あの頃チャンネル(2010年01月24日~2010年01月30日)
まもなく発売です。「リハビリテーションのための神経生物学入門」です。
ニューロリハビリテーションの基盤となる本という意識(もちろんそれはレビューしています)というよりも、「人間らしさとは何か」という視点から、リハビリテーションのあるべき姿を考える「作品」でもあります。
この原稿を修正、校正し本にはあとがきとして挿入しています。
あとがき
2005年に「リハビリテーションのための脳・神経科学入門」、2006年に「リハビリテーションのための認知神経科学入門」を発刊してからしばらく経過した。本書はその続刊である。この間、特に休暇に入っていたわけでなく、リハビリテーション・セラピストに対して、脳科学を身近に感じてもらいたい意図で「脳を学ぶ」シリーズ(協同医書出版社)を刊行し続けた。さらには、ニューロサイエンスとリハビリテーションの接点を意識とした講演を全国で数多く展開し、それ相応の認知を得た。
それと時を同じくして、世界的に「ニューロリハビリテーション(Neurorehabilitation)」の潮流が起こりはじめた。ニューロリハビリテーションとは、Neuroscience-based rehabilitationの造語であり、文字通り、近年のニューロイメージング研究成果に代表されるニューロサイエンスに基づいた、あるいは連携したリハビリテーション介入を意味する。巷には旧体系な神経障害に対するリハビリテーションと間違って解釈されている面もあるが、そうではなく、ニューロリハビリテーションとは、ニューロサイエンスを基盤にリハビリテーション療法を考案あるいはそれを介入し、その効果を検証する手続きである。したがって、運動器疾患もその対象になることは言うまでもない。現に、運動器疾患や疼痛患者において、ネガティブにもポジティブにも脳の身体地図が変化することが多くの研究によって示されている。2005年当時から比べると、リハビリテーションに脳・神経科学の知見を取り込もうとする動きがかなり盛んになってきたように思える。
一方、脳科学は究極の目的は「人間(人間らしさ)とは何か」という命題を明らかにすることである。ブラックボックスと称された人間の脳。脳科学は少しずつではあるが、人間が持つ脳の機能を明らかにしはじめている。例えば、人間が特異的に持つ複雑な感情や道徳倫理観などといった機能について、ゆっくりではあるが根拠となる成果を脳科学は示してきた。そしてそれは、人間がどのように生まれ、どのように進化してきたかをという文化・人類学の様を時に示す。私たちの祖先が資源を交換し合い、環境の変化に基づく危機を目前にして、他者と協力し合い、そして命をつないできた「共存」という手段、そしてより良く共存するために不可欠であった「法律」の策定、未来永劫、安心に生きて行くための「農耕」の獲得、さらには、共存を効率化させるために生み出した分業システムに伴う「貨幣」の制度化、このような人間独自の文化の形成は、元をたどれば、社会的に種を保存(共存)しようとする「仲間を大切に思う心」がベースにあったわけである。
本質的なリハビリテーションとは、障害のある人間の傷ついた「人間らしく生きる権利」の全体的な回復(全人間的復権)を指し、それは人間としての「権利、資格、名誉の回復」を意味する。全人間的復権、すなわち人間らしさを取り戻す手段、そして一時的な過程がリハビリテーションというわけである。運動麻痺や感覚障害の改善、あるいは基本動作の獲得はその一部を示すにすぎない。本書で示したように、あくまでも一説ではあるが、人間にとっての歩行は、他者と食料を分かち合うために、得た食料を手で運搬するためにとった移動手段である。すなわち、歩行獲得=人間復権ではない。歩行は社会の中で他者と共存するための自らの意図に基づく最適化された移動手段であり、他者との共存を実現させるための一つの道具である。
リハビリテーションとは「人間らしさ」の復権・復興である。すなわち、それは社会の中で他者と共存し、生活を営むことである。「共存する」とは互いに役割を持つということでもあり、たとえ、それぞれの生活において身体的な不自由さがあったとしても、他者や社会にとって自らの役割があれば「人間らしさ」を100%失うことはない。しかしながら、身体的あるいは精神的に不自由が起これば、とたん社会的役割を失ってしまう。だからこそ、身体あるいは精神の機能回復は「人間らしさ」を取り戻すために必要なわけである。
