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飛行機&WRC&競馬ファンのてきとーな日々

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログです。

MAKS2011トレードデー・・・8/17⑦

2011-09-10 09:52:42 | 2011MAKS
グローバルホークのフライトプラン流出とかマジかよ・・・
俺が三沢に行って米軍にお礼を言ってきたことが台無しじゃないか・・・

さて、MAKSから3週間経ちましたが、まだ1日目の写真ですね・・・
ラストスパート行きます。

プーチンフライトが終わって、下を向きながらホール「F1」に向かったところ。
兵隊さんに怒鳴られました(笑)。
ごめんごめん。まだ立入禁止だったのね。前を見てなかった私が悪かったです(笑)。


トレードデーの比較的閑散とした歩行者用通路。

両サイドのテントがおみやげと飲食物とのブースです。
飲食物はペプシが一手に引き受けていたようで、何処で買っても同じものと同じ値段。

おみやげも基本的には同じものをいろんなところで売っている感じです。
航空ショー自体が少ないし、テキヤさん的なお店は無いんでしょうね。

ちなみにトイレなんですが、仮設ではなく常設のトイレがいくつかあり、キレイです。
雨の日曜だったからかも知れませんが、パブリックデーでも並ぶようなことはなく、
ある意味裏切られたような感じです(笑)。


結局、プーチンさんがどう動くかさっぱり分からないのでホールを見るのはあきらめて
地上展示を見ることにしました。

メインステイの手前に駐機しているような小型機は、結局じっくり見る時間(心の余裕)が
ありませんでした。


じゃーん。


ツポレフ160"ブラックジャック"。
ロシアの最強爆撃機です。形はB-1と似ているけど、ぜんぜんデカい。

何がイイって名前(コードネーム)がイイですよね。NATOの担当者を褒めてあげたい(笑)。


光がまわった"ベア"を。
タイムリーなことに、日本の周りを1周したとかニュースになってましたね。


これまた光のまわったホーカムを。


そして戦闘機の所へ来て衝撃が・・・キャノピーカバーがかかってるやんけー。

こいつはミグ29SMTとなってました。

西側みたいにA/B/C/Dみたいな感じだと、新しいのかどうかわかりやすいんだけね。


フランカーは機首が長いですよね。
ロシア語で「鶴(ジュラーブリク)」の愛称がついているのもうなずけます。


スホーイ35です。
このカラーリングにフライトして欲しかったですね。


ホールの中でバカでかく見えたミサイルも、フランカーが装備するとそう見えない・・・


さきほどフライトをしたばかりのミグ29Kです。艦載型のようですね。


ミグ29の前にミサイルが並ぶと大きく見える。


「CMT」って書いてあるけど、キリル文字の「C」はアルファベット「S」なので、
「ミグ29SMT」・・・だと思う(笑)。


AA-11"アーチャー"でしょうか。


アントノフも店じまい。キャノピーが閉じていきます。


陽がまわりきらなかったですね。


でけぇ~。


日の丸発見。


あーっ、あの尻隠して頭隠さずは・・・もうちょっと早く歩いていれば・・・


ツポレフ154かなあ。たぶん放置機ですよね。


展示される最新鋭機と、放置される年代機・・・
バスに乗る前、駐車場から撮りました。

18時でこの明るさ。なんだかんだ21時前まで明るかったです。

1日目が終わりました。
フライトは少なく、明日からが本番?とはいえ印象深い1日となりましたね。

一人集合時間を勘違いしてしまった方がいて、ホテルに着いたのは21時前でした。
出掛ける気力はすでになく、晩飯はカロリーメイトとウィダーとチップスターでした(笑)。

MAKS2011トレードデー・・・8/17⑥主役登場

2011-09-09 23:38:31 | 2011MAKS
しばらく更新が止まってしまいました。
今週は残業続きです。来週もがんばるぜ。

さて、引き続きプーチンスペシャルなフライトをお届けしましょう。

サマータイム制があるロシアは、16時頃が一番暑くなる時間帯だと思います。
観客の熱気はそれほどではなかったものの、この日の気温は30度を超えていたようで、
結構な暑さの中での撮影となりました。

