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新聞やめました。

2008-10-15 23:25:30 | Weblog
先日、日本経済新聞の購読をやめた。
理由はインターネットからのニュース取得で充分だと思えたことが一番の理由である。
さらに、ここ数年は5時起床5時45分出社の毎日なので朝刊を読んでいる時間が取れないことも理由の一つ。
朝の通勤時間の一時間は専門書を読む読書タイムと決めているのでやはり新聞を読む時間が取れなくなってしまった。
 大学院に社会人入学して新聞にも全国紙、ブロック紙、県紙、コミュニティーペーパーがあることを知った。
 なおかつ、全国紙にも様々な特色があることも。
それまでは新聞の種類よりも勧誘員から受け取る洗剤目当てで半年ごとに購読紙を変えていただけ。
 しかし、日経新聞の場合は購読者層の年収が最も高いことを知りその気分を味わいたく日経をとり始めたのが切っ掛けだった。
日経は経済面以外の社会面や文化面の記事も興味をそそられたので何年も購読してきたのである。
 東京に上京する以前は静岡に住んでいた。
そこでの購読は県紙の静岡新聞だった。
県内では60%以上のシェアを持つ新聞社。
隣近所の皆が静岡新聞だった。
私は訃報欄に各新聞社の特徴を見出すことができると思っている。
全国紙は著名人だけを扱う。
県紙は著名人に加えて、一般人の葬儀関連情報が記載されている。
それはある程度の広告欄を葬儀社が年間で確保しているので、葬儀社のオプショナルサービスとして葬儀・告別式情報等を掲載しているのである。
地縁・血縁などが地方においても希薄になってきているので、それはありがたいサービスでもある。
かつて地域紙についても勉強した際に、もっとも印象深かったのは長野県にある市民タイムスである。
当時、現地に赴き、数多くの質問をさせていただいた。
市民タイムスは地域の特性を充分に発揮するために、特に訃報に力を入れて紙面構成をしていた。
市民タイムス社の番記者は火葬場待機だ。焼きあがり?を待つ親族にインタビューをして亡くなった人の人となり、普通のおじいさん、おばあさんのほのぼのとしたライフストーリーを完成させ、かなりのスペースをとって記事にしている。
地域に根ざした新聞のまさに見本であると感心したことを今でも鮮明に覚えている。
市民タイムス購読者は全国紙か県紙をさらにもう一紙購読しているのである。
森も知り、木も知る。
それはまさに理想的なグローカルをこの新聞事例にも見ることができると思われる。
将来、地域に住むことがあれば種類の異なる二紙はぜひ購読するつもりである。


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