人間とは何かの本質を探る意味でリハビリテーションの概念はとても深い。人間が人間たらしめるための脳機能とはどのようなものか。それを10 章にわたって記述してきたのが本書「リハビリテーションのための神経生物学入門」である。その目次は「私たちはどこから来たのか?」から始まり、「私たちはどこへ行くのか?」で終わる。このフレーズはもちろんポール・ゴーギャンの絵画からの引用である。ポール・ゴーギャンは「我々はどこから来たのか? 我々は何者か? 我々はどこへ行くのか?(D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?)」と名付けた1枚の絵画に人間の「誕生」「成熟」「終焉」の三様の人物群像を描いている。人間は生物である。だから、生まれ死に行く。人間は「身体-脳」を持った生物である。人間はいわゆる生身の肉体と脳をつなぐ神経を持つことで、発達・成熟し、自己意識を生み出す。そして、自己意識とともに情動をより社会的に発達させることで他者を理解する心を生み出す。そこから得た他者理解や共存の視点から、手を使い歩き、そして学習しようとする。さらには、より良く効率的に種を保存するために、学習した出来事を他者に伝える言語を獲得した。これによって社会的コミュニケーションは飛躍的に広がり、単に生物学的に共存するためだけでなく、文化的に共存する社会的集団を形成してきた。私たち人間は何者か。それは文化的かつ社会的に共存することを楽しむ「神経を持った生物」である。だからこそ、リハビリテーションの目的は、その対象者が文化的かつ社会的な営みを取り戻すことである。すなわち、社会の一員としての役割を持つよう人間を復権することである。
私の処女作とも言うべき「リハビリテーションのための脳・神経科学入門」を執筆してからのこの8年間の自分の履歴を振り返ってみると、自己意識が大きく変化してきた。まずは個人内意識においては、老いを感じはじめてきたというのか、「いずれこのペースで仕事はできないんだな」「いずれこの仲間とも離ればなれになるのかな」「いずれ自分は死を迎えるのかな」とゴーギャンの絵画では「成熟」を迎えたことによる「終焉」を意識しはじめたことも確かである。自分が人間であることを強く意識しはじめた。すなわち、「死」を意識しはじめたということになる。いずれ死にゆくまでに自分は社会にとってどのような役割を持ち、どのようにしてそれをつくり、そして演じなければならないかと強く意識しはじめてきたのである。だから、自己が承認されたり、実現されるという欲求よりも、社会的な人間として、属するコミュニティー発展を強く意識するようになったわけである。20代の時に思った「患者のために」という意識は今の自分から見れば浅はか極まりない。その一方で、個人間意識において、この8年の間、私が関係する環境は大きく広がった。数多くの方々と社会的な関係を結びコミュニケーションを楽しむことによって私の脳が実存化されてきた。まさにダンバーの言う「身体の大きさや行動範囲、何を食べているかといった生態学的な要因ではなく、その種がどれくらい大きな群れの中で生きているか、という社会的な要因と最も強く脳の進化は関連している」という社会脳仮説を自で行くような感じある。その一方で高知から奈良に移動して9年、この場所で出会い、様々な出来事を共に培った仲間との共同注意に基づく行動によって私の自己意識は変化し、脳は柔軟になってきた。それは自己の信念すらも変えさせる社会的絆の形成である。すなわち、「私らしさ」をつくりだすのも社会の中で自己と他者の脳が実存することで生み出されるものであることに気づいたわけである。現時点で、この本を書いた社会的役割としては、最初に述べたニューロリハビリテーションの発展の一助という意味もあるが、むしろ後半の本質的なリハビリテーションの方向性を考え直すことを意識しているわけである。
