sptakaのブツブツDiary

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4月16日(日)都立汐入(しおいり)公園のバカ

2006-04-16 17:24:10 | 政治・経済・事件・公務
 我が家の前につい最近できたのが、都立汐入公園(荒川区)というものだ。最寄り駅はJRの南千住になる。そんなところは、明日のジョーが育ったスラム街だろうと、言われるのだが、確かにそうしたスラム街はある。しかし、そのスラム街にあったドヤ街というのは、2002のサッカーWカップのときに、外人大人気の宿泊ホテル、3畳一間で3000円と言われて有名になったのもある。昔のドヤ街を息子の代になって、ビジネスホテルにしたわけだ。外国へのヒッピー旅行というのは、確かに世界中で日本人が一番多いが、特権というわけでもなくて、欧米、中国や韓国からもヒッピー客がくる。東京へきて、一体どこに泊まるのかといえば、3畳一間で3000円があれば、連中は10泊とか、長期滞在が大好きなのだ。それで大いに流行っていて、新ビジネスといわれるほど。だが、まあ山谷も確かに残っていて、主に台東区に多いわけだが。
 まあそれはいいとして、10年前にオウムに国松長官というのが撃たれたが、あれは荒川区内のマンションでもあった。連中のようなセレブが住むマンションもあるというわけ。そうして近代化され、実はいま北千住よりも、綾瀬よりも、南千住が住みやすいというのは、進化した都民じゃなきゃ知らないことなのだが。その一環で、慎太郎が大いに進めているその汐入公園というのが、ようやくできた。ガスタンクとか、カネボウの工場跡地とか、JRの貨物駅、操車場などがどいたりして、広い敷地が開いていたわけだ。慎太郎が防災の日にここにも来て、だから脇に隅田川が流れているのだが、そこの山谷はこっちへくるなと、向こうの墨田区に追いやったりしていたが。
 さてどういう公園になったのかというと、一時間200円のパーキングができて、しかし平日は誰も止めていなくて休日だけで、その客というのが、テニスコートができたから、ここへきている間抜けな中年と、そのオヤジにたらしこまれたようなネイちゃん。他に、60年代の遺物でもあるバーベキュー公園で、今時の若い子に聞いたら「バーベキューってなに?」というわけで、安い海の家のまねしたわけだ。あとは半年前にできたゲートボール場で、こいつは朝の5時からかーんかーんと、とんでもなくうるさくて、前にオヤジに「9時まではやるな」と怒鳴ってやったら、羊のように素直に「すいません」といったが、自分じゃあの木のボールを木の杖で打つうるさい音に本当に気が付かなかったらしい。
 てなわけで、こんな公園はどうみても赤字もいいところで、所詮慎太郎の都心をきれいにという政策であったとしても、現場でやっていることは、まだまだ役所仕事の大間抜け。今時団地の真中にテニスやゲートボールは、どの感覚になったら、こんなものを作ろうと思うのだろうか。日比谷公園にゲートボール場があるか? そんなものは、さっさと荒川の河川敷にいってやってくれよ。都心の公園はといえば、2,3日ヨーロッパをみてくれば、理想的なもんはいくらでもあるでしょうに。住んでいる人、歩いてきた人が、「いいなあ」と思えるもんだよ。芝生と街路樹とベンチ、それだけでいいんだよ。余計なことはするな。中年オヤジが若い女たらしこんでテニスなんて、もしかしてゴルフ場でも本気でこんなところに作りたかったんか? 東京都は、どうもこの程度で自画自賛して素晴らしい公園作ったなんて思ってんのかもしれんが、目の前に住んでいる私が言うんだから、これは正しい「くだらん」。
コメント
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