sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

4月30日(日)出国審査

2006-04-30 20:28:27 | 旅行
 29日の昼前の飛行機に乗って、30日の夕方に日本に到着。12時間のフライトだった。アメリカを出国の時に、コリアンエアーのスッチーが、靴を脱いでパンスト姿で一列に並んでいた。ええ、まさか悩ましい格好してくれるのかとワクワクしたのは大はずれで、今時アメリカの出国審査は女性にも靴を脱がせる。男はズボンのベルトも外させた。そこまでテロ警戒していると言う事だ。誰もが靴下のままであのピンコーンという赤外のセンサーの中を通過する。

 容疑者が逮捕拘留のときに「カンカン踊りをさせられる」という。いや、これも相当な差別語だよ。熱帯土人の裸踊りをいまだに法務弁護士の連中はこう言ってるんだから。この隠語は裸になった上に、肛門の中まで検査、女性は性器まで検査されるということだ。そこに凶器は隠し持っていないか。まもなく出入国の審査はそういうことになる。客の素っ裸を覗いても、安全を確保したいということだ。

 本来アメリカ人は人前で靴を脱ぐ事と、ズボンのベルトを外す事は、恋人とセックスをする事を意味していた。大体部屋の中でも靴を脱がないアメリカ人は、ベッドに入る時しか靴は脱がない。同じようにベルトもパジャマに着替える時にしか外さない。そういう実にプライベートな事まで人前で平然とさせられるというのは、あまり歓迎されたことじゃない。お腹が痛いと泌尿器科にいった時に、性器を看護婦にさわられるようなものだ。もしくは妊婦の性器検査を男がやるようなものだ。ブッシュに人気がなくなったとすれば、そういうことまで平然とさせる事への抵抗感が大きい。

 このまま時代が進むということは、出生した時に出生番号が交付されるということだし、成人した時に全員が虹彩検査を受けるということになる。虹彩こそは50億人が千差万別で、指紋の数百倍だったかの識別機能があるらしい。
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4月29日(土)LA~日本

2006-04-30 01:48:43 | 旅行
 朝起きて、そのままさっさと空港へ。わずかに1週間の旅行でいつも苦痛なのは、行き帰りの飛行機のこと。10時間も狭いエコノミーに乗って、現地で時差ぼけに慣れたと思った頃に帰国して、また時差ぼけ。4時間くらいしか寝られなくて、午前3時とかに起きてしまう。それでも旅行に出ると言うのは、苦痛を押してでも楽しい事があると思えばそうするし、苦痛になれば出かけなくなる。そこが若さと老人のバランスの境目か。
 帰国後の成り行きは大体知っているのだ。翌日の月曜から会社に行くけど、さっぱり仕事をする気にならずに、1週間くらいしないと東京に体が慣れなくて、またまたつまらない社会生活に流されていく。でもまあ楽しい旅行をしたという記憶はしばらく残っているかもしれない。
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4月28日(金) モントレー~LA

2006-04-30 01:35:02 | 旅行
 今日中にLAの近くまで行けばOKだからもう難しくはないでしょう。西海岸の海沿い1号を南下します。しかし昨日の夕方から今日も曇り。太平洋の夕日なんてものが見えません。昼過ぎまで海岸沿いを南に行きましたが、いい加減に飽きてきて途中から東へ。山を一本越えて向こうの街道に入ります。そうすると快晴になってきて、気温も30度を越えてくる。その途中には牧場が相当広がっていて、このあたりは北海道の夏のような感じ。ちょっと南は砂漠で、ここは北海道という、そういえばカリフォルニア州は日本よりも広かったのです。
 谷へ出て、5号線はLAからサンフランへの幹線でした。そういう大きな道は初めて走るのです。途中LAの100キロ北で山を越えるのですが、標高1200mまで5車線の道で上がっていくというのも、ちょっとなかなか日本では経験しませんよねえ。LAに入ってからは海側に出て、「サンタモニカに行きたい」という、分かりやすいリクエストに答えて、その近くのモテルに夕方遅く入る。旅行も今日が最後で明日は午前中に飛行機に乗ります。この1週間で2300マイル。3500キロを超えたわけです。1日500キロと言うのは、若い頃の旅行のノルマでしたが、今回もそれを達成。トラブルもなく満足でした。車の旅行はとにかくどんどん走ることに意義がある。それが面白い。欧米の道は、走ってキャンプして、そういう遊びが出来るように考えられて作られている。日本の高速とは訳が違う。しかも借りた車は新車だったようで、150マイルしか走っていなかった車でした。快適な旅行。

