飛行機&WRC&競馬ファンのてきとーな日々

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログです。

さらばタキオン

2009-06-23 21:07:47 | 競馬
今日はこの話題を書かないわけにはいかないでしょう。

アグネスタキオンが亡くなってしまいました。

僕の中でのタキオンのベストレースは間違いなくラジオたんぱ賞2歳S。
僕は当時から松田国厩舎&金子馬ファンだったのでクロフネを応援していました。
ま、ここは勝つだろうなとも思って見ていました。

そりゃアグネスタキオンだってその年のダービー馬の全弟だし、
デビュー戦もかなりの末脚で勝っていたし、存在は知っていましたよ。
それでもクロフネが勝つだろうなと思っていました。

ところがところが4コーナーから直線にかけて僕が見たものは、
もがくクロフネを尻目に、涼しい顔をしながら地を這うようなフットワークで
駆け抜けていった1頭の栗毛馬でした。

あのレースの衝撃はきっと忘れないだろうなあ。
何十年後も僕が競馬ファンであったとして、血統表にアグネスタキオンの
名前を見つけたらきっと思い出すでしょう。そのくらい衝撃の走りでした。

そんなタキオンもケガには勝てず、あっさり引退。
クロフネも後を追うように同じケガで引退してしまいました。

それから数年。アグネスタキオンの代表産駒ダイワスカーレットが
松田国厩舎所属だっていうのも面白い縁ですよね。
だから競馬はやめられないんです。

なんか話がずれてしまいました。

去年リーディングサイアーになって、しばらくタキオンの天下が続くんだろうな
と思ったら今年の3歳世代はイマイチですが、海外でも勝負になる馬を生み出す
ことの出来るポテンシャルを秘めていたであろうだけにとてもとても残念です。


サンデーサイレンスやエルコンドルパサー、エンドスウィープの死後にも
同じような事を思いましたが、やはり毎年200頭以上に種付けをすると
いうのは馬にとって負担になりすぎているのではないでしょうか。

日本でいちばん馬の医療施設が整っているであろう社台グループの種牡馬が
早世するケースが多いのが不思議でなりません。

さて、youtubeでもあさってみるか・・・