さて、本書は人類の進化から社会脳まで幅広い情報のレビューによって構成されている。この膨大な情報を一人でレビューすることはできない。私が所属する畿央大学では3年前から年に4回ニューロリハビリテーションセミナーを開催している。このセミナーでは基礎から臨床までニューロリハビリテーションに関連する科学的知見を全国から集うセラピストに対して紹介している。そしてこのセミナーは畿央大学ニューロリハビリテーショングループと称されるメンバーによって行われる。そのメンバーは古典から最新の論文まで科学的知見を拾い、リハビリテーションというフィルターを用いて取捨選択し、それをセラピスト達に機関銃のごとく紹介している。その取捨選択に基づく情報が本書の基盤を形成することになったことは言うまでもない。ここにそのメンバーである松尾 篤 氏、冷水 誠 氏、前岡 浩 氏、岡田洋平 氏、信迫悟志 氏に厚くお礼を申し上げたい。また、セミナー開催にあたり惜しみない協力をしていただいている畿央大学大学院健康科学研究科神経リハビリテーション学研究室の諸氏に感謝する。また、セミナー開催に快く協力していただいている畿央大学 学長 冬木智子先生、事務局長・企画局長 冬木美智子氏、そして企画部の皆様に深くお礼を申し上げたい。
最後に本書の執筆にあたり、企画に賛同し執筆の機会を与えていただいた協同医書出版社 代表取締役 木下 攝 氏、ならびに企画から編集まで具体的なご助言、そして構成上の詳細なご指導をいただき、出版まで導いていただいた出版部 編集長 中村三夫 氏に深く感謝を申し上げたい。
ニューロリハビリテーションの基盤となる本という意識(もちろんそれはレビューしています)というよりも、「人間らしさとは何か」という視点から、リハビリテーションのあるべき姿を考える「作品」でもあります。
この原稿を修正、校正し本にはあとがきとして挿入しています。
あとがき
2005年に「リハビリテーションのための脳・神経科学入門」、2006年に「リハビリテーションのための認知神経科学入門」を発刊してからしばらく経過した。本書はその続刊である。この間、特に休暇に入っていたわけでなく、リハビリテーション・セラピストに対して、脳科学を身近に感じてもらいたい意図で「脳を学ぶ」シリーズ(協同医書出版社)を刊行し続けた。さらには、ニューロサイエンスとリハビリテーションの接点を意識とした講演を全国で数多く展開し、それ相応の認知を得た。
それと時を同じくして、世界的に「ニューロリハビリテーション(Neurorehabilitation)」の潮流が起こりはじめた。ニューロリハビリテーションとは、Neuroscience-based rehabilitationの造語であり、文字通り、近年のニューロイメージング研究成果に代表されるニューロサイエンスに基づいた、あるいは連携したリハビリテーション介入を意味する。巷には旧体系な神経障害に対するリハビリテーションと間違って解釈されている面もあるが、そうではなく、ニューロリハビリテーションとは、ニューロサイエンスを基盤にリハビリテーション療法を考案あるいはそれを介入し、その効果を検証する手続きである。したがって、運動器疾患もその対象になることは言うまでもない。現に、運動器疾患や疼痛患者において、ネガティブにもポジティブにも脳の身体地図が変化することが多くの研究によって示されている。2005年当時から比べると、リハビリテーションに脳・神経科学の知見を取り込もうとする動きがかなり盛んになってきたように思える。
一方、脳科学は究極の目的は「人間(人間らしさ)とは何か」という命題を明らかにすることである。ブラックボックスと称された人間の脳。脳科学は少しずつではあるが、人間が持つ脳の機能を明らかにしはじめている。例えば、人間が特異的に持つ複雑な感情や道徳倫理観などといった機能について、ゆっくりではあるが根拠となる成果を脳科学は示してきた。そしてそれは、人間がどのように生まれ、どのように進化してきたかをという文化・人類学の様を時に示す。私たちの祖先が資源を交換し合い、環境の変化に基づく危機を目前にして、他者と協力し合い、そして命をつないできた「共存」という手段、そしてより良く共存するために不可欠であった「法律」の策定、未来永劫、安心に生きて行くための「農耕」の獲得、さらには、共存を効率化させるために生み出した分業システムに伴う「貨幣」の制度化、このような人間独自の文化の形成は、元をたどれば、社会的に種を保存(共存)しようとする「仲間を大切に思う心」がベースにあったわけである。
