ケイロンによるアキレウスの教育
ポンペイ壁画展 平成乙申廿八年葉月廿四日
日伊国交樹立150周年記念だとして、今名古屋市博物館で、ポンペイ壁画展が行われている。
行きそびれてしまったポンペイ遺跡の一部・壁画の公開であった。
フレスコ画で、ほとんどナポり国立考古学博物館からの出品であった。
やはり、画題はギリシャ神話である。「ケイロンによるアキレウスの教育」紀元後1世紀後半であるから、2000年も前の作品である。
縄文時代の我々からすると何とすごいことだ。 古代ローマ人の高度な生活が垣間見れました。
英雄ヘラクレスの行きずりの欲情から生まれた嬰児テレフォスがアルカディア山中に捨てられて牝鹿の乳で哺育されているところを、
偶然通りかかった父親ヘラクレスが発見するくだり。
中央の堂々たる女神は、この挿話の舞台、アルカディアという土地の擬神化という。
ほんの一部が写真OKでしたので、載せることができました。
9月25日までやってます。
お読み下され、感謝致します。