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隻手の声(佐藤節夫)The voice of one hand clapping.

世の中の片手の声をココロで聴こう。

雄勝石と稲井石Okatsu ishi & Inai ishi

2011-12-02 20:34:32 | Weblog
雄勝石と稲井石Okatsu ishi & Inai ishi

あの第9代犬山城主成瀬正肥公の顕彰碑「高節凌雲霄kou・setsu・ryou・unn・syou.
りっぱな、雲をしのいで高く、はるかな空のはて の意」が、
Great ,High above the cloud, To the end of the faraway sky
石巻市の雄勝石(稲井石)から出来ている。
犬山城物知り家臣ミツワ写真館の会長さんから聞いたのであるが、毎回見ても見飽きない好い石だ。
Netで調べました。
稲井石(仙台石) (砂質頁岩)  
  宮城県石巻市稲井町井内産  
  稲井層群伊里前層 (三畳紀) 白筋は砂の葉理で、粘板岩の劈開と層理が斜交しているのが特徴
  稲井石は仙台石、井内石とも呼ばれます。青黒〜黒灰色の砂質頁岩で、玄昌石のように薄く剥げず、厚さが20〜30cm程あるのが普通です。宮城県石巻市稲井町井内(狼沢山・上井内山・本山・菊面山)より産出します。大材がとれるので記念碑によく利用され、全国的に出荷されています。稲井石は三畳紀の稲井層群伊里前層の海成層(層厚1000m)です。稲井石の記念碑の表面にみられる明暗の縞は、地層が堆積したときの縞模様(葉理)で、石英質の砂質部が灰色を呈し、生痕化石に富んでいます。従って、この稲井石は地層の堆積後に著しい褶曲作用を受けたのち、堆積構造とほぼ直交方向に圧力を受けて、板状に剥がれる(スレート劈開を持つ)粘板岩となったものです。石碑用の他、屋根材・床材壁材・橋・土木用砕石・割栗にも加工されています。平塚市域では、明治期に立てられた忠魂碑等に数多く使われているほか、平塚学園高校の銘板も稲井石です。 
代表的な和硯
日本の硯の材料産地は、山口県宇部市の赤間石、宮城県石巻市の雄勝石、三重県熊野市の那智黒石、山梨県雨畑の玄晶石(粘板岩)等である。その中でも赤間石との雄勝石の二つは百年以上の歴史があり、国の伝統工芸品指定を受けている。しかし雄勝石は2011年3月の東日本大震災で石巻市の旧雄勝町地域が大きな損害を受け生産が停止したため、入手は困難になった。こんなところにも、震災の影響が来ているのですね。
雄勝硯の原石となっています雄勝石は、地質学的には北上山系登米層古生代上部二畳紀(2・3億年前)に属する黒色硬質粘板岩で光沢・粒子の均質さが優れその特性は純黒色で圧縮・曲げに強く給水率が低く、化学的作用や永い年月にも変質しない性質を持っています。また石肌の自然模様はいつまでも見飽きることのない優雅さがあり、柔らかな黒髪を想わせる女性美を持っています。雄勝硯の原石となっています雄勝石は、地質学的には北上山系登米層古生代上部二畳紀(2・3億年前)に属する黒色硬質粘板岩で光沢・粒子の均質さが優れその特性は純黒色で圧縮・曲げに強く給水率が低く、化学的作用や永い年月にも変質しない性質を持っています。また石肌の自然模様はいつまでも見飽きることのない優雅さがあり、柔らかな黒髪を想わせる女性美を持っています。


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