投票に行くととても不思議に感じることがある。
厳重な個人確認をしていないことだ。
昨日のニュースでも
未成年者が親になり済まして投票。
孫の投票券を使用して同一人物が二回投票。
このようなことは今のシステムでは十分に起こり得る事件だ。
なにせ名前を呼ばれて、
「はい」と答えれば確認終了なのだから。
住民が皆、知りあい、顔みしりという田舎ならそれも可能だが、
現実問題としては完全なる身元確認は不可能であると思ってしまう。
免許証などを利用した公的な書類をもっての人物確認は
それはそれで実行に問題があるのだろうが・・。
ネット投票も問題解決の可能性もあるように思うのは私だけだろうか?
16日に衆院選が実施された。
結果は自民公明圧勝、民主惨敗。
すでに語りつくされていることではあるが
党があまりにも多く乱立してその特徴が判りづらかった。
判りづらさを象徴しているのは党の英語表記も同じである。
民主党 The Democratic Party of Japan
自由民主党 The Liberal Democratic Party of Japan
公明党 New Komeito
日本共産党 Japanese Communist Party
社会民主党 Social Democratic Party
みんなの党 Your Party
日本維新の会 Japan Restoration Party
国民新党 People’s New Party
新党大地・
真民主 New Party DAICHI-SHINMINSHU
新党改革 New Renaissance Party
みどりの党 Green Wind
国民の生活が第一 People’s Life First
太陽の党 The Sunrise Party
減税日本 Tax Cut Japan
新党きずな KIZUNA PARTY
保守的なのに”Liberal”を名のる自民党。
立候補者は含まれているのかを疑ってしまう”Your Party”
“Tax Cut Japan”の意味は?税金は日本をカットする?
国民の生活が第一の“People’s Life First”は機械翻訳でもしたのと疑ってしまう。
外国人がこれらの党名をみたら困惑したり、笑いが出てしまうかもしれない。
このような英語表記だけでも分かりづらいのに
各党の政策など判るわけはないと妙に納得してしまった。
かつてもこのブログで書いた以下の話を思い出してしまう。
真偽はわからないが
英語の苦手な森首相がクリントン大統領に挨拶した時の逸話を思い出してしまう。
森:来日したクリントン大統領に英語で挨拶をするために
”How are you?” “Me,too.” を何回も練習
森:クリントンに挨拶した際に
“Who are you?” と言ってしまい
クリントン:困惑しながらもクリントンはジョークで切り返し
“Hillary’s husband”と返答。
森:笑いながら森首相も次のように余裕で返答
“Me, too”
上記の党名を見てみるとこの会話もあながち間違いでもないかもしれない。
それにしてももまずは政治だとおもうのだが・・。