いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

「もう死ぬしかないですわ・・・」と7階で言われた時

2010-12-02 00:48:20 | 日記
今申請中のAさん(50代)が、

申請中の今日、住んでいる7階の部屋を追い出されることになり、

現地に向かいました。



追い出される理由は簡単に言うと、

前々から家主から出て欲しいと言われていたけれど、

出なかったため、11月末に退去して欲しいと、

あらかじめ言われていたからだそうです。




Aさん、

退去を命じられたら、

そのときはそのときに考えればよいと、

楽観視していたようです。




しかし、今日、家主に出て行けと言われました。

夕方4時に鍵を返しに行かなければなりません。




午後4時には空き部屋になる予定の

Aさん宅にて、

Aさんと2人きりとなった

午後3時過ぎ。




Aさん、

遠くを見るような、焦点の定まらない目で、

「もうどうしようもありません・・・・」

とポツリ。




笑っているのか、

一生懸命明るく気丈に振舞おうとしているのか、

現実を受け入れたくないのか、

うっすらと笑みを浮かべながら、

「ええ・・・大丈夫です・・・何とかします・・・

 ○○さん(わたしのこと)が帰った後、4時までに鍵は返すようにしますんで・・・」













この人




7階のここから飛び降りるな・・・





と瞬時に思いました。





これまで、

「死んでやる!」とか

「もうワシは死ぬしかないんじゃろう!?」とか、

「わたしに死ねと言ってるんだろう!?」とか、

散々、そういうセリフは聞いてきました。



しかし、今回、

あまりの冷静なセリフに、

逆に怖くなるというか、

わたしの中で

非常事態宣言が発令されました・・・




不純かもしれませんが、

このまま目の前で飛び降りる画を見たら、

一生トラウマ?PTSDになるだろう、と思いました。




なので、

何としてでもそれは絶対に防ぎたいと思いました。





そこでわたしが取った言動が、

どうも、

上司からすると、

あまりよろしくなかったようでした・・・
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