春曙紅(ツバキ)
続「共通の価値観」Sequel to Common sense of values 平成廿八丙甲年睦月廿九日
もう7年も前になるが、オバマ大統領の勝利演説がなされた。ここで語られたことはいま複雑になって問題解決が難しいように思える。
ちょっと振り返ってみよう。平成20年11月投稿。
If there is anyone out there who still doubts that America is a place where all things are possible, who still wonders if the dream of our founders is alive in our time, who still questions the power of our democracy, tonight is your answer. It’s the answer spoken by young and old, rich and poor, Democrat and Republican, black, white, Hispanic, Asian, Native American, gay, straight, disabled and not disabled. Americans who sent a message to the world that we have never been just a collection of individuals or a collection of red states and blue states. We are, and always will be, the United States of America.
アメリカはあらゆることが可能な国です。建国の父たちの夢は今も生きている。民主主義には力がある。これらを今も信じる人がいるのか。疑問を持っている人がいれば、今晩が答えである。
老いも若きも、金持ちも貧乏人も、そろって答えました。民主党員も共和党員も、黒人も白人も、ヒスパニックも、アジア人もアメリカ先住民も、ゲイもストレートも、障害者も障害のない人たちも。アメリカ人はみんなして、答えを出しました。アメリカは今夜、世界中にメッセイジを発したのです。私たちはただ単に個人がバラバラに集まっている国だったこともなければ、単なる赤い州と青い州の集まりだったこともないと。私たちは今までずっと、そしてこれから先もずっと、すべての州が一致団結したアメリカ合衆国(United States of America)だったのです。
このように「人種の超越」を訴えた。
当時の様相と今では根本的に違ってきた。それは単なる移民の問題でなく、ISというイスラム過激派の脅威も克服しなければならなくなってきている。
当時は、イギリスの問題でしたね。スコットランドは独立とならずに済んだが、ポーランド移民問題が、残っている。「英国らしさ」の言論の自由、寛容の精神で一体感を持とうと訴えていた。
大変なのが、ドイツだ。当時は記事にならなかったが、移民と難民(特に人道上の配慮からシリアから)問題である。去年難民申請のため入国した人数は109万人に上った。大半の難民は受け入れたドイツに感謝し、異国での生活に慣れようと努力している。メルケル首相は罪を犯した難民をすみやかに強制送還すべきであろう。
トルコ人など移民の子や孫の世代は、ドイツ語を学び、独社会にとけこんでいる。
3年前から、ドイツから犬山城へ来てくれたご夫妻と文通しているが、今の情勢を聞いてみた。
ドイツ夫妻へ I’m sorry I couldn’t visit Germany.
I’m afraid of terrorism of IS.
I think Germany does good works for imigrants(400,000)and a lot of refugees.
Germany has tolerant and generous people.
I think we can’t solve by war.
An ex-premier Lester Bowles Pearson of Canada said “ Peace isn’t achieved by power, but attained by breaking off sources of dispute.”
ドイツ夫妻より
Until now we haven`t had any terroristic attacks. It is peaceful in Germany. Concerning the big number of refugees the opinions differ very much and this development is not without problems.
All the best wishes
現実は厳しいということでしょうか。多少は混乱や動揺はあるでしょう。
戦後、養ってきた人道主義と理性でこそ、試練を乗り越えることができるはずです。
お読み下され、感謝致します。
続「共通の価値観」Sequel to Common sense of values 平成廿八丙甲年睦月廿九日
もう7年も前になるが、オバマ大統領の勝利演説がなされた。ここで語られたことはいま複雑になって問題解決が難しいように思える。
ちょっと振り返ってみよう。平成20年11月投稿。
If there is anyone out there who still doubts that America is a place where all things are possible, who still wonders if the dream of our founders is alive in our time, who still questions the power of our democracy, tonight is your answer. It’s the answer spoken by young and old, rich and poor, Democrat and Republican, black, white, Hispanic, Asian, Native American, gay, straight, disabled and not disabled. Americans who sent a message to the world that we have never been just a collection of individuals or a collection of red states and blue states. We are, and always will be, the United States of America.
アメリカはあらゆることが可能な国です。建国の父たちの夢は今も生きている。民主主義には力がある。これらを今も信じる人がいるのか。疑問を持っている人がいれば、今晩が答えである。
老いも若きも、金持ちも貧乏人も、そろって答えました。民主党員も共和党員も、黒人も白人も、ヒスパニックも、アジア人もアメリカ先住民も、ゲイもストレートも、障害者も障害のない人たちも。アメリカ人はみんなして、答えを出しました。アメリカは今夜、世界中にメッセイジを発したのです。私たちはただ単に個人がバラバラに集まっている国だったこともなければ、単なる赤い州と青い州の集まりだったこともないと。私たちは今までずっと、そしてこれから先もずっと、すべての州が一致団結したアメリカ合衆国(United States of America)だったのです。
このように「人種の超越」を訴えた。
当時の様相と今では根本的に違ってきた。それは単なる移民の問題でなく、ISというイスラム過激派の脅威も克服しなければならなくなってきている。
当時は、イギリスの問題でしたね。スコットランドは独立とならずに済んだが、ポーランド移民問題が、残っている。「英国らしさ」の言論の自由、寛容の精神で一体感を持とうと訴えていた。
大変なのが、ドイツだ。当時は記事にならなかったが、移民と難民(特に人道上の配慮からシリアから)問題である。去年難民申請のため入国した人数は109万人に上った。大半の難民は受け入れたドイツに感謝し、異国での生活に慣れようと努力している。メルケル首相は罪を犯した難民をすみやかに強制送還すべきであろう。
トルコ人など移民の子や孫の世代は、ドイツ語を学び、独社会にとけこんでいる。
3年前から、ドイツから犬山城へ来てくれたご夫妻と文通しているが、今の情勢を聞いてみた。
ドイツ夫妻へ I’m sorry I couldn’t visit Germany.
I’m afraid of terrorism of IS.
I think Germany does good works for imigrants(400,000)and a lot of refugees.
Germany has tolerant and generous people.
I think we can’t solve by war.
An ex-premier Lester Bowles Pearson of Canada said “ Peace isn’t achieved by power, but attained by breaking off sources of dispute.”
ドイツ夫妻より
Until now we haven`t had any terroristic attacks. It is peaceful in Germany. Concerning the big number of refugees the opinions differ very much and this development is not without problems.
All the best wishes
現実は厳しいということでしょうか。多少は混乱や動揺はあるでしょう。
戦後、養ってきた人道主義と理性でこそ、試練を乗り越えることができるはずです。
お読み下され、感謝致します。