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「カルメン」

2010-07-20 22:06:02 | Weblog
先日、新国立劇場へと400名の生徒を引率した。
オペラ鑑賞教室。
今年は「カルメン」だった。
13時に開演されたオペラは、二回の休憩を入れ17時に終了。
長い長いオペラだった。
通常、新国立劇場で「カルメン」を観劇すると
最も高価な席は23000円。
今回は学生対象の特別講演ということで一律2100円ですんでいる。
補助金が投入されているのかもしれないと補助金投入の疑念を抱きながら、
5年ぶりのオペラ鑑賞を楽しんだ。
三階席から鑑賞したこともあり、
舞台で演じ、歌うキャストの姿は巨大なテレビを見ているようだった。
しかも、それは「リアルなテレビ番組」。
舞台演出がすばらしく、演奏ともマッチしていて独特な世界を創り出していた。
第四部で多くの小学生、中学生も子供たちが舞台に登場した。
観客が高校生ということもあり、彼らを身近に感じたのか。
会場と舞台が一体になって元気と明るさが発せられていた。

私はオペラは好きにはなれそうにない。
それは何度鑑賞しても理解できないことがあるからだ。
例えば、今回の「カルメン」はどうしてフランス語で日本人が歌って演じているのかということだ。
当日のキャストは全員日本人だった。
フランスで演じられている本家本元の「カルメン」の日本人によるコピー。
両サイドの字幕には、歌の内容や舞台状況の説明も出るので「理解できる」のだが・。
「理解」に留まってしまう。
もちろん、日本人のプロのオペラ歌手として
フランスの「カルメン」の舞台で活躍しているプロもいるとは思うのだが・。
何か腑に落ちない。
例えば、日本の歌舞伎をヨーロッパで公演。
日本人の歌舞伎役者でなく、
現地の人が日本語での語りを入れながら演じたらということを対比して考えてしまう。
映画を鑑賞する際に、日本人は字幕入りで鑑賞するのが好きな国民なのだそうだ。
それは、吹き替えを好まない国民性だからだ。
オペラも同じことが言えるのではないか?
日本語の歌詞に置換えては、だめだろうか?
私のような素人はそのほうがありがたい。
初めて「なま」で鑑賞するする高校生もそのほうが良いのではないだろうか。
オペラが身近でない私にとっては、本当になが~い時間だった。
せっかくのオペラ鑑賞教室なのに、
オペラ嫌いを増やしている企画となっているのではないだろうか?

*柔道の谷が気がかりだ。
 連盟あげて、彼女に意地悪をしているのではないか?
 子供がいる。国会議員である。
 そんなことは一柔道家としては関係の関係ないことなのに・・。
 引退させようという意図が見えみえだ。
 柔ちゃんがんばれ!と応援したい。
コメント
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