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大相撲名古屋場所3日目 横綱 照ノ富士は若元春に勝ち3連勝 2024年7月16日 20時01分

2024-07-16 21:18:05 | 日記
 
大相撲名古屋場所3日目 横綱 照ノ富士は若元春に勝ち3連勝
2024年7月16日 20時01分

大相撲名古屋場所は3日目、横綱・照ノ富士は関脇経験者の若元春に勝って3連勝としました。

名古屋場所は3日目、横綱・照ノ富士は前回、対戦した初場所で敗れた関脇経験者の若元春と対戦しました。

立ち合いで力強く踏み込んで当たった照ノ富士は若元春が得意とする左四つの形になったもののかまわずに前に圧力をかけ、そのまま寄り切って3連勝としました。

ここまで白星のない先場所の優勝力士、新関脇・大の里は小結・大栄翔と対戦しました。

大の里は大栄翔の強烈な突き押しにのけぞりながらもこらえて、逆に押し返すと、最後ははたき込みで初白星を挙げました。

3人の大関陣のうち、琴櫻は明生に、豊昇龍は御嶽海に、それぞれ勝って、2連勝としました。

一方、角番の貴景勝は前頭筆頭の熱海富士に寄り倒しで敗れて2敗目です。

今場所10勝すれば大関に復帰する関脇の霧島は豪ノ山に勝って3連勝としました。
中入り後の勝敗

輝に錦富士は錦富士が「寄り切り」で勝ちました。

武将山に狼雅は武将山が「押し出し」。

若隆景に遠藤は若隆景が「押し出し」。

北勝富士に宝富士は宝富士が「寄り切り」。

朝乃山に美ノ海は朝乃山が「寄り切り」で勝って3連勝としました。

一山本に錦木は一山本が「寄り切り」。

正代に翠富士は正代が「上手投げ」。

欧勝馬に玉鷲は欧勝馬が「引き落とし」で勝って3連勝です。

竜電に金峰山は竜電が「寄り切り」。

琴勝峰に佐田の海は琴勝峰が「突き出し」。

隆の勝に王鵬は隆の勝が「押し出し」。

阿武咲に湘南乃海は湘南乃海が「上手出し投げ」。

湘南乃海は3連勝です。

翔猿に宇良は翔猿が「押し倒し」。

大栄翔に新関脇の大の里は大の里が「はたき込み」で勝って今場所の初白星を挙げました。

阿炎に平戸海は平戸海が「押し出し」で勝って新小結で初勝利です。

霧島に豪ノ山は霧島が「上手投げ」で勝って初日から3連勝としました。

御嶽海に大関・豊昇龍は豊昇龍が「寄り切り」。

大関・琴櫻に明生は琴櫻が「押し出し」。

熱海富士に角番の大関・貴景勝は熱海富士が「寄り倒し」。

横綱・照ノ富士に若元春は照ノ富士が「寄り切り」で勝って初日から3連勝です。
力士の談話

初日から3連勝とした横綱 照ノ富士は相手が得意とする左四つで白星を挙げた展開について「左四つでも取れないわけではない。意識していたのは立ち合いで当たることだった」と振り返りました。

また、初白星を挙げた大の里は「勝ちに結び付いたのは大きい。初日が出たので、勝つ感覚が体に染みついたと思う。またあすからしっかり頑張るだけだ」と話していました。

大関陣のうち、2勝目を挙げた琴櫻は「集中していた。攻めながら形を作ろうと思っていた。準備はしてきたのであとは出し切るだけだ」と話しました。

同じく2勝目を挙げた豊昇龍は「思っていた体勢をすぐに作ることができた。じっくり攻めようと思っていた。相手は押しも強いので勝ててよかった」と納得の表情でした。

一方、2敗目を喫した貴景勝は「あまり覚えていないがだめだったから負けた。あすから集中してやるだけ」と話していました。

貴景勝に勝ち、今場所、大関2人を破った熱海富士は「前に出られたのでよかった。落ち着いて出られたと思う。自分の相撲を見てくれる方にいい相撲を見せたい」と述べました。

