昨日は,企画部と
ニューロリハビリテーションセミナーの資料,運営を確認し,
4年生の卒論指導,院生の研究指導をしつつ,
少し遅れた
四国理学療法士学会の抄録,
そして大学の図書館便りの原稿を作成・完成・送信を行いました.
1時間ほどの作業を完了させたために,質はどうかと思いますがご容赦を.
その後,今度のセミナーの資料の表紙のデザインに入りましたが,
少しアイデア不足で,数パターン作ったのですが,
結局は基礎編の時の色違いにしました.
微妙にデザインが変わっています.
気づいた人は,その瞬間,prefrontal cortexのコヒーレンスが生まれると思います.
128chの脳波計が入り,
ダイポールやLORETAにも興味があるのですが,
いちばんこれからやらないといけないのは,
デフォルトモード時のコヒーレンスではないかと思っています.
学習課題前の脳の準備状態で,その後の学習結果は大いに変わることを
strokeでも明らかにしていきたいです.
それと
自らの手で止めている研究の中枢機構について取り組みたいのですが,
原著よりは本の執筆が中心のために,
どこから分配しないといけません.
後者の方が,時代のニーズにあっています.
まだリハビリテーション科学は習熟していません.
だれかが,自らの研究を封印してでも,
世間に情報提供し,
科学モードに切り替えないといけません.
臨床は情報に飢えています.
その情報が提供されることで,
質の高い臨床・研究が展開できるのではないかと思うのです.
そのためには,その情報屋が必要.
畿央大学ニューロリハビリテーショングループは,
レビューばかりといわれても,それをしないといけないのです.
それは,リハビリテーションをもっとよくするという「志」があるからです.
自分の業績を高めるというだけの志ではないからです.
リハビリテーションは,人間そのものであり,人間の象徴でもあります.
リハビリテーションが発展することは,人間社会を発展させることだし,
それ自体,日本,地球をよくする,守ることなのです.
リハビリテーションは世界を変えるぐらいの質を持っています.
なぜなら,対象が多岐にわたり,
その対象自体が「人」なのですから.
だから,もっとも難解な学問だし,
最も努力,勉強し続けないといけない分野なのです.
対価が安いといわれる所以はそこにありますが,
それに嘆いては,「志」が揺らぎます.
「やる気があるからやるのではなく,やるからやる気がでる」のです.
自分自身は自分の身体(行為)に宿ります.