行を検討し、JR九州と協議を一年以上続けてきたが、その努力が実り、ようやく直通列車運行の目処が立った。
「肥薩おれんじ鉄道 熊本、鹿児島中央駅に乗り入れへ 来年3月にも」(西日本新聞、6/ . . . 本文を読む
めっきり名古屋本線で見かけることが少なくなった7000系を筆頭とするSR車。
そうしたSR車の多くはローカル運用や支線区への運用に入っていることが多い。
三河線もそうした路線の一つだ。
ここを走るSR車は7700系と7100系。
非電化の三河線末端区間が健在だった頃。
その足としてよく三河線を利用していた。
まだ海線の方には5500系が「最後の活躍」を見せていた頃が懐かしい。
そういえば、550 . . . 本文を読む
前回に引き続いて知立駅での一コマ。
名古屋へ戻るべく列車待ちをしている間に上下の特急列車が並んだ。
画像右側は西尾行き全車特別車特急。
左側は名鉄名古屋行き全車特別車特急。
西尾行きには1600系が、名鉄名古屋行きには1000系全車特別車編成が充当されている。
既に1600系は一部特別車編成に生まれ変わるし、1000系全車特別車編成は全廃され、名鉄の営業線上から姿を消すことが発表されている。
. . . 本文を読む
気になるニュースばかりが続いたので、前編から間が開いてしまった。
名古屋臨海鉄道の機関車によって電留線に押し込まれた2209F。
早速係員が出てきて回送の準備を始めた。
名鉄岐阜方の先頭車モ2309Fの側扉は左右共に開放されている。
開放された扉から車内の様子をかいま見ることができる。
甲種輸送でもここまで間近に車内の様子を直接見ることはないので良い機会だ。
名鉄岐阜方の扉から車内を見 . . . 本文を読む
2005年3月に廃止になった岐阜の路面電車。
既に併用軌道部分の線路撤去がかなり進行しているが、専用軌道の扱いはまだ決まっていなかった。
この点について、動向がそろそろ決まってきたようだ。
「名鉄が一括購入申し入れ 美濃町線・揖斐線跡地」(岐阜新聞、6/22)
要旨を整理しておく。
○名鉄が旧美濃町線・揖斐線の専用軌道の跡地の一括購入を岐阜市へ口頭で打診があったことが明らかになった。売却面積・ . . . 本文を読む
かつて天竜浜名湖鉄道が「国鉄二俣線」だった頃。
遠州鉄道がディーゼルカーで同線に乗り入れていた事を覚えている方がどれだけいるだろうか。
真っ赤な元国鉄キハ04が1966年まで乗り入れていたが、それが絶えて幾星霜。
名前が変わった「二俣線」への乗り入れが真面目に検討されているとは予想もしなかった。
「遠鉄の天浜線乗り入れ事業費試算34億円 浜松市は慎重姿勢」(中日新聞、6/22)
要点を整理して . . . 本文を読む
今年3月に廃止された鹿島鉄道。
4月からは関鉄グリーンバスが代替バスを運行しているが、その利用状況が明らかになった。
「鹿島鉄道廃止:代替バスへ、乗り換え率は4割 運行系統見直しへ」(毎日新聞、6/21)
記事の要旨は次のとおり。
○関鉄グリーンバスが代替バスの運行調査を行った所、鉄道からバスへ乗り替えた人数は鉄道時代の40%の水準に止まった。
○通年で見た場合、学生が長期休暇を取るため利用率 . . . 本文を読む
存廃議論が起こっている茨城交通湊線。
その湊線を巡っては茨城県とひたちなか市、茨城交通の間で期限付きで議論が続けられている。
その湊線について、国と茨城県がひたちなか市を対象とした地域交通体系の検討を行う検討会を立ち上げたことを茨城新聞の記事で知る。
記事の要旨をまとめてみる。
○国と茨城県が立ち上げた検討会は茨城交通湊線をモデルとして地域の公共交通体系の一つとしてDMVの導入可能性を検討し、望 . . . 本文を読む
名古屋鉄道の新車はどこから入線するか。
これについては豊川の日本車輌を出場し、笠寺から名古屋臨海鉄道を通って名電築港から大江に入るルート、というのが答えになる。
昨日時間ができたので、今年度最後の新車(になるであろう)2209Fの回送を見に大江へ行くことにした。
大江で待つこと約十分。
築港線の方から汽笛が聞こえてきた。
電気機関車のものとも、勿論電車のそれとも異なる汽笛。
名古屋臨海鉄道のディ . . . 本文を読む
三度6月9日の知立での出来事。
「ポケモンラッピング」編成が入線する直前、3番線には6000系二連の猿投行きが停車していた。
その正面をよく見ると、見慣れない系統板が入っている。
気になったので、連絡階段を通って3番ホームへ。
その系統板をじっくり観察する。
板の字句等を見ると、どうも豊田スタジアムで開催される名古屋グランパスの試合開催日にはこの板を挿して運転されるものらしい。
こんな系 . . . 本文を読む
アウディとプジョー。
本格的なディーゼルエンジン車同士の対決となった今年のル・マン24時間レース。
勝ったのは昨年に続いてアウディR10だった。
一位のアウディと二位のプジョーの周回数の差は10周。
アウディもプジョーも一台ずつリタイアする展開となったが、この周回差を見ると来年が楽しみになってきた。
プジョーの方は複数年の参戦を予定しているだけに今年の雪辱を果たそうとするのは必至。
ディーゼルエ . . . 本文を読む
名鉄・知立駅の名古屋方面ホームにミューチケット売り場が設置されている。
そろそろミューチケットの自動券売機を配置しても良かろうに、と思わなくもないが、こうした形で売り場が残っているのも名鉄らしいと思う。
しかし、雨降る中知立駅を訪れた時、そのミューチケット売り場には既にシャッターが下ろされていた。
そのシャッターに描かれたイラストが面白かったので思わずカメラを向けてしまう。
画像向かって右側が . . . 本文を読む