そして、3連勝の関脇 霧島は「稽古ができたので、先場所よりも体は動いている。初日からいい流れで来られている」と手応えを口にしました。

また、首のけがによる休場からおよそ1年ぶりに復帰し、序ノ口に番付を下げて臨む幕内経験者の炎鵬は「寄り切り」で勝って、去年春場所の千秋楽以来となる白星を挙げました。
15日、今場所初めての取組で敗れていた炎鵬は「きのうの相撲から心を入れ替えて土俵に上がった。相撲は1点だが、勝つのはうれしい」と笑顔を見せました。
そのうえで「ここからが本当の厳しい道のりで自分でもどうなっていくか分からない。しっかり切り開いて、誰も想像のつかない未来を作りたい」と再起を誓っていました。



アメリカ “個人消費に減速の兆し” 価格に異変も 2024年7月16日 19時56分

2024-07-16 21:12:19 | 日記
 
アメリカ “個人消費に減速の兆し” 価格に異変も
2024年7月16日 19時56分

アメリカの個人消費は利上げによる高い金利水準のもとでも堅調を維持してきましたが、このところ減速の兆しがあらわれているという見方が出ています。
目次

アメリカ経済をけん引してきた個人消費に “変調”

5ドル(約800円)のセットメニューが登場

アメリカ経済をけん引してきた個人消費に “変調”

アメリカの商務省によりますと、小売業の売上高はことし3月は、前の月よりプラスとなり市場予想を上回りましたが、4月はマイナスに転じました。

5月は0.1%の増加でしたが、市場予想を下回りました。

5月は、コロナ禍からの景気回復で好調が続いていた外食が0.4%のマイナスとなったことが個人消費の変調を表していると指摘されています。

また、ミシガン大学の調査では、アメリカの消費者の景気の見方を示す指数は今月は前の月より2.2ポイント下がって8か月ぶりの低水準となりました。

ミシガン大学は消費者の半数近くがインフレに苦しんでいると指摘しています。

記録的なインフレを抑え込むためにFRB=連邦準備制度理事会は2022年から11回にわたって利上げを行い、およそ23年ぶりの金利水準となっていましたが、これまで個人消費は堅調を維持してアメリカ経済をけん引してきました。

個人消費が堅調で景気が強いとFRBは利下げに踏み切りにくくなり、理論的には円安が続きやすい環境となります。
堅調な個人消費支えたコロナ禍以降の給付金

高い金利水準のもとでもなぜアメリカの個人消費は堅調だったのでしょうか。

その要因のひとつに、コロナ禍以降の給付金の存在が指摘されています。

連邦政府から給付金が全米の消費者に支給され、家計には貯蓄が積み上がり、旅行や外食などのサービス消費の好調さの大きな要因となっていました。

FRB=連邦準備制度理事会のサンフランシスコ連銀の調査では、家計に積み上がった過剰貯蓄はピーク時の2021年8月にはプラス2兆1000億ドルに達しましたが、去年秋以降に取り崩されるペースが加速し、ことし5月にはマイナス2630億ドルにまで落ち込みました。

また、最新の雇用統計でも、個人消費を支えてきた労働者の平均時給も前の年の同じ月と比べて3.9%と4%を下回ったうえ、失業率も3か月連続で悪化し、労働市場のひっ迫も緩んできています。

FRBのニューヨーク連銀によりますと、ことし1月から3月にかけて家計の負債総額は前の四半期に比べて1840億ドル、率にして1.1%増加し17兆6900億ドルとなりました。

また、ニューヨーク連銀は、すべての年齢層でクレジットカードの延滞率が上昇していて「一部の世帯で財政難が深刻化していることが明らかになった」と指摘しています。

特に1990年代半ば以降に生まれた10代から20代後半までの若者=Z世代は、およそ15%がクレジットカードの限度額を超えているとしています。

一方、旅行需要は全米で好調な状況が続いています。

TSA=運輸保安局の発表によりますと、全米の空港などの利用者は今月7日、301万人余りに上り、一日の利用者が初めて300万人を超えました。

それまでの過去最高だった先月23日の299万人余りを上回り過去最高を更新しました。

背景には株高によって資産が増え、消費にお金を回すようになる「資産効果」があるとみられ、富裕層中心に旅行や外食などにお金を使う動きは続き、高金利のもとでも個人消費が大きく落ち込まない要因とも指摘されています。
5ドル(約800円)のセットメニューが登場

