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Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

うかつな人

2010-05-11 | Rock
 今日の一皿は、面白いデザインのLPジャケットを集めた本などにも取り上げられる一枚ですが、どんな音だったか思い出せません。
マックスフィールド・パリッシュの末裔みたいな画で、イメージの膨らむシチュエーションが描かれています。



そういえば、爪の間は洗ったかな.....まぁ、下味か。
さっき靴を磨いた手で、気が付くと肉を捏ねていました。
もちろんその前に手は良く洗ったつもりですが、水をはじくくらい汚れていたので思い返すとちょっと心配です。まぁ、靴にもラヴォーロ・ア・マーノ(手仕事)なんて書いてあったりしますから、肉捏ねるのも同類みたいなものでしょうか。


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ニット・タイ

2010-05-05 | Rock
 先日UEFAチャンピオンズ・リーグ決勝進出のチーム、バイエルン・ミュンヘンとインテルが出揃いました。現在プレイヤーとしてノリに乗ってるメッシや、その他強豪チームを退けて勝ち進んで来たチーム同士、どうなりますでしょうか。



このLPジャケットの画は誰でしょうか。ジーン・ハーローっぽくもありますね。
昨年の夏にDVDを買って、クラレンス・ブラウン監督「Wife vs. Secretary」という1936年のMGM映画を初めて観ました。主演のクラーク・ゲーブルの他にジーン・ハーロー、マーナ・ロイ、若くてひょろひょろしたジェームズ・スチュアートが出ていました。
話はタイトルのまんまで他愛ないものですが、その時代のMGMなのでスタッフにセドリック・ギボンズやエイドリアンがいて、セットもL・フェロウズのドローイングを見るようです。



シャツは麻。首から下がっているのはもちろんキャヴィアじゃなくてシルクのニット・タイ。
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Another time, another place

2010-05-01 | Rock
 草むしりをしていると、遠くから鶯の声が風に乗って聴こえて来ました。昨日今日となんて麗らかな日でしょう、と思ったら二月二十三日にもそんなタイトルで記事を書いていたことを思い出しました。その後、天候が定まらず記録破りの悪天候もあったりしたので、こんなGWらしい陽気がやって来ようとは嬉しいかぎりです。



先月たっぷり雨が降ったあとの好天なので、雑草にとっては待ってましたとばかりに伸びるチャンスです。

同様に桜の後の色々な木々の若葉も一口に緑とだけでは括れない濃淡があって、大変美しい時期なので、小高い山の全景を見渡せるような場所に立つとしばし見惚れて退屈しません。

でも、画像のジャケットの色がイメージさせるような水の近くへ行くにはもう少しという感じでしょうか。
友達の木戸君みたいに釣りに魅入られてる人からは、何言ってんのもう十分暖かいでしょと言われてしまうかも知れません。



サンド・ベージュのタイも麻。
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ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯

2010-04-23 | Rock
 十五日の話で画像のアリシア・デ・ラローチャに掛けて「スペインの灼けた大地を思わせる」ワインの話を書いたら、自分がその気になってしまい土曜日には捜しに出かけました。
でも今回のはカスティーリャ・イ・レオンの物。
まだ開けていませんが、今日のボズ・スキャッグスのLPジャケットのように情熱的な感じでしょうか。



昨日モル・フランダーズの話を書いたので、今回はスペインの「ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯」。
ピカレスク小説の元祖のような位置づけみたいです。作者不詳で日本の伝承昔話みたいな趣があり、風刺を楽しみながら、人生訓のように生きる知恵を授けようとする側面もあったかも知れません。

十六世紀に出された本で時代的にもだいぶ隔たっていますので、現代から見ると部分的に暴力的だったり残忍なように感じる場面もあるかと思います。日本の昔話と同じですね。

この話も一人称で少年が成長していく過程が語られますが、ずっと何か似た印象を残すものがあったはずだと考えていたら、イタリアの地下鉄や街かどで見たジプシーの子達でした。

一度ローマの繁華な一角を抜けた辺りで、新聞紙をひろげた数人の子供らに夫婦で取り囲まれた事があります
。突然ではありましたが、その手口は以前に聞いていたので慌てることなく軽く払いながら「どいたどいた」と日本語で言うと、拍子抜けするくらいあっさり散って行きました。
その時の印象が、この本から受けるものと何かしら似た後味を残したのでした。



賢くなれるようにフクロウのモチーフ、英国製。
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ソムリエ平山君

2010-04-19 | Rock
 何年前でしたでしょうか、ナノ・テクノロジーを応用した商品が少しづつ出始めて、「ナノってなんナノ」なんて面白い事を言ってた人がいました。シンプルで好きです。最近ではナノ○○というのも大分一般的になって、様々な商品がありますが、防汚処理の施されたタイ等が、比較的身近でしょうか。