職場では、ロシア?寒いの?とよく聞かれたのですが、8月のモスクワは北海道と
それほど変わらない・・・むしろ暑いように感じました。


ドローグを引っ張って登場するとは思わなかった。OVTがいたらどの位置に入ったんだろう。


スピーカー・・・


プログラム上ではOVTだったのですが、ミグ35がお茶を濁す程度に飛びました。

たぶんリハーサルもやっていなかったのでしょう。1分位のフライトだった気がします。
わかってはいたことですが、やっぱりミグ29系は小さいですねえ。


スホーイ35は初日からとばしました。

コブラだかクルビットだかフックだかわからないような機動連発。
全盛期のアレクセイ・ネモフ並みの回りっぷりでした。さすがにこのネタはわからないか(笑)。


もうこうなってくると機動性なんだか変態性なんだかわからなくなってきますが、
F-22よりもアクロバティックな動きなのは間違いないです。

すげーっていうよりも、ぽかーんっていう感じ。これまたわかりづらい表現だ(笑)。


僕はMAKS4日間の中で、この瞬間に一番鳥肌が立ちましたよ。

T-50、編隊で登場です。プーチン氏恐るべし。


おう、そっちからブレイクするのもカッコいいな。


機動自体はまだ制限されているのか、アクロバティックな動きはありません。


でも、「ドゥゥゥン」というエンジン音は強烈に印象に残りました。


このカラーリングはなにを意図したものなのでしょう・・・美術センスが無い僕にはわかりません。


横から見ると平べったいですよね。
結局1号機がフライトしたのはこの日だけでした。

いやあ、ニッポンの一般人があっさりとT-50を見てしまいました。
F-35のデモフライトなんてあと5年くらい無さそうだし、国力アピールの仕方が違うとはいえ、
こう考えるとロシアって凄い国なんでしょうか?


これまた遠くに見えた時感動しましたよ。

夢にまで見たビチャジとストリージィの大編隊。


基本隊形はこれのみ。


ゴーヨンが欲しくなる瞬間です・・・


そうそう。ミグ29はやっぱスモークがなきゃ!?(笑)。


スホーイ27系とミグ29系の大きさの違いがよくわかりますよね。


ひたすらダイヤモンド隊形を追い求めます。


5分位優雅に飛んでいたのかな。ついにセパレート。ストリージィはお帰り。


ビチャジもループを打って、クビンカ基地へとお帰りになりました。

翌日のトレードデーでは両チームともに飛ばなかったので、
結果的に、両巨頭を太陽の下で撮れたのはこの時だけとなってしまいました。

プーチンスペシャルフライトはこれにて終了です。
うーん、日本の航空祭を詰め込んだらこんな感じになるんだろうか。
あっという間の40分、密度の濃い40分間でした。

MAKS2011トレードデー・・・8/17⑤フライトスタート

2011-09-03 15:04:21 | 2011MAKS
フライトプログラムは15時スタートとなってしましたが、前の記事で書いたとおり
この日はプーチン首相がやってくる予定という事で、実は何時からフライトが始まるか
主催者もよくわからないという状況だったようです。

ということで、一応15時よりも少し早めに滑走路脇の草原に出てみました。


誰もいねー

いや、そりゃまあ人間はいますが、誰もいないようなものでしょう。
この草原の幅は50m位でしょうかね。


なんか凄い贅沢な日向ぼっこのような気もする。

でもね、


なんだこのフェンスはー。警備の兵隊さんよりも高いフェンスじゃないですか。

MAKSといえば、フェンス代わりに兵隊の兄ちゃんが横一列に並んでいるのが風物詩と
なっていましたが、今年は人員削減なのかこんな高いフェンスになってしまいました。


そのフェンス越しに向こう側にいる用廃機を撮ってみる。

フェンスの隙間が多少広がっているところがあって、70-200なら突っ込めました。
兵隊さんからも特におとがめはなし。
きれいに並んでいるけど、再び飛ぶことはないよね。きっと。


今度は振り返って反対側を撮ってみる。

見えているスタンドはトレードデーのチケットで入ることが出来たようです。
まあ、写真を撮るには遠くなってしまうのであまり利用価値はありませんね。

15時を過ぎましたが・・・なんの音沙汰もありません。
スピーカーからもなーんにも聞こえてきません。
何時から始まるかわからないと言っていましたが、困ったシチュエーションです。

すると・・・


15:15、怪しいアンテナの付いたイリューシン96が降りてきました!!