ファストフードチェーンの間では客足が落ち込むことを懸念して低価格のセットメニューを販売する動きが広がっています。

このうち、マクドナルドは税抜きで5ドル、日本円でおよそ800円のセットメニューについて、期間限定で販売を始めました。

この会社の主力メニュー、ビッグマックのセットはニューヨーク中心部の店舗で11ドル以上、およそ1800円します。

5ドルセットはフライドチキンを挟んだバーガーと小さいサイズのフライドポテト、4個入りのチキンナゲット、小さいサイズのドリンクが含まれます。

たとえば、ニューヨーク中心部の店舗だとそれぞれを個別に注文した場合は合計で12ドル前後かかるため、6割程度、値引きされることになります。

このほか、ウェンディーズでは3ドルの朝食メニューを提供し始めました。

バーガーキングなど、ほかのファストフードチェーンも低価格のセットの販売に乗り出していて、手ごろな価格設定で、購入を促そうという動きが広がっています。

マクドナルドで5ドルセットを購入した男性は「多くのファストフード店が値上げしているけど、これだけのものが5ドルで食べられるとありがたい。5ドルというポスターを見て立ち寄ってしまった」と話していました。

また、女性は「この辺りでは12ドルとか15ドルとか払わないと何も食べられない。ここならお得に食べられるので、よく来ています」と話していました。
消費者からは “節約” の声

ニューヨークにあるスーパーマーケットでは、これまでより支出を抑えているという声が聞かれました。

エンジニアの夫と息子の3人で暮らす62歳の女性は「以前は毎週の献立を考えて、必要なものを買いに行っていたが、今はセール広告で何が売られているかを見て、何を作るかを考えるようにしている。夫は昇給しているがインフレに追いついていない」と話していました。

また、夫と暮らす55歳の女性は「物価は、数年前よりずっと高くなっていて、ひどい状況で、肉が高いので買う量を減らしている。経済的に苦しいわけではないが、すべてが高いので外食にいく回数を減らすなどちょっとしたことを節約している」と話していました。

小売店は値引き戦略を強化

消費者がモノの値段に敏感になってきていることを小売店側も感じています。

ニューヨークで冷蔵庫やオーブンなどキッチン周りの家電などを扱う量販店です。

コロナ禍のあと、売り上げの上昇傾向が続いてきましたが、ここ数か月、売り上げは横ばいか減少に転じているということです。

この店では消費者が商品の価格により敏感になっていると感じています。

店ではレンジや食器洗い機、オーブンなどをまとめ買いをすることで1割ほど値引きしたり、複数の家電を買うと、別の家電を無料にしたりするなどしたりして値引き戦略を強化、お得感を出そうとしているといいます。

店の営業担当者は「今は多くの人たちがお金を使いたがらなくなり、必要なものを必要なだけしか買わないようになっていて、値引きがないと消費者は買わなくなっている」と話していました。
売り上げが減少する小売企業

個人消費の減速は小売企業の業績にも現れています。

小売り大手のターゲットは、ことし2月上旬から5月上旬までの3か月間の決算で売り上げが前の年の同じ月と比べて3.1%減少しました。

また、家電量販店のベストバイは、ことし2月上旬から5月上旬までの3か月間の決算で売り上げが前の年の同じ月と比べて6%余り減少。

ホームセンター大手のホームデポも、ことし1月下旬から4月下旬までの3か月間の決算で売り上げが前の年の同じ月と比べて2.2%減少しました。

ベストバイのコリー・バリーCEOは決算説明会で「消費者は買い物の予算について厳しい選択を続けている。より安いモノを買うようにし、ほかの旅行やサービスといった分野を優先している」と述べ、家電や家具といった生活必需品以外のモノの分野で需要の鈍化が見られるという認識を示しました。

ターゲットはことし5月、すでに1500の商品の値下げを行い、今後さらに値下げを拡大しておよそ5000の商品を値下げすると発表し、インフレを背景とした売り上げの減少を受けて値下げに踏み切る動きも出てきています。
専門家「個人消費の伸び 減速していく公算高い」