本質的なリハビリテーションとは、障害のある人間の傷ついた「人間らしく生きる権利」の全体的な回復(全人間的復権)を指し、それは人間としての「権利、資格、名誉の回復」を意味する。全人間的復権、すなわち人間らしさを取り戻す手段、そして一時的な過程がリハビリテーションというわけである。運動麻痺や感覚障害の改善、あるいは基本動作の獲得はその一部を示すにすぎない。本書で示したように、あくまでも一説ではあるが、人間にとっての歩行は、他者と食料を分かち合うために、得た食料を手で運搬するためにとった移動手段である。すなわち、歩行獲得=人間復権ではない。歩行は社会の中で他者と共存するための自らの意図に基づく最適化された移動手段であり、他者との共存を実現させるための一つの道具である。
リハビリテーションとは「人間らしさ」の復権・復興である。すなわち、それは社会の中で他者と共存し、生活を営むことである。「共存する」とは互いに役割を持つということでもあり、たとえ、それぞれの生活において身体的な不自由さがあったとしても、他者や社会にとって自らの役割があれば「人間らしさ」を100%失うことはない。しかしながら、身体的あるいは精神的に不自由が起これば、とたん社会的役割を失ってしまう。だからこそ、身体あるいは精神の機能回復は「人間らしさ」を取り戻すために必要なわけである。
人間とは何かの本質を探る意味でリハビリテーションの概念はとても深い。人間が人間たらしめるための脳機能とはどのようなものか。それを10 章にわたって記述してきたのが本書「リハビリテーションのための神経生物学入門」である。その目次は「私たちはどこから来たのか?」から始まり、「私たちはどこへ行くのか?」で終わる。このフレーズはもちろんポール・ゴーギャンの絵画からの引用である。ポール・ゴーギャンは「我々はどこから来たのか? 我々は何者か? 我々はどこへ行くのか?(D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?)」と名付けた1枚の絵画に人間の「誕生」「成熟」「終焉」の三様の人物群像を描いている。人間は生物である。だから、生まれ死に行く。人間は「身体-脳」を持った生物である。人間はいわゆる生身の肉体と脳をつなぐ神経を持つことで、発達・成熟し、自己意識を生み出す。そして、自己意識とともに情動をより社会的に発達させることで他者を理解する心を生み出す。そこから得た他者理解や共存の視点から、手を使い歩き、そして学習しようとする。さらには、より良く効率的に種を保存するために、学習した出来事を他者に伝える言語を獲得した。これによって社会的コミュニケーションは飛躍的に広がり、単に生物学的に共存するためだけでなく、文化的に共存する社会的集団を形成してきた。私たち人間は何者か。それは文化的かつ社会的に共存することを楽しむ「神経を持った生物」である。だからこそ、リハビリテーションの目的は、その対象者が文化的かつ社会的な営みを取り戻すことである。すなわち、社会の一員としての役割を持つよう人間を復権することである。
私の処女作とも言うべき「リハビリテーションのための脳・神経科学入門」を執筆してからのこの8年間の自分の履歴を振り返ってみると、自己意識が大きく変化してきた。まずは個人内意識においては、老いを感じはじめてきたというのか、「いずれこのペースで仕事はできないんだな」「いずれこの仲間とも離ればなれになるのかな」「いずれ自分は死を迎えるのかな」とゴーギャンの絵画では「成熟」を迎えたことによる「終焉」を意識しはじめたことも確かである。自分が人間であることを強く意識しはじめた。すなわち、「死」を意識しはじめたということになる。いずれ死にゆくまでに自分は社会にとってどのような役割を持ち、どのようにしてそれをつくり、そして演じなければならないかと強く意識しはじめてきたのである。だから、自己が承認されたり、実現されるという欲求よりも、社会的な人間として、属するコミュニティー発展を強く意識するようになったわけである。