どうやらこれにプーチン首相が乗っていたようです。
どこかでサマーバケーションでも取っていたのでしょうか。

そして、再び待つこと30分。


フライトディスプレイは10機のヘリコプター編隊からスタート。


その後、何機かは1機ずつお披露目のデモフライトを行いました。
70-200×1.4テレコンなので、この日の写真は小さいです。


ヘリが飛んでるって言うのに、ランウェイ上は3機のミグがタキシングしてきます。

一番手前のOVT、排気か何かが漏れているようで、大丈夫なんかねえ・・・
と思っていたのですが・・・


お次はハボック。ほぼ真っ正面に太陽があります・・・


ジュコーフスキーの滑走路は長いんです。5km以上あるとか。
ということで、ハボックのフライトをしり目にミグは上がってしまいました。


スホーイスーパージェット100(SSJ)とツポレフ204CMがやって来ました。
このあと目の前でブレイク。


SSJが右側からタッチアンドゴーをすれば・・・


ツポレフは左側からローアプローチ。奥は管制塔です。


そしてなかなかいいヒネリ。

あんたがたアクロチームかっていう間隔で、お見事でした。


なんかバタバタ音がするなあ・・・と思ったら!!、OVTのドラッグシュートでした。

やっぱりダメだったのね。

実はOVTは今朝入場した時点で地上展示されていたのですが、団体行動のため
その時は写真を撮らなかったんですよ。
昼にそこを歩いた時点ではすでに移動されていたのですが、結局その後地上展示エリアで
姿を見ることはありませんでした。もったいないことをしてしまったなあ・・・

MAKS2011トレードデー・・・8/17④

2011-09-02 21:19:39 | 2011MAKS
787と380は基地の西の端(会場図で言うとP4の上)に展示されていたので、
そこから地上展示をみながら中央へと戻っていきます。

トレードデーなのでお客さんは本当に少なく、とても歩きやすいし写真も撮りやすいです。
でも、その反面航空ショーのにぎやかな雰囲気はあまり感じられませんね。


右側軍用機、左側民間機、この間を歩いていきます。


日本にもたびたび来ているボルガ・ドニーパ(いつの間にドニエプルからドニーパになったんだ)
のアントノフ124。20周年記念のロゴが機首下にも入っていたんですね。

ホームページにはAn-225の文字もあったのですが、結局最後まで姿を現しませんでした。
楽しみにしてたんだけどなー


「CM」はツポレフ204の最新型なんですね。現在鋭意開発中。


スホーイ34"フルバック"

アメリカでいうとストライクイーグルのようなタイプの戦闘爆撃機ですね。
かなりデブな印象があります。

逆光なので、後で撮りなおそうと思ったら・・・


ツポレフ214です。204とはたいして変わらないようですね。


いやあ、"フランカー"ですよフランカー。夢にまで見たフランカー。ついにこの日が来たかー。

手前の複座型はスホーイ30M2、奥の単座型はスホーイ27SM3の表示がありました。
どちらも改良された最新タイプのようです。


こちらはミグ31"フォックスハウンド"です。デカい。
大した機動は出来なんだろうけど、飛んでくれるとうれしいのにねー。


イリューシン76ですが、テストベッド機なんでしょうかね。
第2エンジンがおかしなことになってします。


おお、"ホーカム"ですね。地上ではそんなにカッコよく見えないな。


迫力の2重反転プロペラ4発は昔からおなじみの"ベア"ですね。
ツポレフ95MSと表示がありました。

ターボプロップ機としては異例の最高時速900km/hオーバー。
地上展示機の真ん中にベアと"ブラックジャック"がいたんですが、ブラックジャックの写真はまたあとで。

時刻も13時を過ぎたので、ブースでサンドイッチとアイスクリームを買って食べました。
サンドイッチ150ルーブル、アイスクリームは60ルーブルでした。水は70ルーブル。
英語はあまり通じず、買い物は多少難儀します。最終的には電卓の出番。

