隻手の声(佐藤節夫)The voice of one hand clapping.

世の中の片手の声をココロで聴こう。

Jewユダヤ人

2010-06-26 17:37:48 | Weblog
Jewユダヤ人   平成庚寅廿二年水無月二十五日

バンクーバーのGrandpaから立派な日本語で、「ユダヤ人のことを調べなさい。」と言われた。 彼は日本統治下の台湾で日本軍から、徹底的に日本語を仕込まれたという。今回は留学中のホームステイではないので、英語より日本語での会話になってしまった。
 そういえば、去年S君から「世界と日本の絶対支配者 ルシフェリアン」という本を薦められていた。カナダUBC卒のカナダ人ベンジャミン・フルフォード著である。
 ちょっとユダヤ陰謀論に近く、陰謀などというものにユダヤ人みんなが荷担していたら、とっくに滅びていたにちがいないと、寺島実郎氏はいう。その寺島氏の「世界を知る力」の中に「世界を変えた五人のユダヤ人」という有名なユダヤジョークが紹介されていた。
 
天上の国で、人類史上、偉人として知られる五人のユダヤ人が議論を交わしたという。テーマは「人間の行動を本質的に規定するものは何か」。
まず、モーゼが、ものものしく戒めるように断言した。「人間が人間であるための要素、それは理性である」。
 次に、キリストがハートを指しながら、やさしく反論した。「いや、それは愛です」。 二人が「理性だ」「愛だ」といい合っていると、「とんでもない」という顔つきをしながらマルクスが宣言した。「すべては胃袋、経済が決定する」。
 すると、「もっと本音で議論すべきだ」といって、フロイトが割って入った。「結局は、性、セックスなのだ」。
 「理性だ」「愛だ」「胃袋だ」「セックスだ」と4人が侃々諤々議論をしているところに、アインシュタインがやってきた。そして、舌をぺろりと出しながら、こういった。「いやいや、皆さん、すべてのことは相対的なのです」。
 
ここに出てくる偉人はすべてユダヤ人というところに唖然とするものがある。
「世界をつくってきたのはユダヤ人である」という自負が込められている。
やはり、調べてみると“ルシフェリアン”信者にならずとも、びっくりなことばかり。次回は「Jewish Lobby」です。

写真はポートランドで買ったマップです。
日本と北米西海岸は極東と極西ですね。
真中は中東ということになる。
5月末、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ向けの国際支援船を急襲し、多くの死傷者が出た。多くはトルコ人だという。第3国まで犠牲者が出た訳であるが、日本はあまりにも遠いし、根っこが深い。
でも、調べておかなければならない問題なので、取り上げました。

お読みくだされ、感謝いたします。


Bankruptcy of Nation (in English)

2010-06-13 14:24:16 | Weblog
Bankruptcy of Nation (in English) 平成 庚寅廿二年水無月十三日

NHK said,
Mr.Hatoyama has quitted just eight months after his historic election victory.
Democratic Party 's Seretary General, Ichiro Ozawa, is also stepping down.
Hatoyama made the announcement at a meeting of party lawmakers from both houses of Japan's Diet.
He said the controversy that stemmed from how he handled the relocation of a U.S. marine base in Okinawa is one reason for his resignation.
Hatoyama failed to keep his promise to relocate the base outside of Okinawa. That forced a junior partner in his coalition government to quit.
Hatoyama says he's also leaving to take responsibility for political funding scandals, including his own, which cost his government support.

I think we couldn't make an accurate strategy to relocate the base outside of Okinawa. We also had to take responsibility and change our thoughts for this problem. We must continue to discuss about "deterrent".
Canadian government has a power enough to make an objection to the U.S.
I respect Lester Bowles Pearson Canadian Prime Minister.
He was very cool , I think.
So far 16 Japanese Prime Ministers have changed for 22 years.
This means that the Japanese bureaucrats were excellent .
It was a bad system that they take up well-paying jobs in private enterprises after retiring from a high government post..
We must get rid of that system.
Now, the Kan Administration was born.
I hope he is clean. He should enforce screening budgets opened to the public.
We knew for the first time that there was so much unnecessary spending.

Financial critics say a few years later Japan will break down like Greece.
At the end of this year our national debts will be 976 trillion yen.
I had a small national bonds. But most of financial facilities(banks) also had government bonds. We might lose our money.
So Kan government will put a new high (10%) consumption tax.
We have to avoid “Bankruptcy of Nation”.

Thank you for reading.

