いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

親戚のおじさんの死

2010-01-22 00:03:41 | 日記
今日、母からメールがあり、

先週末に、親戚のおじさんがなくなったと知らされました。



わたしの曽祖父の兄弟の、

確か息子にあたる人だったと思います。



おじさんもみかん農家でした。

親戚だからかみかん畑も近く、

家も同じ地区にあり、

日ごろからよく会っていました。



家の仕事を手伝うわたしを見ると、いつも

「○○くんはエライなぁ~。頑張るなぁ~。」

と言って褒めてくれていました。



ガンが見つかったと聞いたのは、

何年か前のことでした。



おととしと去年、わたしが実家で仕事を手伝っているとき、

抗がん剤の副作用で髪の毛が薄くなっているおじさんを

見かけたことは何度かありました。

闘病中にも関わらず、

山で働く姿を見て、わたしは親とともに、

ただただ感服するだけでした。



先日、正月休みに実家に帰った時、

親から、おじさんの容態が急に悪くなったと聞かされました。

あの様子だと半年持たないかもしれないと思ったそうです。

それがまさか1ヶ月も経たないうちに亡くなるとは・・・。

びっくりというか、ショックというか、

いつかこうなるとは覚悟していたのものの、

あまりに急で、残念でなりません。



一つの命がこの世から消えたのかな、

もうこの地上のどこにもいなくなったのかな、と思うと、

どこからか、涙があふれてきました。




死ははかないものだと思います。

しかし死後に人に残した印象、影響はとても大きく、強く、

改めて、命の力の大きさを感じました。
コメント
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