小中学校の同級生平山しげゆき君が海外へ行くというので、皆で集まったのは高校を出た頃でした。何処へ何しに行くのという、もう何遍も聞かれたであろう質問をその時も皆で浴びせたと思いますが、フランスへソムリエの勉強に行くということでした。
なぜソムリエだったのか尋ねたと思いますが、その答えは記憶から抜け落ちています。

ナノの出始めと同じように、その頃ソムリエと言っても一般的な認知度はあまりなく、唐突にも思えたし、はっきりした目的を持って外国へ勉強しに行く彼が大人っぽくも見えました。
またその頃は、自分が将来外国人と接するようになるとは考えてもいませんでしたので尚更です。

平山君はいつもひょうきんで明るく、何か煮詰まった状況でも笑いに転じさせるような機転を働かせる子で、中学の時はバレーボールをやっていました。

性格に反して字だけは乱暴で、渡仏後葉書をくれたのですが残念なことに住所が判読できません。しばらくすると「手紙の一枚もくれないとは、つめたいやつだな」とフランス仕込みのフィルム・ノワールとは関係ないとは思いますが、追い打ちが来ました。
そしてこれじゃ届かないと思いながらも、返信を書いたと思いますがどうなったか記憶にありません。

多分その後は忙しかったのでしょう、音信はありませんが、きっと何処の空の下にいても持ち前の明るさとバイタリティーで周囲を楽しくさせていることでしょう。



後日談:その後、ご本人らしき方からメールをいただきました。まだ再会がかなってないのではっきりしませんが、私の記憶はその後ひとから聞いた情報も加わって正確ではないようです。ご容赦ください。
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最初のMade in England

2010-04-12 | Rock
 ポーランドの大統領をはじめとする政府高官を乗せた専用機が墜落したのは、四月十日の事でした。
それで思い出したのは、子供の頃に聞いた話です。
イングランドのマンチェスター・ユナイテッドがヨーロッパを移動中に、やはり搭乗機が事故にあいチーム存続の危機に直面したそうです。それ以来航空機での移動は分散して搭乗するようになったと聞いたように思います。



その頃たまに放送されたオールド・トラフォードでのマンチェスター・ユナイテッドの試合は、スタンドとフィールドが一体化して深いグリーンと濡れたような赤、映像自体も濡れたような独特の色合いに見えました。思えばその辺がイギリスの最初のイメージかも知れません。

その頃の選手はアレックス・ステップニー、ブライアン・キッド、ジョージ・ベスト、ボビー・チャールトン、そして子供心にも忘れられない容貌とプレー・スタイルのデニス・ローなどが在籍していました。
ボビー・チャールトンはその頃イングランド代表の要で、ジョージ・ベストは北アイルランド代表ですがサッカー以外で話題になる事も多い選手でした。

その後Made in Englandを意識するのは暫くたってからですが、最初は靴だったでしょうか。やはり紳士服の始祖という漠然としたイメージもありましたので、並行してタイ・シャツと試して行きました。メーカーによる優劣はあるものの、シャツだけはもっと細かい視点と感性で作られている製品が他所にあったので、まもなく英国製は着なくなってしまいました。

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桜は満開、靴は穴開き

2010-04-10 | Rock
 今日は顔が緩むくらい暖かかったですね。
電車に乗ったら、向かいの三十歳代サラリーマンの靴に2cm弱の穴がありました。不況の余波はこんな所にもと思いましたが、どうなんでしょう。
昔雑誌のインタビューに答えたイギリス人が、手入れの行き届いてない靴を履いた人を見たら「何か特殊な考えを持った人か、神経の行き届かない人だと思われるでしょう」と言っていた記憶があります。
穴だったらどうでしょうか。えっ、論外?ごもっとも。



また今日は、家の辺りの桜が文字どおり満開の状態になり、薄青い空に映えて年に一度のゴージャスな景色をつくってます。写真を撮る人や、写生をする方を見掛けました。
その脇で、鶯の鳴き声もようやくそれらしくなってきました。

今日は画像を作ろうかと思って結局やめましたが、今日作っていたらきっと一足飛びに盛夏っぽくなっていたかも知れません。


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Duane Allman

2010-04-04 | Rock
 最近は日曜日休みにさせていただいてますが、今回は何となく画像を四つ作ったので、そのままアップしました。
今日の一皿は二枚組のDuane Allman AnthologyⅡ。昨年スタート直後の話に出た高校の同級生、ロッカー岩崎君が貸してくれたうちの一枚がこれです。

Duane Allmanは二十四歳で亡くなっていますが、プレー同様風貌も、とてもそうは見えません。



先日、英国のメーカーからアンケートをもらったので質についての具体的な改善点を答えたところ、「現在また将来にわたって、品質向上は我々の目指すところであります、云々」という社長さんの返事が返ってきました。