20代の時に思った「患者のために」という意識は今の自分から見れば浅はか極まりない。その一方で、個人間意識において、この8年の間、私が関係する環境は大きく広がった。数多くの方々と社会的な関係を結びコミュニケーションを楽しむことによって私の脳が実存化されてきた。まさにダンバーの言う「身体の大きさや行動範囲、何を食べているかといった生態学的な要因ではなく、その種がどれくらい大きな群れの中で生きているか、という社会的な要因と最も強く脳の進化は関連している」という社会脳仮説を自で行くような感じある。その一方で高知から奈良に移動して9年、この場所で出会い、様々な出来事を共に培った仲間との共同注意に基づく行動によって私の自己意識は変化し、脳は柔軟になってきた。それは自己の信念すらも変えさせる社会的絆の形成である。すなわち、「私らしさ」をつくりだすのも社会の中で自己と他者の脳が実存することで生み出されるものであることに気づいたわけである。現時点で、この本を書いた社会的役割としては、最初に述べたニューロリハビリテーションの発展の一助という意味もあるが、むしろ後半の本質的なリハビリテーションの方向性を考え直すことを意識しているわけである。
さて、本書は人類の進化から社会脳まで幅広い情報のレビューによって構成されている。この膨大な情報を一人でレビューすることはできない。私が所属する畿央大学では3年前から年に4回ニューロリハビリテーションセミナーを開催している。このセミナーでは基礎から臨床までニューロリハビリテーションに関連する科学的知見を全国から集うセラピストに対して紹介している。そしてこのセミナーは畿央大学ニューロリハビリテーショングループと称されるメンバーによって行われる。そのメンバーは古典から最新の論文まで科学的知見を拾い、リハビリテーションというフィルターを用いて取捨選択し、それをセラピスト達に機関銃のごとく紹介している。その取捨選択に基づく情報が本書の基盤を形成することになったことは言うまでもない。ここにそのメンバーである松尾 篤 氏、冷水 誠 氏、前岡 浩 氏、岡田洋平 氏、信迫悟志 氏に厚くお礼を申し上げたい。また、セミナー開催にあたり惜しみない協力をしていただいている畿央大学大学院健康科学研究科神経リハビリテーション学研究室の諸氏に感謝する。また、セミナー開催に快く協力していただいている畿央大学 学長 冬木智子先生、事務局長・企画局長 冬木美智子氏、そして企画部の皆様に深くお礼を申し上げたい。
最後に本書の執筆にあたり、企画に賛同し執筆の機会を与えていただいた協同医書出版社 代表取締役 木下 攝 氏、ならびに企画から編集まで具体的なご助言、そして構成上の詳細なご指導をいただき、出版まで導いていただいた出版部 編集長 中村三夫 氏に深く感謝を申し上げたい。
和歌山クリニカルリハビリテーション研究会 講演
内 容:「Pain Rehabilitation」
平成24年1月13日(日)
9:00- 10:30「痛みに対する末梢のリハビリテーション」 沖田 実 (長崎大学大学院)
10:45- 12:15「痛みに対するニューロリハビリテーション」 森岡 周 (畿央大学大学院)
13:15- 14:45「ペインリハビリテーションの現状と問題点」 松原 貴子(日本福祉大学)
15:00- 15:45 シンポジウム「ペインリハビリテーションの未来」 司会:北裏 真己(和歌山国際厚生学院)
会 場: 和歌山国際厚生学院 1F 講堂
長野県言語聴覚士協会 講演
日時:平成24年1月20日 10:00~12:00
講師:森岡 周(畿央大学)
テーマ:社会脳とコミュニケーション
場所:長野医療衛生専門学校(上田市中央2-13-27)
合同会社 gene 講演
テーマ 神経科学から考える脳卒中リハビリテーション-運動機能回復のための臨床手続
講師 森岡 周 畿央大学 健康科学部 理学療法学科 教授・理学療法士
日時 平成25年2月3日(日) 10:00~16:00(受付9:30~)
会場 星陵会館 2階 ホール 東京都千代田区永田町2-16-2
トータルアプローチ研究会 講演
日時 平成25年2月17日(日)