地上展示機は光線状態があまりよくないので、展示ホールを回ることにします。


偶然入った一番大きな「F3」はロシア以外のメーカーが集まっていたホールでした。


「neo」は売れまくっていますね。「MAX」はどうなるでしょう。


ボーイングも同じホールでした。こちらは787のコクピットシミュレーターでしょうか。
ちなみにパブリックデーの日曜は電源が入っていませんでした。

ファーンボローのように大きなメーカーが個別にホールを建てるようなことは無く、
EADSやボーイングもそんなに大きなブースではありませんでした。
でも、接待や商談用には別の建物が使われているようです。


こちらはホール「F2」。ロシア近郊(ウクライナなど)のメーカーが多く入っていました。

ミサイルは見た目AA-10"アラモ"の系統でしょうか。


アントノフはウクライナのメーカーです。


ビジネス機の機内モックアップのようですね。

この後、スホーイなどロシアの航空機メーカーが入っているホール「F1」に行こうと思ったら、
残念ながら一般人は立入禁止になっていました。
そうなんです。実はこの日はプーチン首相が来るという事で、いろいろと制約がありました。

トレードデーですが、そんなにスーツを着ている人が歩いているわけでもなく、
ファーンボローのような忙しそうな雰囲気ではありませんでした。
あ、そうそう。もちろん今回はジーンズでなくズボンを履いて行きました。
ま、今回はあまり関係なかった気がしますが。

ホールの写真はパブリックデーの日曜日にまた出てくる予定です。

MAKS2011トレードデー・・・8/17③ボーイング787スペシャル

2011-09-01 22:30:04 | 2011MAKS
ロシアの航空ショーに行っときながら、ボーイングの写真をいっぱい貼るのもどうかと
思いますが(笑)、僕はこのボーイングカラー、好きなんです。
しかも、初飛行したZA001です。もう撮る機会なんて無いかもしれないなあ・・・

偶然ですが、今日は787定期便初日のチケット販売開始日でもありましたね。
チケットゲットされた皆様、おめでとうございます。



そして、こんなに近くで撮れるなんてねえ。

ファーンボローでは近くにグローバルホークがあったおかげで、あまり自由に
写真を撮ることも出来ませんでしたからね。


そりゃあ記念写真も撮りたくなるでしょう。


もう、すっかり気分が高揚してましてね。
フレーミングに気を使う注意力が残っていなかったんでしょうね。

こんな写真を撮る最初にして最後のチャンスだったと思いますが、
「BO」を入れなかったのが、もの凄く悔やまれますよ。


レイクド・ウイングチップとシェブロンノズルだぜい。


背景も青空でよかった~






アップ系の写真をまとめてみました。
相変わらず写真センスないっすね(笑)


コクピットには初飛行のパイロットと思われる名前がありました。

これらの写真を撮ってるあいだ、現実感があまりありませんでした。
こんないい天気の下で、あの787の初号機を、ほぼ1人占めにしている・・・
こんな所に僕がいていいんだろうか・・・そんな事を考えながらファインダーを覗いてました。
1日中見てても飽きなかったんじゃないだろうか。な~んか、幸せなひと時でした。

MAKS2011トレードデー・・・8/17②

2011-08-30 22:50:15 | 2011MAKS
解散となり、どういうふうに会場を回ろうか思案しました。
初めての会場なのでまだ土地勘がないのですが、とりあえず、この日に出入りした
ゲートから遠いところを回ってくることにしました。

エアショーに来たのですが、ブースの近くに対空兵器が並んでいたので、まずはこちらから。


いやあ、シミュレーションゲームなどでおなじみ「ツングースカ」です。
ここはロシアだなと実感しますね。
右側のミサイルは調べてみたけどわからん・・・"ガドフライ"に似てるけど、装輪なんだよね。


