いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

“0か100”ではなく、60点を許容するくらいの気持ちを。

2013-07-05 07:52:00 | 日記
10年前くらいだろうか、不況で就職難が続き、
学生の傾向のような記事をよく見かけた。

印象に残っているのは、
「今の学生は“0か100”と思い込んでいる」
といったような記事。

何かをやると、
「失敗か成功かのどちかだけで判断しようとする」
というようなことだった。

つまり45点でも、80点でもダメ。
100点取らないと成功じゃない。
そういう思想?発想?意識があるのだそうだ。

何故そうなったか、何となく想像はつく。
経済に振り回されて、就職できない時代に
社会に出ないといけなくなった学生が、
すごくナーバスになったということだと思う。

「100点じゃないと社会(企業)に認められない!」

社会が、世間に溢れる及第点を
守ってあげられる余裕のなかった時代だと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私もそういう意識を持ってしまっているのかな、
と時々思うことがある。

事業をする度に思う。
それなりの成功を想像し、準備をするものの
100点を夢見て緊張し、
余裕なく空回りしてしまう感じ。。。

まぁ、どの仕事も経験を積んでナンボ。
経験の浅い私が既に自信を持てるはずがない。

と、頭で分かっているのに、
心が着いていっていない。

60点を何度も味わってナンボ。
少しデキが悪くても、それを許容できる心構えが
大事なのだと思う。
状況の変化を想定し、対応できる落ち着き。
事務局がテンパってたらいけない。

今日も小学生対象の事業がある。
初めての事業。未経験だから緊張する。
それでもいいと思う。
でも、もっとリラックスしてもいいと思う。
こちらがゴリ押ししなくても、子どもは自ら
グイグイ活動してくれる。

恐れるな。でも変な夢は見るな。
少しくらいデキなくても大丈夫。
子どもが勝手に学んでくれると信じて、
思い切ってやろう!
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