テーマ 痛みと情動の脳内機構とリハビリテーション
講師 森岡 周(畿央大学)
場所 臨床福祉専門学校(東京都)
senstyleナイトセミナー
テーマ:夢を実現する脳
日時:平成25年2月18日(月)19:30~21:30(受付19:00)
場所:土佐リハビリテーションカレッジ
講師:森岡 周 国中優治
参加費:4000円
畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー実践編
日時 平成25年2月23日(土)~24日(日)
場所 畿央大学
岐阜県理学療法士会 第2回公開講座
テーマ : 「神経科学の知見を応用した中枢神経障害のリハビリテーョン」
講 師 : 畿央大学大学院健康科学研究科主任・教授 森岡 周先生
開催日 : 平成25年3月3日(日)
時 間 : 10:30 ~ 12:30(受付 9:30 受付開始)
会 場 : 中部学院大学 関キャンパス (岐阜県関市桐ヶ丘二丁目 1 番地)
近畿言語聴覚士学会 特別講演
日時 平成25年3月17日(日)10:00~11:30
特別講演 「神経科学に基づいた高次脳機能障害に対するリハビリテーション ~失行、失認を中心に~」
講師 森岡 周先生(畿央大学大学院健康学研究科教授)
場所 なら100年会館
senstyle 講演
開催日時:平成25年3月24日(日)10:00~16:00(開場・受付9:30~ )
開催場所:福岡医療専門学校
講師 森岡 周(畿央大学)
テーマ 痛みの脳内機構とニューロリハビリテーション
第90回日本生理学会 特別企画シンポジウム 講演
日時:日時:平成25年3月28日 13:20~15:20
「リハビリテーション医学における研究教育
(Physiology Research and Teaching in Rehabilitation Medicine)」
オーガナイサー:金子 章道(畿央大学)
佐久間康夫(東京医療学院大学)
講演者:里宇 明元(慶応義塾大学医学部リハビリテーション学講座 教授)
森岡 周(畿央大学健康科学部 理学療法学科 教授)
沖田 実(長崎大学医学部保健学科 教授)
畠山卓朗(早稲田大学人間科学学術院 教授)
担当テーマ:Higher brain functions and measurement of brain activities by fNIRS
千鳥ヶ丘研究会 第23回心理臨床の集い
日時 平成25 年3 月29 日(金)18 時30 分~20 時30 分
会場 東京都 港区 西新橋3-25-8 東京慈恵会医科大学 附属病院 大学1 号館 5 階講堂
プログラム 社会的コミュニケーションの神経科学 - 心の理論・共感・道徳観・意思決定-
講師:森岡 周先生(畿央大学大学院健康科学研究科教授)
対象:臨床心理士、他
内 容:「Pain Rehabilitation」
平成24年1月13日(日)
9:00- 10:30「痛みに対する末梢のリハビリテーション」 沖田 実 (長崎大学大学院)
10:45- 12:15「痛みに対するニューロリハビリテーション」 森岡 周 (畿央大学大学院)
13:15- 14:45「ペインリハビリテーションの現状と問題点」 松原 貴子(日本福祉大学)
15:00- 15:45 シンポジウム「ペインリハビリテーションの未来」 司会:北裏 真己(和歌山国際厚生学院)
会 場: 和歌山国際厚生学院 1F 講堂
長野県言語聴覚士協会 講演
日時:平成24年1月20日 10:00~12:00
講師:森岡 周(畿央大学)
テーマ:社会脳とコミュニケーション
場所:長野医療衛生専門学校(上田市中央2-13-27)
合同会社 gene 講演
テーマ 神経科学から考える脳卒中リハビリテーション-運動機能回復のための臨床手続
講師 森岡 周 畿央大学 健康科学部 理学療法学科 教授・理学療法士
日時 平成25年2月3日(日) 10:00~16:00(受付9:30~)
会場 星陵会館 2階 ホール 東京都千代田区永田町2-16-2
トータルアプローチ研究会 講演
日時 平成25年2月17日(日)
テーマ 痛みと情動の脳内機構とリハビリテーション