本来何を合わせようが自由なコーディネートと違って、品質の方は様々な所で勉強させてもらい具体的に目に見える解かりやすい基準が出来上がってくるので、ハードルが上がらざるを得ません。

例えばシャツならカットや素材以外にも、(素材にもよりけりですが)ステッチは一インチに18より25に近づけた方が表情が美しくなりますし、微妙なラインを描く襟型の違いも作り手の美意識が反映される所です。

あらゆるアイテムにわたって存在するそうした商品は、やはり熱意や熟練そして適度な集中力をはらって作られている事が、それ自体から感じられるように思います。



今回のタイはプリントで、クリームのベースにくすんだ朱の細かい柄が並んでいます。
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All That shines ain't gold

2010-04-03 | Rock
 今日の一皿はDelaney&Bonnieの Motel Shotです。今はCD化されているので、いくらでも聴くことが出来ますが、私が聴きたいと思った頃は既になかなか見つかりませんでした。
そうすると聴きたい欲求と、内容に対する妄想が膨らんで、化学変化を起こします。その後実際の盤を聴いてみると、膨らんだイメージは実際の内容をはるかに凌いで肥大化していた、という経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

この話題は十人十色で、この道が好きな人と飲む時に盛り上がる話題の一つです。

結局この盤は、学生の頃アルバイト先の音楽好きで十歳上の先輩と飲んでいて、聴いた事のない盤の話をしていたら、多分あったと思うと言って翌日くらいに、「聴かないからあげる」と譲ってもらった思い出の一枚になりました。
内容は.....聞かないで、というか聴いたらわかるけど余程興味のある方しかお薦め出来ません。



今日のタイは、内閣支持率急落と共に、やや落ち着いてきた感のあるゴールドっぽいものです。意外に早かったですね。いぇ、開花じゃないですよ。

ミラノ、オーベルダン広場TINCATIの十数年前の品。
このタイを締めて歩くと、来月くらいには「あら、まだ金色っぽいネクタイしてるわ」という扱いを受ける運命にあるのでしょうか。

じゃ、明日の花見に備えて良い場所をおさえに行って来ますんで、これで...


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大リーガー、ジョージ・マッケンジー / 花見

2010-03-30 | Rock
 セ・リーグも先週末から開幕し、マリナーズから阪神タイガースに移籍した城島健司捕手も初戦から活躍していますが、大リーグ行く頃からだったか、アナウンサーの言い方によってジョージ・マッケンジーと聞こえたことはありませんか。
大リーグ行くのでそうしてた、なんて事ないですよね。単なる空耳アワーだったんでしょうか。



「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは」と言ったのは兼好法師でしたが、それでもやはり満開の賑々しさというのは何とも言えません。その下では人は少しおかしくなると昔から言われています。

仕事が終わってからみんなで必ず花見に行っていた時期がありましたが、何故か途中からよく雨に降られました。しかもあまり強くなかったりして、誰が切り上げようと言い出すか、我慢大会のようになる事が幾度かありました。

ようやく誰かの一言で救われたように河岸を変え、明るい店で気がつくと、衣装はもちろん立派な靴でも泥だらけの有様で大笑いしました。やはりオカシクなっていたんですね。

画像のアルバムは、三十歳くらいで亡くなってしまった友達が好きだった「Arc of a diver」スティーヴ・ウィンウッドの1981年の作品。他の誰でもない、この人だけのセンスによる曲の数々。
以前書いたことがあるかも知れませんが、耳に心地よい涼しげな声を持った人の代表格です。



基本が毎度お馴染みのグレーとブルーで他は白、タイはもちろん何を合わせてもそれなりに.....
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Before the flood

2010-03-10 | Rock
  昨日は寒かったですね。私の住む辺りでも、時間によってみぞれやあられ等に状態を変えてずっと降っていました。
外を歩くと、体感温度は予報より大分下回っているように感じました。午後十時には積っていたとのこと。

ちょっと目先を変えてみたグリーン系ジャケットのコーディネートも、三日目となりました。
次回から、また従来のスタイルに戻る予定です。



上段画像の盤は、Denise LaSalleの「Trapped by a thing called love」。
ウィリー・ミッチェルとジーン“ボーレッグス”ミラーのアレンジで、ハイ・リズムスが演奏を担当しています。LPジャケットはハート型にくり抜かれた表紙を開くと、ポートレートがあるというデザイン。



前回波平君に会った時、ディランが来日するので行こうと思ったが一回しか取れなかったと聞きました。
来日も間遠のようですが、画像の盤は1974年ディランが八年振りのコンサート・ツアーに出た時のライブ「Before the flood」です。
八年振りのツアーだからなのか、ディランとザ・バンドの充実した緊張感が、叩きつけるようなオープニングからバイブレーションとなって伝わって来ました。
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Dan Hicks & his Hot Licks

