アメリカの演説American Speech 平成辛卯廿三年文月廿五日
アメリカの歴史上有名な演説のTOP 5 を挙げると
ゲティスバーグ演説(1863年11月19日:アメリカ合衆国大統領 エイブラハム・リンカーン)
大統領就任演説(1961年1月20日:アメリカ合衆国大統領 ジョン・F・ケネディ
ワシントン大行進演説(1963年8月28日:アメリカ合衆国公民権運動指導者 マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
まず挙げられますが、次はオバマ大統領の就任2009年1/20・プラハ演説2009年4/5を挙げます。
その次は、フランクリン・ルーズベルト大統領の隔離演説1937・対日宣戦布告要請演説1941年12月7日です。
今日は対日宣戦布告要請演説を取り上げます。全文ではありません。
Pearl Harbor Address to the Nation by Franklin Delano Roosevelt, delivered on December 8, in 1941
Yesterday, December 7th, 1941 -- a date which will live in infamy -- the United States of America was suddenly and deliberately attacked by naval and air forces of the Empire of Japan.
昨日、1941年12月7日—この日は醜行の日として生きつづけるでしょう。--アメリカ合衆国は、突然かつ意図的に日本帝国の海軍空軍による攻撃を受けました。
The United States was at peace with that nation and, at the solicitation of Japan, was still in conversation with its government and its emperor looking toward the maintenance of peace in the Pacific.
合衆国はかの国と平和な関係にあり、日本からの懇願に沿って、太平洋における平和維持を期待して日本政府および天皇と交渉している途中でした。
The attack yesterday on the Hawaiian islands has caused severe damage to American naval and military forces.
昨日のハワイ諸島への攻撃はアメリカ陸海軍に深刻な損害をもたらしました。
I regret to tell you that very many American lives have been lost.
私は誠に多くのアメリカ人の命が奪われてしまったことを、深い悲しみをもって皆さんに報告しなければなりません。
As commander in chief of the Army and Navy, I have directed that all measures be taken for our defense.
陸海軍の最高指揮官として、私は我が国の防衛のためのあらゆる手段を講じるよう命令を下しました。
But always will our whole nation remember the character of the onslaught against us.
しかしながら、我が国の国民の誰であれ、私たちに向けられた猛襲の性質を忘れることはないでしょう。
No matter how long it may take us to overcome this premeditated invasion, the American people in their righteous might will win through to absolute victory.
この計画的な侵略行為を克服するのにどんなに時間がかかろうとも、合衆国の国民はその正当性に基づいて、完全な勝利を勝ち取る所存です。
I believe that I interpret the will of the Congress and of the people when I assert that we will not only defend ourselves to the uttermost, but will make it very certain that this form of treachery shall never again endanger us.
私は、議会および国民の総意を推察し、我が国が最高レベルで自国の防衛を図るべきのみならず、このような悪辣な行為によって再び我が国が危機に晒されるべきではないことを明らかにすべきときであると信じます。
I ask that the Congress declare that since the unprovoked and dastardly attack by Japan on Sunday, December 7th, 1941, a state of war has existed between the United States and the Japanese empire.
わたしは議会に対して、1941年12月7日に日本から蒙った謂れが無く卑劣な攻撃を以って、合衆国と日本帝国とが戦争状態に入った旨の布告を宣言するよう要請します。
第32代Franklin Roosevelt(1882~1945)の演説ですね。
ニューディール政策1933で世界恐慌を乗り切った大統領で有名なものですから、従弟のセオドルThedore(26代)と混同しますね。
ヤルタ会談をみれば、ああこの人だと分かる。
この演説が元かどうか分かりませんが、アメリカ人をして今日に至るまで「アンフェアな行為」の代名詞となってしまった。そして、ここにrememberが出てきます。
Remember Pearl Harborという語源にもなったであろう演説ですね。
昭和天皇は初めから石油がないことが分かっていたと独白している。最終的に軍は「現地調達」で戦うはめになることが分かっていたのである。
二度とこんな演説に会わないように願うばかりです。
東日本大地震の惨状を見るにつけ、戦後の状況とダブってしまうのは私だけではないと思います。何もかも、遅々として進んでないと聞く。
あの時は、大変だったと大人になった子供たちが言える世であれと願います。
お読み下され、感謝致します。
アメリカの歴史上有名な演説のTOP 5 を挙げると
ゲティスバーグ演説(1863年11月19日:アメリカ合衆国大統領 エイブラハム・リンカーン)
大統領就任演説(1961年1月20日:アメリカ合衆国大統領 ジョン・F・ケネディ
ワシントン大行進演説(1963年8月28日:アメリカ合衆国公民権運動指導者 マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
まず挙げられますが、次はオバマ大統領の就任2009年1/20・プラハ演説2009年4/5を挙げます。
その次は、フランクリン・ルーズベルト大統領の隔離演説1937・対日宣戦布告要請演説1941年12月7日です。
今日は対日宣戦布告要請演説を取り上げます。全文ではありません。
Pearl Harbor Address to the Nation by Franklin Delano Roosevelt, delivered on December 8, in 1941
Yesterday, December 7th, 1941 -- a date which will live in infamy -- the United States of America was suddenly and deliberately attacked by naval and air forces of the Empire of Japan.
