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『ラジオ放送の効能』

2010-12-14 10:15:34 | Weblog

 連日、「海老蔵」事件をテレビが取り上げている。
  大丈夫か?テレビ局よ、大丈夫か?新聞社よ!
  そんなに連日時間を取って報道する価値のあるニュースだろうか?
  新たに報道するネタもなく
  海老蔵の退院時の記者会見と、
  事件現場外壁に付着した血痕、
  モザイクがかかった飲食店関係者の証言、
  容疑者を知るという近隣住民の証言、
  元暴走族であり
ベルディ―の下部組織でサッカーをしていた容疑者Yについて。
  そんな海老蔵事件扱いの警察署は目黒警察署だ。
  目黒警察署は山手通り沿いにあり、
  その警察署のそばにあるのが

 今回も身内がお世話になっている救急対応の病院だ。
  海老蔵事件が発生してから
  容疑者逮捕まで毎日、
  大手テレビ局の放送車が何台も警察署に横付けされていた。
  その影響で、その箇所だけ片側一車線になってしまい渋滞を起こしていた。
  本当に勘弁してくれという気持ちで一杯だ。
  中継する車は共有できないのだろうか?

 少なくとも大型中継車4台が駐車し、道を占有していた。

  先週の月曜日に身内の老人が救急車で搬送されて入院となってしまっ
た。
  病名は、肺炎。
  肺付近に溜まっている水を抜き取る処置がなされた。
  溜まっていた水は約3リッター。
  私が見舞いに行った時には
  1リットル程の水か肺から抜かれて大きな透明のガラス製の入れ物に
  入れられていた。
  私は初めて、肺に溜まる水を見たがそれはまるで小水のような色の液体だった。
  血が混じっていると病状は良くないそうだが、
  それはなかったので一安心。
  現在入院中の救急の病室は、ナースステーションに最も近い場所だ。
  暫く他の病室への移動は無さそうである。
 

 向かいに入院している老人は大きな音を出してラジオを聴いていた。
  近頃の老人は、ラジオも静かに聞けないのだろうかと「ムラっ」とした。
  しかし、後でナースに聞いてみると
  そこは緊急の処置ベッドなのでテレビも無い。
  寝たままで刺激が少なくなると老人の痴ほうが急激に進行してしまうそうだ。
  そういえば、その病室には
  ベッドに寝たまま、点滴で栄養をとり、
  片方の耳にラジオのイヤープラグを付けてラジオを聞いている老人ばかりだ。
  身内は一昨日、入院先に行った時には体を左右に揺らしていた。
  その理由は、ラジオから流れるお気に入りの音楽に合わせて体を震わせていた
からだ。
正常な行動なのか?痴呆が原因なのか?お茶目なしぐさの判断に迷ってしまう。
  今回の新たな発見は、ラジオの別な意味での使用法である。
 「ながら勉強」は脳をより活性化させるのかもしれない。

 *昨日、広報研究会での発表を終えた。大学に所属しているわけでも、一流の広告代理店に勤務しているわけでもない私の発表であった為に当日の出席者は多くはなかったが、クリティカルであり、現場の感覚を盛り込んだ自分らしい発表ができたと思っている。

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