アメリカでの商売
 自動ドア
 アメリカは意外とビルやショッピングセンターで自動ドアが普及していないのです。大型ホテルでも手動で開ける。今後自動ドア商売は流行りそう。
 ウォシュレット
 それとトイレにウォシュレットの普及がゼロ。ヨーロッパでは20年前にもビデなんていう上品なものを見た事が何度もあったけど、アメリカはそういうの無関心ですねえ。我が家でさえつい最近5万円くらいでウォシュレットにして、私毎日快適に過ごしているのに、アメリカにはありません。この商売もこれからいいでしょう。
 ラーメン屋
 日本食などアメリカで流行るのでしょうか。こんな薄味にアメリカ人が耐えられるとは思えない。しかしそれでも、ラーメン屋くらいは流行らせて欲しい。その国の人間が大勢入り込むと言うのは、メキシコ人のデルタコのように、店内にメキシコ語(スペイン語)が煩いくらいににぎやかになるということで、チャイナ、コリアはそういう店や村があるというのに、ジャパンの店やタウンは明らかにない。ほんの数件の日本移民のすし屋が、高級店目指してどこか細々と営業していると言うのが実態で、これじゃトヨタやホンダをどこでも見かけるのとは訳が違う。日本人ももっと肉食獣にならないとダメですきっと。
 交差点
 田舎の住宅街の交差点で気になるのは、アメリカでは両方向ストップで発進というルールになっているのです。一旦停止した順に発進していく。だから右も左も車で詰まっているのに、自分が直進するというのは、ちょっと慣れないと抵抗感と威圧感がありますね。しかしこれは便利で信号がいらないからいい。
 ヨーロッパではロータリーというのが多いのです。交差点の中央にロータリーがあって、車は右方向の一通になっている。これも便利で信号いらず。
 ところが日本は交差点だというと、必ず信号をつけるし、あるいは片方を一旦停止にして、もう片方はノンストップの道にする。左方優先などは教習所で習うだけで、実践するところは全くありません。つまり日本が一番ガチガチのルールで縛り付けて車の自由を奪っていることになる。
 高速料金
 アメリカは高速料金がない。フリーだと言うことでフリーウェーというわけだ。日本はおよそ100キロ走ると2千円だから、3000キロ走ったということは、6万円かかるというわけだ。しかも乗り降りすると割高になるし、走っていても全く面白くない道路公団の高速道路。欧米のアトラスの地図には、「シーニックルート」という景色の良い道には道路に点線がついていて、そういう道を選んで走るだけで楽しいものだ。国内に楽しい道はない。
 キャンプ場
 キャンプはアメリカなどは生活の一部になっているほどで、州や町がキャンプ場を管理していて、道路標識も詳しい。設備はトイレと水とゴミ箱だけの道端の休憩所程度なのに、そんな簡単なものの設置と管理すらできないのだから、日本のオートキャンプのブームも廃れた。しかもあんなもので儲けようとした連中が多すぎた。山のテント場の一人500円が儲からないように、車のキャンプ場などで儲かるわけがない。あれはコンビニが客にトイレを貸すのと一緒で、そういうキャンプ客が来るからトイレと水道の維持費だけを徴収する、そして毎日ちゃんとトイレ掃除はしてくださいよというだけのことだ。
 分別ごみ
 日本の分別ごみはタバコのビニールパッケージすら、本当は燃えないごみに出すようで、刺身皿のパックなども燃えないになっている。それにビン、ペットボトルはすべて別。実はこれはあまり能率の良い方法じゃないと言われている。高熱の燃焼炉にすれば、ガラスでも燃やせるというのが近代的らしくて、アメリカは紙もビンも一緒にごみに出す。ゴミ処理は大きな問題だが、コンビニ袋でさえ「燃えない」という分類は、つまり埋めるということで、これは間違っている。
 
 
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