右側の筒はSA12"グラディエーター"、左側の筒は・・・わからん。

看板はあるのですが、キリル文字なので調べるのに四苦八苦ですね。
グラディエーターよりも数字が大きいので、より新しいミサイルなのは間違いない。


ギャラクシーって見たのいつ以来だろう・・・
僕の記憶にあるのは20年くらい前の千歳なんだけど、ネリス行った時にいたんだったかな。


地上展示の一番がっかりしたことはこのフェンスです。

民間機が並んでいるほうはフェンスなんてあってないようなものだったんですが、
軍用機のほうは高さ160cm程度のフェンスで囲ってありました。
180cmの僕でなんとかギリギリかわせる高さ。

アメリカ軍機はこの他にF-16、A-10、C-130、KC-10、P-3が来ていました。
ばっさり割愛。


前の記事に貼った会場図でいうと右側の端に近いところです。地上展示のほぼ端っこですね。
基本的に左側に軍用機(軍所属)、右側に民間機(会社所属)が並んでいました。


すごい形ですね。こんなの見たことありませんでした。
ピアジオ・エアロというイタリアのメーカーのようです。


会場で一番我が目を疑った機体がこれでした。ある意味サードサプライズ。

どう考えても全日空カラー、しかもQ400。
みんな考えることは同じで「あの機体ですかね」とツアーの人同士で話をしていたのですが、
帰ってきて調べてみると、やはり、高知でのあの機体でした。


どう考えても高高度を飛ぶように見えるこの機体は、ミヤシチョフM-55偵察機です。

軍用機側ラインに並んでいましたので、まだまだ現役なんでしょうか。


民間機側ラインに並んでいた"ハボック"です。たぶんミルが持っている機体ではないでしょうか。

ロングボウ・レーダーみたいな物も付いているし、なんだかんだアパッチに似ていますね。


一般人のような出で立ちの人が普通にコクピットに出入りしていますね。
なんだかんだ僕らも言葉が通じれば同じようなことが出来たと思います。


もう1機2重反転プロペラの機体を貼りましょう。もう明らかにカモフの機体ですね。
消火用の機体のようです。胴体が大きいなあ。


会場が広いせいか、トレードデーでも花電車が走ってました。

ここでちょっと考えて方針転換。
ファーンボローの時のように、787はあっさり帰ってしまう事もあるかなと思い、
光がまわっている時間の間に787のほうへ行くことにしました。


ファーンボローに続いて夢の共演が来ましたよ。
しかも、今回は僕の好きなほうのボーイング・カラーだもんね。


土地勘がないので、どの道が通れて、どの道が通れないのかよくわかりません。
まっすぐ787へ向かう事が出来なかったのですが、途中にSu-30MKがいました。


トレードショーらしいカットですね。


エアバスハウスカラーはロゴが変わったんですよね。ハートな380が撮れてうれしいです。


機内展示を行っていたようで行列が出来ていました。

おそらく僕も並べば見れたとは思うんですが、結局見れずでは時間がもったいないので、
残念ながら今回はパスしました。ドアが開いているのは暑いからなんでしょうね。

MAKS2011トレードデー・・・8/17①来たぜモスクワ

2011-08-28 20:22:45 | 2011MAKS
先ほどようやく全ての写真に目を通し、取捨選択が終わりました。
リサイズはまだ1日目を終えただけですが、勢いが残っているうちにレポートを
初めて行きたいと思います。

MAKSは「Международный авиационно-космический салон」の略で、英語だと「International Aviation & Space Salon」、
日本語だと「モスクワ国際航空宇宙展」あたりになるようです。
僕は「マークス」と発音していますが、アエロフロートの機内誌では「マックス」になっていました。

MAKSはモスクワから40km程離れたジュコーフスキー飛行場で2年に1度行われていて、
1993年のスタートから今回で10回目の開催となりました。
ジュコーフスキーはラメンスコイエとも呼ばれていて、僕のようなちょっと昔からのファンには
こちらの呼び名のほうがしっくりくるかもしれませんね。

僕が今回MAKSへといった理由はもちろんロシアの軍用機を見たかったからなのですが、
そのなかでもSu-27"フランカー"シリーズには特別な憧れがありました。

あれは僕が中学1年くらいの頃ですかねえ。
航空ファンや丸で読んだ「プガチョフズ・コブラ」は、文章だけでは想像しづらかったのですが、
連続写真でその機動を見て「フランカーは凄いんだ!!」と僕の心にしっかりとメモリーされました。