国家破産Bankruptcy of Nation

2010-06-11 22:19:01 | Weblog
国家破産Bankruptcy of Nation  平成庚寅廿二年水無月十一日

近頃、英会話仲間での話が、鳩山さんは本当のお坊っちゃんだったということと、国の借金が増えてきているという話になり、預金は“金“に限るねということになった。
所詮セレブなお話と思っていたら、1ヶ月前 S君からメールが来ていた中に、国家破産の話があった。
『私の今一番憂慮しているのは、日本の国家破産です。今年度末で国の負債は976兆円になるそうです。国民の預貯金のうち真水は多分1000兆円です。すると来年で国債を発行する担保がなくなります。国は国債を償還しないと宣言するでしょう。国債を持っているのは金融機関が主ですが、金融機関の金は我々の預貯金です。それがパーになるということです。それで国の負債はクリアになりますが、我々は一文無しです。円はがた落ちになります。そうすると石油も食糧も輸入出来なくなります。その上次年度には税収に見合う予算しか組めないのです。ということはプライマリーバランスを達成しておかないと予算も組めません。仙谷国家戦略相は分っているようで、最近消費税を上げなければいけないと言っています。彼はこんなことを言っています。
「こんな予算、戦争末期並だ。この国は続くのだろうか」産経新聞4月6日付け一面。』
先読みの出来る彼ならではの意見でした。有り難い友人、社長さんです。
仙谷国家戦略相は菅新首相の内閣官房長官になりましたね。
早速、三年後次期衆議院選挙後といっておらず、消費税導入を進言している。
 菅新首相の同窓先輩である大前研一氏は、国家破産について語っている。
『このような状況にあっても、現在のところは世界の国から見ると日本の
 国債は金利が低く保たれていて、デフォルトリスクが高い水準には
 なっていません。 国債購入者が多ければ金利は低く、少なければ金利は高くなり、価格は下落します。日本には国債以外にこれと言った投資対象はなく、邦銀・
 生保・郵貯などが未だに国債を大量に購入しています。ゆえに、歳出入の差額がこれほど悪化していても、日本国債は低金利を維持できているのです。

 しかし、どこかのタイミングで日本国民が「貯金をしても、結局裏では国債を買っている」ということに嫌気がさして、郵貯や銀行預金をやめることがあれば、その時には国債の金利は上昇し、国債価格は下落します。 現在の日本人の心理からすると「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という状況だと私は思います。しかし、将来「誰も渡らない」という状況になったら、日本人の強い集団心理が作用して、一気に国債以外のモノへ流れる可能性も高いと私は見ています。
昨今のギリシャの財政状況の悪化を見ても、日本にしてもどこまで耐えられるのか、私は大いに懸念しています。』(大前メール)
以前書きました“悪魔のささやき”が無きにしも非ず。
今日、施政方針演説で菅首相は、「強い経済、強い財政、強い社会保障」を目指す方針を掲げ、「消費税を含む税制の抜本改革を行う」として、財政再建と経済成長の両立を図る姿勢をアピールした。「2020年度までに基礎的財政収支を黒字化する」とする財政健全化目標を掲げる。(読売)
若干弱い経済に対する対策は、回りの閣僚仙石氏・枝野氏・前原氏・岡田氏・長妻氏ら(反小沢)と、元々持っている「庶民の味方」という目線で、乗り切ってもらいたい。
 普天間の問題では副総理と言う立場からは何ひとつ意見が報道されなかった。
不作為の同意で、沖縄県民との対話なしで、日米同盟が最重要課題だと最初から決めつけているようですが、これを機に日米同盟の見直しという選択肢もあるはずです。少しは沖縄県民の目線で「これだけ反対され、50年間耐えて来た占領状況」を地勢的抑止力だけで、押し切らずに一旦見直ししたらと思います。沖縄県民は猛反対の嵐です。
社民党は言う、「そもそも日本に海兵隊が配備されたのは沖縄でなく、岐阜県各務ヶ原飛行場と山梨県東富士だった(1953年)。在韓米軍をバックアップするのが日本駐留の目的だったが、1956年に沖縄に移駐してきた。  軍隊に基地を与えるのは政治である。米軍が沖縄にこだわるのは、日本政府がそこで基地を提供しているからにほかならない。」
 
 各務原といえば、岐阜・関市の隣である。立派な自衛隊の基地がある。もっと対案の議論を閣内ですべきだったのではないか。責任が鳩山前首相ひとりに絞られた感がある。国民皆も、対案が出せたか 反省の余地が残ったような退陣劇でした。
国家破綻の前に、菅新首相が何よりもやるべきは、日本経済の立て直しです。

お読み下され、感謝致します。