講師 森岡 周(畿央大学)
場所 臨床福祉専門学校(東京都)
senstyleナイトセミナー
テーマ:夢を実現する脳
日時:平成25年2月18日(月)19:30~21:30(受付19:00)
場所:土佐リハビリテーションカレッジ
講師:森岡 周 国中優治
参加費:4000円
畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー実践編
日時 平成25年2月23日(土)~24日(日)
場所 畿央大学
岐阜県理学療法士会 第2回公開講座
テーマ : 「神経科学の知見を応用した中枢神経障害のリハビリテーョン」
講 師 : 畿央大学大学院健康科学研究科主任・教授 森岡 周先生
開催日 : 平成25年3月3日(日)
時 間 : 10:30 ~ 12:30(受付 9:30 受付開始)
会 場 : 中部学院大学 関キャンパス (岐阜県関市桐ヶ丘二丁目 1 番地)
近畿言語聴覚士学会 特別講演
日時 平成25年3月17日(日)10:00~11:30
特別講演 「神経科学に基づいた高次脳機能障害に対するリハビリテーション ~失行、失認を中心に~」
講師 森岡 周先生(畿央大学大学院健康学研究科教授)
場所 なら100年会館
senstyle 講演
開催日時:平成25年3月24日(日)10:00~16:00(開場・受付9:30~ )
開催場所:福岡医療専門学校
講師 森岡 周(畿央大学)
テーマ 痛みの脳内機構とニューロリハビリテーション
第90回日本生理学会 特別企画シンポジウム 講演
日時:日時:平成25年3月28日 13:20~15:20
「リハビリテーション医学における研究教育
(Physiology Research and Teaching in Rehabilitation Medicine)」
オーガナイサー:金子 章道(畿央大学)
佐久間康夫(東京医療学院大学)
講演者:里宇 明元(慶応義塾大学医学部リハビリテーション学講座 教授)
森岡 周(畿央大学健康科学部 理学療法学科 教授)
沖田 実(長崎大学医学部保健学科 教授)
畠山卓朗(早稲田大学人間科学学術院 教授)
担当テーマ:Higher brain functions and measurement of brain activities by fNIRS
千鳥ヶ丘研究会 第23回心理臨床の集い
日時 平成25 年3 月29 日(金)18 時30 分~20 時30 分
会場 東京都 港区 西新橋3-25-8 東京慈恵会医科大学 附属病院 大学1 号館 5 階講堂
プログラム 社会的コミュニケーションの神経科学 - 心の理論・共感・道徳観・意思決定-
講師:森岡 周先生(畿央大学大学院健康科学研究科教授)
対象:臨床心理士、他
和歌山クリニカルリハビリテーション研究会 講演
内 容:「Pain Rehabilitation」
平成24年1月13日(日)
9:00- 10:30「痛みに対する末梢のリハビリテーション」 沖田 実 (長崎大学大学院)
10:45- 12:15「痛みに対するニューロリハビリテーション」 森岡 周 (畿央大学大学院)
13:15- 14:45「ペインリハビリテーションの現状と問題点」 松原 貴子(日本福祉大学)
15:00- 15:45 シンポジウム「ペインリハビリテーションの未来」 司会:北裏 真己(和歌山国際厚生学院)
会 場: 和歌山国際厚生学院 1F 講堂
内 容:「Pain Rehabilitation」
平成24年1月13日(日)
9:00- 10:30「痛みに対する末梢のリハビリテーション」 沖田 実 (長崎大学大学院)
10:45- 12:15「痛みに対するニューロリハビリテーション」 森岡 周 (畿央大学大学院)
13:15- 14:45「ペインリハビリテーションの現状と問題点」 松原 貴子(日本福祉大学)
15:00- 15:45 シンポジウム「ペインリハビリテーションの未来」 司会:北裏 真己(和歌山国際厚生学院)
会 場: 和歌山国際厚生学院 1F 講堂
Bonne année!
Je vous souhaite une bonne et heureuse année !
