いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

下の不満。上の不安。2

2014-04-22 10:48:49 | 日記

昨夜、後輩と二人で飲みに行き、
後輩が面白いことを言ったので、ご紹介を。^_^


繰り返しにはなりますが、予め説明しておくと、
今の現場は職員4人だけの体育施設。

場所は田舎かつ、島。
利用者も多くはありません。

だから、前の配属先のように激務ではないし、
責任者的立場の私ですらそうなので、
他の職員もそうだと言えます。

上手くは言いにくいですが、
時間を上手に使えるところ、と言えるかと思うのです。


そんな職場で1年過ごした彼。
一周年祝いという口実で飲みに誘ったところ、こんなことを言ってました。

「あの、注意したいことがあれば、注意して下さいね。俺、注意して欲しいんです。」と。

彼が言わんとしたいことはとてもよく分かります。


しかし、職場は彼のために整っている空間ではありません。

彼が求めるものが、必ずそこにある、誰かが提供してくれる、そんな出来上がった環境ではないんです。

少ない職員の中に、彼の欲求を満たしてくれる人がいるなんて、そんな都合よく人生は回りません。

だから彼に言いました。

「人が答えを出してくれて、それに従うのは楽だよ。

でもそれが君のためになるとは思えない。

注意されたいのなら、注意されない中で、自分で考えてみたら?」

と。

そう言われて、彼は何となく考えているようでした。


若い頃は、早く答えを見つけてしまいたくなりますよね。

でも、答えは人によって違ったりします。

ましてや、ベテランでない私が、彼に答えを提示することも、なかなか難しいですし…。

「ま、よっぽどダメなことしたら注意するよ」

それだけは伝えました。


人に指示を出すのは簡単です。
でも、人に注意をするのは難しいもんです。

だから、よっぽどのことでない限り、別に注意をしないといけない状況に、今はないと思っています。

ただ、チリも積もれば山となる、と言います。普段の甘えが、いつか大きなミスに繋がりかねません。

なので、
日頃から以外と人は自分を見ているよ、
とも伝えました。



そういう答え方が、彼の答えになったかは分かりませんが、
後はまだ若い彼の脳ミソでいろいろ考えてみて欲しいなあと思います^_^

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする