森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

博士課程の信迫悟志氏の原著論文が国際誌に受理!

2012年01月29日 17時00分31秒 | インフォメーション
以下のD3の信迫氏の学術論文が「Rehabil Res Pract」にアクセプトされました!
Satoshi Nobusako, Atsushi Matsuo and Shu Morioka:Effectiveness of the gaze direction recognition task for chronic neck pain and cervical range of motion: a randomized controlled pilot study

こうち訪問リハネットワーク研修会 講演

2012年01月23日 18時21分29秒 | インフォメーション
こうち訪問リハネットワーク
日 時 平成24年1月28日土曜日 9:30~17:00
対 象 訪問療法士、訪問リハに興味のある療法士 100名
    (訪問療法士優先、先着順 締め切り1月20日)
場 所 高知県立大学 池キャンパス (高知市池2751-1)
     健康栄養学部棟 3階 306
講演1 訪問リハの可能性と脳科学的解釈の重要性
       訪問看護ステーションドリームチーム 理学療法士 吉良 健司氏
講演2 人が元気になるために必要な脳科学(仮)
講演3 訪問療法士が持つべき脳科学的な視点(仮)
       畿央大学 健康科学部理学療法学科教授 理学療法士 森岡 周氏


平成23年度 畿央大学 神経リハビリテーション研究会

2012年01月19日 23時08分43秒 | インフォメーション


平成23年度 畿央大学神経リハビリテーション研究会
日時: 平成24年1月21・22日
場所: 信貴山観光ホテル
主催: 畿央大学 ニューロリハビリテーション研究室

プログラム
第1日目(1月21日)
14:20-14:30 研究室教授挨拶(森岡教授)

14:30-15:00 演題1(座長:D3 信迫 悟志)
        「球回し課題における運動準備期のalpha 波は運動技能の向上に関与する―EEG 研究―」
         D2 中野 英樹
15:00-15:30 演題2(座長:D3 信迫 悟志)
        「語の生成メカニズムとワーキングメモリ容量の個人差の関係」
         D2 河村 民平
15:30-16:00 演題3(座長:D3 信迫 悟志)
        「骨髄間質細胞を移植した脊髄損傷ラットのリハビリテーションの効果~脊髄損傷ラットのリハビリテーションの効果~」
         D2 林部 美紀
16:10-16:40 演題4(座長:D1 吉岡 豊城)
        「正常歩行と揃い型歩行の大脳皮質活動」
         M2 植田 耕造
16:40-17:10 演題5(座長:D1 吉岡 豊城)
        「痛みの内的体験の慣れにおける脳活動の変化過程‐EEG を用いて‐」
         M2 大住 倫弘

17:20-18:20 研究紹介(グループ発表)
         千賀 唯 「視覚情報提示による錯覚の誘起-モダリティの違いと皮膚温の影響-」
         小澤加奈子「試験におけるケアレスミスの原因についての検証」
         宗宮ゆりえ「脳卒中後の運動機能回復に能動的触知覚が与える影響」
         大松聡子 「運動時における情動の変化についての検討」
         岸浦有美子「不快な情動体験と痛みの慣れについて」
         豊田有紀 「脳卒中片麻痺者の身体認識について~振動刺激錯覚を用いての検討~」
         此上剛健 「脳性麻痺児の下肢運動機能障害と運動イメージ障害の関連性」
         福井祥二 「手の左右認識課題(HLRT)とミラーセラピーの関連性」
         幸田仁志 「車椅子座位におけるティルトおよびリクライニングが殿部剪断力に及ぼす影響」
         青木智子 「道具操作における意図と反応的行為の抑制について~脳波(EEG)を用いて~」
         池田弘毅 「重力感受にみられる過敏性に関する研究」

第2日目(1月22日):
10:00-10:30 演題6(座長:D1 若田 哲史)
         「上肢到達・把握運動における観察部位の違いが脳活動に及ぼす影響~脳波研究~」
          M2 草場 正彦
10:30-11:00 演題7(座長:D1 若田 哲史)
         「オプティック・フローが立位姿勢における外乱応答に及ぼす影響」
          M2 永幡 哲也
11:00-11:30 演題8(座長:D1 若田 哲史)
         「人工膝関節置換術前後における運動イメージの変化と影響を及ぼす因子」
          M2 板東 正記

12:30-13:00 演題9(座長:D2 中野 英樹)
         「系列的運動学習における安静時脳活動の変化」
          M2 千代原 真哉
13:00-13:30 演題10(座長:D2 中野 英樹)
         「意図的および偶発的学習の違いが運動学習の転移に及ぼす影響」
          M2 尾崎 新平

13:30-13:40 閉会の挨拶(森岡教授)


Neuroscience letters

2012年01月18日 14時21分16秒 | インフォメーション
Neuroscience lettersに下記の論文がアクセプトされました.
投稿して1カ月程度です.よろしい.

