コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

三井住友THの4-6月純利益は82%増の667億円-金利上昇で追い風 鈴木英樹 2024年7月30日 16:58 JST

2024-07-30 17:20:55 | 日記
三井住友THの4-6月純利益は82%増の667億円-金利上昇で追い風
鈴木英樹
2024年7月30日 16:58 JST

三井住友トラスト・ホールディングス(TH)は30日、2024年4-6月期(第1四半期)の連結純利益が前年同期比82%増の667億円だったと発表した。ブルームバーグがまとめたアナリスト2人の予想平均512億円を上回った。


  今期(25年3月期)の計画(2400億円)に対する進捗(しんちょく)率は28%となった。


  発表資料によると、本業のもうけを示す連結業務純益は23%増の887億円だった。日本銀行によるマイナス金利解除の影響で利ざやが改善するなどし、業務純益を35億円押し上げた。今期全体では150億円以上の押し上げ効果を見込んでいる。


  政策保有株はこの期間中、取得原価ベースで104億円を売却し、残高は4330億円となった。三井住友THは政策保有株を将来的にすべて売却する方針を掲げている。


関連記事:


三井住友TH、今期純利益は3倍の2400億円-2期ぶり最高益へ
三井住友信託銀、英ERMと気候変動対策で新会社設立-35%出資
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE



野村HDの4-6月純利益3倍の689億円-個人・法人部門とも好調 2024年7月30日 15:04 JST 更新日時 2024年7月30日 16:56 JST

2024-07-30 17:16:53 | 日記
野村HDの4-6月純利益3倍の689億円-個人・法人部門とも好調
佐野七緒、中道敬
2024年7月30日 15:04 JST 更新日時 2024年7月30日 16:56 JST


主要3部門の税前益は866億円と通期目標の2880億円を上回るペース
ホールセール部門の経費率「80%前半目指す」とCFO-直近は91%

野村ホールディングスが30日発表した2024年4-6月期(第1四半期)の連結純利益は前年同期比3倍の689億円だった。国内リテールやホールセール部門などが好調だった。ブルームバーグが集計したアナリストの予想平均566億円を上回った。


  発表によると、主要3部門合計の税前利益は同3倍の866億円。国内リテールを担うウェルス・マネジメント部門が同84%増の423億円。資産運用と投資関連を管轄するインベストメント・マネジメント部門が同6.4倍の232億円。ホールセール部門は同10倍の211億円だった。


  野村HDは、富裕層を中心とするリテール体制への移行のほか、トレーディングや投資銀行部門でのコスト削減などを進めている。主要3部門合計の税前利益は25年3月期で2880億円の達成を目指すが、第1四半期の実績はこれを上回るペースとなった。


野村HDの主要3部門の税前利益推移


出所:会社資料


注:単位は億円、年度ベース。ウェルス・マネジメントは23年4Qまでのリテール部門を改称


  税前利益は3部門合計で5四半期連続の増加となった。ウェルス・マネジメント部門では資産管理型ビジネスが伸び、同部門の税前利益は15年の4-6月期以来9年ぶりの高水準となった。また、運用資産残高は資金流入を伴い約92兆5000億円と過去最高を更新した。


  米国モーニングスターのアナリスト、マイケル・マクダッド氏は野村HDの第1四半期決算について、「国内リテール部門は実に好調だったが、ホールセール部門は経費率が依然として高く、若干精彩を欠いた」との見方を示した。


  北村巧財務統括責任者(CFO)は会見で「ホールセール部門の業績はまだ回復途上だ」とした上で、「すべてのビジネスラインが前年比で増収。収益の多様化や安定化は進んでいる」との認識を示した。


第1四半期の主な収益(増減は前年同期との比較)
収益合計は36%増の1兆2179億円
委託・投信募集手数料は24%増の1028億円
投資銀行業務手数料は33%増の413億円
アセットマネジメント業務手数料は26%増903億円
トレーディング利益は14%増の1320億円
  第1四半期の海外拠点の税前損益は、米州が133億円の黒字(前年同期は199億円の赤字)、欧州が48億円の赤字(同59億円の赤字)、アジア・オセアニアが84億円の黒字(同19億円の黒字)。合計では同239億円の赤字から170億円の黒字に転換した。


  北村CFOはホールセール部門の経費率が91%と高かったことについて「やることはある。まだコスト削減として効果がみられていない」と述べた。総経費率の低減策を検討中であり、「80%前半まで落とせるように頑張りたい」とした。


野村HDの四半期純利益の推移


出所:会社資料


注:年度ベース


関連記事:


野村がアジア投資銀チーム再編、人員削減-ディール落ち込み受け
野村HD社長の報酬5億円と過去最高-ホールセール部門長17億円
野村HD、税前利益5000億円超と倍増へ-成長分野に経営資源配分
(詳細やアナリストを追加して更新します)


富士通ゼネラルの株価急反落 4〜6月期純利益73%減 注目株概況 2024年7月30日 11:49

2024-07-30 15:37:25 | 日記
富士通ゼネラルの株価急反落 4〜6月期純利益73%減
注目株概況
2024年7月30日 11:49

(10時30分、プライム、コード6755)富士通ゼが急反落している。前日比232円50銭(10.88%)安の1903円まで下落し、4月26日以来、約3カ月ぶりの安い水準を付けた。29日に発表した2024年4〜6月期の連結決算で、純利益は前年同期比73%減の9億8100万円だった。日本やインドで猛暑を受けたエアコンの販売が好調だったものの、為替差益が縮小した。大幅な減益を嫌気する売りが膨らんでいる。

ビッグ3そろって株安 稼ぎ頭の北米に暗雲(NY特急便) NY特急便 2024年7月30日 7:12

2024-07-30 15:35:52 | 日記
ビッグ3そろって株安 稼ぎ頭の北米に暗雲(NY特急便)
NY特急便
2024年7月30日 7:12

29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前週末比49ドル(0.1%)安の4万0539ドルで終えた。週内の大型ハイテク企業の決算発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見の展開だった。

前週に大幅安となったのが自動車株だ。ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車大手「ビッグ3」の株価は前週1週間で軒並み下落した。

身構える日本株投資家 日米中銀会合、M7決算いよいよ 国内株概況 2024年7月30日 13:08

2024-07-30 15:34:36 | 日記
身構える日本株投資家 日米中銀会合、M7決算いよいよ
国内株概況
2024年7月30日 13:08

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比367円(0.96%)安の3万8101円だった。前日に大幅高となった反動で、値がさハイテク株を中心に利益確定売りや戻り待ちの売りが出た。日銀の金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が31日に公表されるとあって、投資家は身構えている。

商いは盛り上がりを欠いている。前日の東証プライムの売買代金は3兆9681億円だった。