去年かおととしか、この本を買った。
「東大生が押す本№1」
とかなんかで売り出していて、
その頃の私が思わず手に取った
本だった。
難しいことに触れてはいるが、
難しく書いてはおらず、
最初はスラスラと読み進めた。
ただ、すぐに飽きてしまった。
^^;
失礼とは思う。
ただ、
「当たり前のようなことが
実はそうじゃないんだよ」
「視点を変えると、
見えないものが見えてくるよ」
的な本は、案外多い。
もちろん、定評のある作家の本なら、
文句の付けようがないのも分かる。
しかし、そういう内容の本が多いため、
みなが同じことを言っているように
感じてしまい、
ありきたりのように感じてしまうのも
事実。
いや・・・
いやいや・・・
ここ、ここ。ここなんだろう。
「当たり前のようなことが、
実はそうではない」のならば、
私が思う、
「こういう本が多い」
「ありきたり」
などということにこそ、
実はすごく考えるべき大きなことが、
含まれているような気がする。
こういう本が店頭で売り出された頃の
背景は・・・?
なぜ私がそれを手に取ろうとしたのか?
当たり前のことに、隠されている真実。
考えすぎても前に進めないが、
考えることが大事なのだと思うし、
当たり前をバカにしていてはいけないなと思った。