あけましておめでとうございます。
昨年は様々な方とお会いでき、いろいろな話をすることができました。
「自己の脳は他者の脳と相互作用することで実存化する。」
すなわち、自己は他者によって生かされることをいろんな場面で感じました。
今年はどんな出会いがまっているのでしょう。
全国各地での講演は身体的につらいのですが、
1年をふりかえると、その出会いによって自分が生かされていると思います。
さて、昨年はプライベートから目標を掲げました。
「ミヤタジュク」のよさこい祭りの復活。
新生「ミヤタジュク」、踊り子集めから未知でしたが、
すばらしい「踊り子たち」が参集してくれました。
「ミヤタジュク」にとってこの踊り子は財産です。
塾長をはじめ、スタッフも新しいなか、手探り状態が続きましたが、
最後にはとてもよいチームになっていたと思います。
また、この場を借りて多くの方々、団体にスポンサーになっていただきました。
スポンサーなくてはチームの運営はできません。
私たちは企業チームでなく、みなさんの援助によって支えられています。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
今年は「ミヤタジュク」10周年。
アイデアを絞りいいものをつくっていきたいと思います。
またスポンサーの依頼をさせていただきますが、
何とぞよろしくお願い申し上げます。
私でよければ、講演など、なんなり使ってください。
さて、バンド活動の方はというと、3月と9月にライブをしました。
ともにVijonで行い、お世話になった小山さんやスタッフの皆さんにお礼いたします。
「The Cortex」は思うような練習時間がとれないなか、ライブに入りましたが、
まずまずの演奏を披露できたと思います。
メンバーに感謝です。
今年はまずは3月にライブをします。
心斎橋の Varonで行いますので、また告知します。
みなさんどうぞお越し下さい。
さてさて、仕事に関しては、まずは個人的なこととして、
1.「イメージの科学」の出版
2.国際論文の筆頭掲載
3.国際書籍「Infrared spectroscopy」の出版
4.「Journal of Novel Physiotherapies 」のSpecial issueの編集
5.その他分担執筆の書籍、論文(国内外を含めて)の掲載(もう覚えていません)
5.60カ所以上での講演
6.国際誌の査読などなど、まだまだあったと思います。。。
院生の指導として、
1. 博士論文の作成そして国際雑誌への掲載(信迫、谷口)
2. 修士論文の作成
3. 院生・共同研究者の論文掲載(国内外を含む、15ぐらいでしょうか)
4. 院生の学会などなど(30~40ぐらいでしょうか)
&&
1.学部授業・卒論指導は当たり前!
そして、大学の運営の仕事としては、
1. ニューロリハビリテーションセミナーの開催
2. ニューロリハビリテーション研究センターの企画
3. 他、他、学術面でいろいろありました。
そして、そして、学会運営では
1. 複数の学会の評議員、理事関係の仕事
2. シンポジウムなどでの司会
その他、未来記憶に支配されている自分の脳内では、
誰かの援助なくして(外付けHDみたいな)、思い出せません。
年度末にまた整理したいと思います。
さて今年はどんな仕事を起こすのでしょうか。
まずは2月に「リハビリテーションのための神経生物学入門」を発刊します。
そして、3月には日本生理学会でのシンポジウム
5月には日本理学療法学術大会でのシンポジウムなどは決まっています。
5月前までに「脳を学ぶ」の改訂をしたいと思いますが、
原稿が間に合うでしょうか。。生理学会との駆け引きですね。。
その後、国際学会での発表をする予定です。
今年は依頼があった国際学会の招聘を受けたいのですが、
もうすでに12月までの講演が入っているので、どんな感じでしょうか。
駆け足、駆け足ですぎると思います。
院生・学部生の指導もさることながら、
今年は「ニューロリハビリテーション研究センター」を開設をしますので、
帰国後、早速国への提出書類を完成させないといけません。
帰国後、修士論文の指導が終了次第、この作文に入ります。
結構重要な仕事なので、1月末までだれも私にふれないでください。。笑
なにはともあれ、研究センターの運用に注がれる1年になりそうですが、
これはこれでとても楽しみです。
みなさんのご協力をいただくと思いますが、
何とぞ、世のため、人のため、と思って惜しまないでください。
いずれにしても、今年も役割満載。
社会的役割こそ、人間の証。
この高次機能をいかさずして、何をいかすべきか。
社会コミュニティーの発展、業界、日本のため、
そして身近な人々のため、
そしてそして、自分のため、邁進していきます。
どうかどうか皆さんよろしくお願いいたします。