Hiroshi Maeoka, Atsushi Matsuo, Makoto Hiyamizu, Shu Morioka, Hiroshi Ando:Influence of transcranial direct current stimulation of the dorsolateral prefrontal cortex on pain related emotions: a study using electroencephalographic power spectrum analysis


修士課程4期生の修論

2012年01月12日 23時02分35秒 | 日記

本日,以下の7名が修士論文を提出しました.
山あり谷あり,いろんなことがあったと思います.
ここで速度を緩めず,通過点と思い,上昇気流でリサーチを発展させてください.

まずは御苦労さま.

「正常歩行と揃い型歩行の大脳皮質活動」 植田 耕造
 
「痛みの内的体験の慣れにおける脳活動の変化過程‐EEG を用いて‐」 大住 倫弘

「上肢到達・把握運動における観察部位の違いが脳活動に及ぼす影響~脳波研究~」 草場 正彦

「オプティック・フローが立位姿勢における外乱応答に及ぼす影響」 永幡 哲也

「人工膝関節置換術前後における運動イメージの変化と影響を及ぼす因子」 板東 正記

「系列的運動学習における安静時脳活動の変化」 千代原 真哉

「意図的および偶発的学習の違いが運動学習の転移に及ぼす影響」 尾崎 新平


大阪府理学療法士会北河内ブロック研修会 講演

2012年01月05日 09時08分40秒 | インフォメーション
大阪府理学療法士会北河内ブロック研修会
テーマ:「神経科学に基づいたニューロリハビリテーション」
講師:森岡 周先生(畿央大学大学院健康科学研究科 教授)
日時:平成24年1月8日(日) 10:00~16:00(9:30より受付)
場所:星ヶ丘厚生年金病院 新会議室(2F)
対象:PT・OT


新年のご挨拶

2012年01月02日 12時36分54秒 | 日記
あけましておめでとうごさいます。
昨年も様々な方々にお世話になりました。
この場を借りてあつくお礼申し上げます。
講演を含めば、のべ1万人ぐらいの方々にお会いしたのではないでしょうか。
その中でも講演をコーディネートしていただいた関係の方々には、
様々なことで気を使っていただき、とても感謝しております。

今年も変わらぬご支援よろしくお願い申し上げます。

私の今年のプロジェクトはといいますと、まずプライベートから、

1)宮田塾よさこい祭りの復活
2)ライブの展開
1)に関しては、塾長をささえ、新しいよさこいの風を吹き込むよう、積極的に関わっていきたいと考えています。
そのため、高知に頻繁にかえる予定です。

これもプライベートというべきか、
自分自身の人生みたいなもんですね。


さてさて、仕事に。
研究面では、
1)科研費研究であるニューロフィードバック研究の推進
2)new M1に対する治療介入効果の検証
この2点を中心に進めて、原著論文としていきたいと考えています。

教育面では、
1)博士論文の生産
を重点的に修士、学部教育の実践を行います。

社会貢献面では、
1)ニューロリハビリテーションセミナーの展開
2)全国講演
3)新たな内容による講演展開(社会神経科学)の模索
を進めていきます。

一方、研究面にも社会貢献面にも入りますが、
以下の著作を世に出すつもりです。
1)リハビリテーションのための神経生物学入門(協同医書出版社)
2)標準理学療法学「神経理学療法学」(医学書院)
3)イメージの科学(三輪書店)

リハビリテーションための神経生物学入門は、現在の私自身の思考で表現していくプロジェクトであり、2月からその執筆を開始していきたいと思います。
おそらく、9月刊行になると思います。
5月としたかったのですが、軌道修正しました。

以上が個人的なものですが、
大学のプロジェクトとしては、
1)畿央大学開学10周年記念事業における社会脳研究のプロジェクトリーダーとしての役割
2)健康科学研究所の充実化
3)新たな事業に関する情報収集
を展開します。
3)はある意味人生の集大成とするプロジェクトになるかもしれません。
これを数年かけて完成に導きたいと思いますが、なかなか時間がないのも実情で、そろそろ右腕なる人材育成も考慮しないといけません。
いつまで生きられるかもわからならいので。

以上、様々な仕事を同時進行していくと思いますが、
また皆様の援助を賜りたく、様々な協力を仰ぐと思いますが、
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
今年も退屈な一年でないことは確かです。


いずれにしても、この1年は私のこの10年の仕事の集大成的作品。
そして、私の希望を具現化する大事な年となると思います。
新たな展開をすることが、自分の人生に彩りをあたえるとおもってずっと生きてきました。
この1年もその彩りを与える仕事をいくつか展開したいと思っています。

自分の仕事をルーチン化しないよう、自分自身に鞭を入れます。
期待にこたえるのも、こたえないのも自分次第。
だれが期待しているわけでもないのですが、
勝手に根拠ない自信を沸き立てていきたいと思います。
根拠のない自信をもって、もううん十年。
その自信で本厄を乗り越えます。

誰も期待していないかもしれないけど、
私の行動・展開に注目してください!


末筆ながら、みなさまにとって、幸せが舞い込む1年になることを祈念いたします。