2010-02-24 | Rock
 今月も終盤に差し掛かって来ました。
月初に奈良に行った時には遷都千三百年の行事に向けた工事が、急ピッチで進められている様子が電車の中から見える沿線にも感じられました。セント君だけでなく、マント君という肩からマントを掛けたキャラクターもチラホラ見えます。

最近になって海外からは、更に昔の三千三百年前のツタンカーメンの謎が解き明かされつつあるというニュースが入って来ました。DNA鑑定など科学のメスが入って、従来の歴史的なロマンや伝説が覆される部分もあったようです。

その話で思い出したのはサミー・デイヴィス・Jr著「ハリウッドをカバンにつめて」に出て来る話で、「あなたの作る西部劇にはどのくらい事実がとりいれられているのですか」と質問されたジョン・フォード監督は、ちょっと考えてから「事実と伝説のどちらかを選べといわれた時にはいつも伝説をとった」と答えたというくだりです。



画像の盤はダン・ヒックスの1972年のアルバム「Striking it rich!」で、プロデュースはトミー・リプーマ、アレンジはニック・デカロ。LPジャケットのデザインは紙マッチのパッケージ風になっていました。



春はすぐ其処まで来ています。

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Geoff & Maria Muldaur

2010-02-22 | Rock
  先週末の週間天気予報で月曜日から春のような陽気と聞いたので、急遽画像を用意していた物と差し替えて、日射しに合ったルックスを着せようと新たに作りました。今日は春一番が吹いた地方もあったそうです。

でも朝晩はもちろん、今日のところは昼もそれほど上がらず、晩御飯の用意をしていたらコールド・プレスのオリーブ・オイルがゲル状になったままでした。



今日の一皿「Sweet Potatoes」は当時夫婦だったジェフ&マリア・マルダーの1972年のアルバムですが、その中の一曲ホーギー・カーマイケルの「Lagybones」はギターのエイモス・ギャレットが歌ってソロも弾くという面白い構成です。
それがまた出来が一番良かったりして、この盤を印象深いものにしています。



タイはシルク60%、リネン40%という変わった素材の一本で、イタリア製なのに夏に会ったイタリア人に何処の物か興味を持たれた事があって可笑しかった思い出があります。
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ボニー・レイット / Bonnie Raitt

2010-01-18 | Rock
 今日はボニー・レイットがグラミーを受賞するずっと以前の1972年のアルバム「Give it up」。
ベアズヴィル録音なので、ゆかりのあるベター・デイズのメンバー等も手伝っていて、エイモス・ギャレットはギターでなくトロンボーンを吹いています。

後年貫禄が付いてからの良く整ったライブ映像は見た事がありますが、この頃はボニー・レイットの弾くスライドがフレットにあたる音も生々しく荒削りですが、バーバラ・ジョージの「I know」、ジャクソン・ブラウンの曲、「Love has no pride」等を混ぜ、自作曲を聴かせます。



この画像を撮った日はかなり寒かったのか、アザラシが出現しています。
シャツはサックスとグリーンのファンシーなチェック、タイはシルク・ウール。
ポケット・スクェアはメロンの皮と果肉のような、美味しそうな色。


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ライ・クーダー / パラダイス・アンド・ランチ

2010-01-17 | Rock
 以前TVだったと思いますが「大阪ベイ・ブルース」という曲のタイトルを、聴き間違えて「大阪ベーブ・ルース」だと思っていた人の話が紹介されていました。笑う所なんですが、笑った後自分では思いつかない事でちょっと関心してしまいました。

少しニュアンスは違いますが、「グレート・ブルー」という映画が出来てからは、例えば紺のジャケットとグレーのパンツの色の組み合わせを人に伝えるのに、「グレーとブルー」と口で言うと頭の中で有名になった方の「グレート・ブルー」に変換しようとするので困ります。

そういえば軽自動車をずっと、「K自動車」だと思っていたという人もいました。

Kと言えばカシミヤの生機を、洗えるような細工を施したジャケットに仕立てて、後染めで注文の色にしたBoglioli K. Jacket(レディースは別の商品名)を、軽さ・柔らかさ・動き易さから夫婦してセーター感覚で使っていますが、初冬には着ていると暑いくらいでした。
さすがに今は、いくら暖かいジャケットでもその上にコートが必要ですが。



画像の「Ry Cooder / Paradise and Lunch」は1974年のアルバム。
ライ・クーダーが初めて来日した時はソロだったと思いますが、ギターとフット・ストンプ(共鳴するようにステージ上に薄い段を設置して、その上で演奏していたような記憶があります)だけで十分にレコードに刻まれた奥行きを再現していました。



もちろんこのジャケットは上記の物ではありませんが、素材はカシミヤ。タイとポケット・スクェアはシルク。
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