米国野村証券の雨宮愛知シニアエコノミストは、アメリカの消費の現状について「個人消費が減速してることは間違いない。理由はいくつか挙げられるが、一つはインフレが多少鈍化していても、価格水準自体が所得に対して高すぎるという人がまだかなりいるということ、もう一つは、FRBの金融引き締めが効いてきていて、クレジットカードの借り入れのペースが落ちてきていること。そして、今、自分が職を失ったら再就職できるだろうかという不安を抱く人が増えてきていることがある」と述べました。

また、企業の間で値引きに乗り出す動きが目立っていることについては「消費者が価格に敏感になって、より安いものを買おうとしていることの証しであり、消費が冷え込み始めていることへの企業の反応だと思う」と述べました。

そのうえで、今後について「労働市場が少しずつ緩んできていること、金融引き締めの影響が残り、超過貯蓄もなくなってきていることも考慮すると、少しずつだが個人消費の伸びは減速していく公算が高い。利下げのタイミングや金融緩和の速度とか頻度によっては、うっかりすると冷え込ませすぎてしまう事もあり、非常に難しいかじ取りが迫られている」と述べています。



熱中症警戒 来週は足並みそろえて猛暑か 広い範囲に「高温に関する早期天候情報」ウェザーマップ

2024-07-16 20:38:21 | 日記

熱中症警戒 来週は足並みそろえて猛暑か 広い範囲に「高温に関する早期天候情報」ウェザーマップ

 全国的に向こう2週間は、暖かい空気に覆われやすく気温が高い見込み。とくに22日(月)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなり、気温が急上昇して地域によっては猛暑日となる日がありそうだ。熱中症の危険性がとくに高まるため、事前に対策を進めるなど健康管理に十分な注意が必要となる。農作物や家畜の管理等にも注意が必要だ。

【日本市況】株反発、トランプ氏勝利シナリオ意識し円下落-債券上昇 2024年7月16日 14:23 JST 更新日時 2024年7月16日 15:48 JST

2024-07-16 20:38:21 | 日記

【日本市況】株反発、トランプ氏勝利シナリオ意識し円下落-債券上昇
田村康剛、酒井大輔、山中英典
2024年7月16日 14:23 JST
更新日時 2024年7月16日 15:48 JST

16日の日本市場では株式相場が反発し、円相場は1ドル=158円台後半に下落した。米国で共和党のトランプ候補が大統領に返り咲く確率が高まったとの見方から、財政支出拡大や米景気浮揚の可能性を意識した株買い、ドル買い・円売りが優勢となった。

  一方、債券相場は上昇。前日の米国債利回り上昇を受けて売り先行で始まったが、流動性供給入札に対する楽観的な見方を背景に徐々に買い優勢となり、長期金利は3週間ぶりの低水準を付けた。

  15日の米国市場では共和党政権が復活した場合の減税や歳出拡大、規制緩和が期待され、いわゆるトランプトレードが活発化。株式相場と長期年限の国債利回りが上昇し、ドルは小幅高となった。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは米国市場について「8年前のトランプラリーの予習効果から、株高・金利上昇・ドル高が進んでいる」とし、目先はトランプ氏の勝利確率が高まるにつれ「トランプトレード」が続きやすいと話した。  
16日の国内株式・為替・債券相場の動き

東証株価指数(TOPIX)の終値は前週末比0.3%高の2904.50
日経平均株価は0.2%高の4万1275円08銭

円は対ドルで0.4%安の158円69銭。一時158円79銭まで下落-午後3時4分時点



長期国債先物9月物終値は前週末比17銭高の143円38銭。朝方に一時10銭安の143円11銭まで下落
新発10年債利回りは一時3ベーシスポイント(bp)低い1.015%と、6月26日以来の低水準

株式

  東京株式相場は反発。トランプ候補が米大統領選に勝利し財政支出を拡大するとの思惑などを背景に、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待から電機や機械といった輸出関連銘柄が高い。銀行や保険などの金融株に加え、商社株も堅調だ。

  野村アセットマネジメントの石黒英之チーフ・ストラテジストは、トランプ前大統領の財政拡張を伴う景気刺激策はリセッション(景気後退)回避の良い政策で、日本株にとってもグローバル経済の底堅さと円安継続要因となってプラス、と述べた。