昨日、1941年12月7日—この日は醜行の日として生きつづけるでしょう。--アメリカ合衆国は、突然かつ意図的に日本帝国の海軍空軍による攻撃を受けました。
The United States was at peace with that nation and, at the solicitation of Japan, was still in conversation with its government and its emperor looking toward the maintenance of peace in the Pacific.
合衆国はかの国と平和な関係にあり、日本からの懇願に沿って、太平洋における平和維持を期待して日本政府および天皇と交渉している途中でした。
The attack yesterday on the Hawaiian islands has caused severe damage to American naval and military forces.
昨日のハワイ諸島への攻撃はアメリカ陸海軍に深刻な損害をもたらしました。
I regret to tell you that very many American lives have been lost.
私は誠に多くのアメリカ人の命が奪われてしまったことを、深い悲しみをもって皆さんに報告しなければなりません。
As commander in chief of the Army and Navy, I have directed that all measures be taken for our defense.
陸海軍の最高指揮官として、私は我が国の防衛のためのあらゆる手段を講じるよう命令を下しました。
But always will our whole nation remember the character of the onslaught against us.
しかしながら、我が国の国民の誰であれ、私たちに向けられた猛襲の性質を忘れることはないでしょう。
No matter how long it may take us to overcome this premeditated invasion, the American people in their righteous might will win through to absolute victory.
この計画的な侵略行為を克服するのにどんなに時間がかかろうとも、合衆国の国民はその正当性に基づいて、完全な勝利を勝ち取る所存です。
I believe that I interpret the will of the Congress and of the people when I assert that we will not only defend ourselves to the uttermost, but will make it very certain that this form of treachery shall never again endanger us.
私は、議会および国民の総意を推察し、我が国が最高レベルで自国の防衛を図るべきのみならず、このような悪辣な行為によって再び我が国が危機に晒されるべきではないことを明らかにすべきときであると信じます。
I ask that the Congress declare that since the unprovoked and dastardly attack by Japan on Sunday, December 7th, 1941, a state of war has existed between the United States and the Japanese empire.
わたしは議会に対して、1941年12月7日に日本から蒙った謂れが無く卑劣な攻撃を以って、合衆国と日本帝国とが戦争状態に入った旨の布告を宣言するよう要請します。
第32代Franklin Roosevelt(1882~1945)の演説ですね。
ニューディール政策1933で世界恐慌を乗り切った大統領で有名なものですから、従弟のセオドルThedore(26代)と混同しますね。
ヤルタ会談をみれば、ああこの人だと分かる。
この演説が元かどうか分かりませんが、アメリカ人をして今日に至るまで「アンフェアな行為」の代名詞となってしまった。そして、ここにrememberが出てきます。
Remember Pearl Harborという語源にもなったであろう演説ですね。
昭和天皇は初めから石油がないことが分かっていたと独白している。最終的に軍は「現地調達」で戦うはめになることが分かっていたのである。
二度とこんな演説に会わないように願うばかりです。
東日本大地震の惨状を見るにつけ、戦後の状況とダブってしまうのは私だけではないと思います。何もかも、遅々として進んでないと聞く。
あの時は、大変だったと大人になった子供たちが言える世であれと願います。
お読み下され、感謝致します。