いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

入院19日目で思うこと

2012-12-09 21:13:45 | 日記
昨日、外泊許可が出たので、朝自宅に帰った。

回復したから外泊が認められたので、

回復に喜び、浮かれてた部分は確実にあったと言える。

だから、タクシーで帰らず、バス、電車、自転車を乗り継いで帰った。

でも、しんどかった。


なぜか・・・?

頭の揺れが治らない。

改善はしているが、風邪みたいに一気に良くならない。

自力歩行出来だしたのは、この4~5日。

以前は、頭が揺れるだけで、気分が悪くなっていた。

その頃に比べれば、大きな改善と言える。

しかし、正直、もどかしい・・・


いや、それでも、悩まされた激しい頭痛、腰痛はなくなった。

食欲も戻り、視覚・嗅覚から来る吐き気もなくなった。

普通に喋れるようになり、笑うなどの感情を表現する余裕も出てきた。

ICUで寝たきりだった頃に憧れた普通のカラダに、確実に近付いてはいるのだ。

しかし、手にすると、それが当たり前になりさらに上を求めようとしてしまう。


ただ、このグラグラ感、フラつきだけは、どうやらタチが悪い。

昨日は、治らなさ具合にかなりショックを受けたが、

それは同時に、浮かれていた自分への反省でもあり、

現実を受け止めろと言い聞かせねばと思わざるを得なかった。


良くなりたい・・・

しかし、焦ってはいけない・・・

リハビリしてれば治るわけではない。

日にち薬に任せるしかない部分は大きい。


自宅で一人で寝ててもしんどいだけだと感じ、

また彼女の指示もあって、今日、予定時間よりも早く病院に戻った。

退屈ではあるが、ゆっくり休める、安心感がここにはある。

戻ってからの入院生活は、前のものとは変えたいな・・・と、

自宅からPCを持ってきた。

戻る途中で、本屋で本も買ってきた。

戦闘態勢と言うと、ちょっと捉え方が違うので、

おとなしく、前向きに入院生活を送るための手段、

と言えばよいだろうか。


重症ではないが、決して軽いケガでもない。

後遺症も残るかもしれない。

何がどうなるか、誰にも分からないのが、脳のダメージの怖さである。

だから、一喜一憂せず、おとなしくここで回復を待つだけだ。


日々、1ミリ1ミリ回復していると思うので、

明日へも僅かな希望を抱き、床に就きます。

おやすみなさい。。。


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