  TOPIX上昇に最も貢献したのは日立製作所で2.3%の値上がり。指数構成銘柄2136のうち、1074銘柄が上昇、962銘柄が下落した。

  銀行株や保険株が上昇し、TOPIXバリュー指数は同グロース指数をアウトパフォームした。

  りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジストは、米経済のソフトランディング期待から投資家の投資対象は成長株から割安株へ移っていると指摘。最近の経済データでインフレが2%目標に向かっているとの自信を深めたとの米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言もあり、米利下げの確度が高まったとの見解を示した。
TOPIXの日中推移


為替

  東京外国為替市場の円相場は1ドル=158円台後半に下落。米大統領選でトランプ前大統領が勝利する可能性が高まったとの見方から、拡張的な財政政策などを見込んだ「トランプトレード」がドル高要因となっている。日本の3連休明けに伴うドル需要も円の重しとなった。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクターは「トランプトレードでドル買いという見方があることが、ドル買い・円売りの動きを後押ししている」と指摘。先週前半までの161円台と比べて158円台は値頃感があり、3連休明けの国内輸入企業など実需のドル買いが強まったことも円の押し下げ要因になったと説明した。

  一方、11、12日の円の急伸を巡り、市場では介入警戒感がくすぶっている。神田真人財務官は13日未明、為替介入をしたかどうか「申し上げることはない」と述べた。日銀はきょう夕に17日分の当座預金増減要因の予想値を公表する予定で、市場の推計値との差から12日の介入の有無や規模を推定することになる

  三菱UFJモルガンの植野氏は、トランプトレードによって円安が進んだ場合、政府・日本銀行による為替介入が実施されると予想。先週末の介入とおぼしき動きから「頻繁に介入をする意思と能力があることを見せつけ、160円という水準を意識した戦略に変わった可能性がある」と指摘した。
前週末からのドル・円相場の推移


債券

  債券相場は上昇し、長期金利は3週間ぶりの水準に低下した。米長期金利が16日の時間外取引で低下したことや、国内の流動性供給入札を順調に終えたことで買いが優勢となった。

  三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、9月利下げが視野に入る中で米金利が低下しやすくなっていることが円債相場の大きなサポートになっていると指摘。為替の円安が一服し、日銀の早期利上げの可能性が低下したとの見方が債券の買い要因になっているようだとも述べた。

  流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下)の結果によると、最大利回り格差がマイナス0.029%、平均利回り格差はマイナス0.031%。応札倍率は3.43倍と前回同ゾーンの入札があった6月11日(3.45倍)とほぼ同水準だった。稲留氏は「しっかりした結果だった。品薄銘柄が対象で一定の需要が集まったもようだ」と述べた。

日本債券: 流動性供給の過去の入札結果 (表)

新発国債利回り(午後3時時点)
2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
0.310% 0.560% 1.015% 1.835% 2.155% 2.400%
前週末比 -1.5bp -2.0bp -3.0bp -3.0bp -1.5bp -3.0bp


債券先物の日中推移



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トランプ氏、耳に白いガーゼの姿で登場-発言なくても主張明白 2024年7月16日 12:49 JST 更新日時 2024年7月16日 17:13 JST

2024-07-16 20:33:34 | 日記

トランプ氏、耳に白いガーゼの姿で登場-発言なくても主張明白
Hadriana Lowenkron、Stephanie Lai
2024年7月16日 12:49 JST
更新日時 2024年7月16日 17:13 JST

トランプ氏はポピュリズムの「後継者」にバンス氏を指名した形
シリコンバレーの投資家や労組トップらが登壇-共和党全国大会


トランプ前大統領(左)とバンス上院議員 Photographer: David Paul MorrisBloomberg

米共和党の大統領候補に正式指名されたトランプ前米大統領が15日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで開幕した同党全国大会に右耳を白いガーゼで覆われて登場した。トランプ氏が公の場に姿を現したのは13日の暗殺未遂事件で負傷後初めて。

  会場のファイサーブ・フォーラムにトランプ氏が入場すると、聴衆は起立して拍手喝采し、それが数分間続いた。同氏は家族のいるボックスに近づき、副大統領候補への起用を発表したばかりのバンス上院議員(オハイオ州)の隣に立った。

  トランプ氏は何も発言しなかったが、バンス氏の起用に加え、演説した企業の経営首脳や全米運輸労組(通称チームスターズ)のトップなどの発言内容からは、トランプ氏のポピュリズム路線が鮮明だった。

