sptakaのブツブツDiary

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4月11日(火)私大の寄付

2006-04-11 00:59:16 | ファンド
 国立大学が学校法人だか株式会社になって、勝手に商売をやっていいことになった。というよりも、公務員御殿としてのほほんとかび臭いノートで30年一日のごとくに教えていた教授連中を刷新するのだというのも、小泉改革の一環らしい、当然だが。
 で、我が家の長男も次男も私大に通っているのだが、私大は国立大学ほどに腐ってはいないと思っていたが、乞食のように「寄付ください」というのには、参った。
 どの親も子供が通っている大学から金を乞う、金をくれ、といわれるとすんなりと応じるのだろうか。三流ホステスが小遣い頂戴といっているのと同じにしか聞こえないのだが。
 1個は創立何周年記念事業で一口3万円の3口以上。もう一個は建物新設計画につき、1口5万円の4口以上。ホントかね、寄付をくれというのに、この臆面もなく堂々と玄関から入ってくるような詐欺とはいわないが、厚顔無礼な通知一枚で寄付しろとは、世間とはこういうふうに成り立っているものか。私は世間知らずか。
 せめてこれだけの金をくれというなら、大学所属のホステスが、一軒一軒訪問して、お愛想して金集めくらいするのが礼儀だと思うのだが違うか。世間をなめるな。いやこうしてなめ腐ってこれまで私大運営ができていたのなら、これは殿様商売過ぎる。
 少なくとも常識で物事考えましょう。最初私は学債購入してくれという話しかと思っていましたよ。500億円でもいいし1千億円でもいいけど、お金が集まりません。年間1%程度の利回りですが、学債購入してくれませんかというのが、最低の礼儀でしょ。ロシアでも、メキシコでも、中国はもちろん、年に5%以上で国債の金利は回っていますよ。だれもがそういうファンドに預金したいのだが、せめて貴方の息子の学校のことですから、安いけど協力してくれませんかというのが、筋なのです。
 しかし実態は全く違って、一棟のビルをただで建てたいから、金を恵んでくれ。これじゃね、今の政府財政の700兆円の赤字を誰も責められませんよ。同じことやりたいといっているのだから。学校経営がこの体たらくで、そこで育った学生が、じゃどれほどのもので4年後に卒業できるのかといっても、こんなものは全く知れている。役に立ちはしません絶対に。日本という国はここまで大甘だったんですね。そうです、毎度いうように、ポルトガル以下の国です。

コメント (2)
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