  登壇した人々は、期限を迎える減税を延長するとともに規制を緩和し、同盟国・敵対国を問わず他国に関税を課すと表明しているトランプ氏のアプローチを支持した。

  投資会社カーライル・グループの共同最高経営責任者(CEO)だったヤンキン・バージニア州知事は「チャンスの国、米国はもはやそのようには感じられない」と述べた。同知事はウォール街で副大統領候補への起用が期待されていたと目される1人だ。

  39歳のバンス氏を選んだトランプ氏は、自身のポピュリズムの「後継者」を指名したことにもなる。

トランプ氏を共和党の大統領候補に正式指名、副大統領候補にバンス氏
The 2024 Republican National Convention

共和党全国大会(7月15日)
Photographer: Al Drago/Bloomberg

  トランプ氏は自身が掲げる関税引き上げについて、一部の減税コストを打ち消すことができると主張している。だが、こうした政策が実施されれば、消費者物価を押し上げ、経済成長を損なう恐れもある。

  一方、15日に登壇した大会参加者が描こうとしたのは、バイデン政権の政策のせいで労働者階級の家族が苦しめられているという米国の姿だ。現政権の経済政策への不安を示す世論調査も活用した形だ。

  米国の家計に打撃となっている根強い高インフレがこうした不安をあおり、国内製造業やインフラへの投資を成果に掲げるバイデン大統領の再選に向けた取り組みに影を落としている。

  スコット上院議員は、物価高と増税で疲弊した米国の家庭が立ち直るのを支援するのが共和党のアプローチだと訴えた。「豊富な米国のエネルギーを動力源とする巨大な工場で埋め尽くされた私たちのハートランドが、米国が必要とするものを作り、ブルーカラー労働者のために世代を超えた富を生み出すと私は考えている」と語った。
The 2024 Republican National Convention

スコット上院議員
Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

  大会の動画では、チップ収入に対する課税を廃止するとのトランプ氏の公約が紹介された。若年層の有権者や有色人種へのアピールを狙うこのチップ非課税案は、代表から大きな拍手を浴びた。

  「Make Housing Affordable Again(住宅を再び手頃な価格に)」や「Make America Wealthy Again(米国を再び裕福に)」と書かれたボードを手にしていた大会参加者の姿もあった。もちろん、トランプ氏のスローガン「Make America Great Again=MAGA、米国を再び偉大に)」にあやかったものだ。

  シリコンバレーにおける共和党の支持と資金集めを後押しするパイプ役となってきたベンチャーキャピタリストのデービッド・サックス氏は「無謀にも何兆ドルもの無駄な米政府プログラムを使い、カーター政権以来最悪のインフレを引き起こした」と民主党を非難した。

  ただ、ロシアの侵攻をやめさせるためウクライナを支援しているバイデン政権の政策に対する同氏の批判には、多少の拍手が寄せられただけだった。
The 2024 Republican National Convention

ボードを掲げる参加者
Photographer: Al Drago/Bloomberg

  4日間の大会初日には、チームスターズのショーン・オブライエン会長も演説し、通常は労働組合指導者が参加しないイベントに前大統領が自身を招待したことを称賛。これはトランプ氏をもり立てることになった。

  しかし、オブライエン会長の発言は、労組と企業の利害をどう考えるかに関する共和党内の溝も浮き彫りにした。

  会長は全米商工会議所や、企業のCEOを代表する業界団体ビジネス・ラウンドテーブルのほか、アマゾン・ドット・コムやウーバー・テクノロジーズ、リフトなど、労働者よりも利益を優先していると自身が捉えている企業を批判した。

  実業界と長年、良好な関係を築いてきた共和党はトランプ氏の下で、ビジネスの役割に懐疑的な姿勢を強めている。大手ハイテク企業の締め付けを求めてきたバンス氏こそ、そうした見方を代弁している。

関連記事:

共和の副大統領候補バンス氏、シリコンバレーに歓迎も-つながり深く



原題:Trump Makes Grand Entrance With Bandaged Ear After Shooting、Trump-Vance Allies Rally GOP With Tax Cuts, Rust Belt Revival(抜粋)
(根強い高インフレの影響などを加え更新します)

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