その後、インターネットが普及し、「フック」、「クルビット」と進化していった機動も
簡単に映像で見られる時代になりましたが、やはりどうしてもこの目で見たい。
そして、自分で撮ったフランカーを壁紙にしたいという思いは消えることが無く、
ようやく2011年、夏のボーナスを全部突っ込んでも足りない8日間の旅となったのでした(笑)。


ロシアへの個人旅行は、僕レベルだと全くムリだと思うので、
今回は2009RIATに続き、航空祭ツアーでお馴染み読売旅行にお世話になりました。
頼りになる日本語OKのロシア人添乗員さんが終日同行してくれたのがなによりよかったと思います。
ただ、ホテルと会場の距離がちょっと遠かったですね。

ということで、今年はロシアまでの道のりは割愛して、ショー会場からレポートを始めます。
基本的に行動した順、撮影した順にに写真を貼っていくつもりです。
いつもどおり、注釈が無ければノートリミング、リサイズのみの写真です。


いきなりピンボケですが(笑)、トレードデーのチケットです。
1ルーブルはおおよそ3円と計算してもらってイイと思いますが、5千円もするんですよ。

そうそう、前日ホテルでMAKSプレスデーの模様がニュースで流れていました。
そこに写っていたのは・・・ボーイング787。え、787来てたの?
しかもボーイングハウスカラーじゃん!! これがファーストサプライズでした。


うーん。いい青空です。なんてシュールな格納庫なんだ・・・(笑)。

この日は朝7時50分ホテル出発でした。
いきなり市内が渋滞で、2時間かけてやっと駐車場に到着しました。


再び空を飛ぶことはなさそうな機体の脇を歩きながら、ゲートを目指していきます。


来たぞー、来てしまったぞー。

セキュリティチェックは、まあまあ厳重です。
携帯の画面をチェック、デジカメも1枚写真を撮ってチェック、ペットボトルは毒見します。
でも、トレードデーは全然行列なんてありません。すんなりと通過できました・・・が、
ファーンボローと同じように入場者全員レジストレーションがあり、ここでタイムロス。
会社名を書く欄もあるのですが、読売旅行の社員がいきなり増えたのにはワロタ。


会場全体図です。スキャナなんて持ってないので写真でスミマセン。

ランウェイは左下、地上展示機は飛行機マークのあたりです。その間にたくさんのブースが立ち並んでいるので、地上展示機を撮っている間はフライトを撮ることは出来ないと言っていいでしょう。


フライトの時間がわからんと帰りの集合の時間がわからんということで、まずは全員で
プレスセンターまで行きました。
さっそく地上展示の写真を撮りたい所ですが、このへんは団体行動なので仕方がありません。


メインストリートのようなところですね。すぐ脇にプレスセンターがありました。

そして11時きっかりに、いきなりアフターバーナ―のサウンドが響き渡りました。
上空を見渡すと・・・ラファールだ!!
しかも・・・黒いぞ!?
7月一杯で消されるという話だった「星の王子さま号」がジュコーフスキーの空を舞っています。
これがセカンドサプライズでした。

普段の僕ならここでゴーヨンを取り出す・・・はずですが、なんと今日は持ってません。
事前にHPで調べていたこの日のフライトプログラムは、18時からの1時間だけだったんですよ。
この日は地上展示とブースを中心に回ろうと思っていました。
ということで、見てただけ~。


そして、結局この日のプログラムはこちら。ロシア語ですがなんとなく雰囲気でわかるでしょ?

あれ、11時からのフライトなんてないやんけ。しかも、フライトは15時からになってるし。
でも、T-50って書いてあるぞお。ビチャジとストリージィも編隊で来るっぽい。
ラファールは予行だったようですね。この後、他の機体が飛びあがることがありませんでした。

フライトプログラムは当日にならないと配布されないため、結局最終日以外はプレスセンター前まで団体行動をしなければなりませんでした。

この日のバス集合は18時30分となりました。それでは自由行動スタート。

ロシアからの生還

2011-08-23 22:25:36 | 2011MAKS
先ほどなんとかモスクワより生還いたしました・・・僕の2011年が終わった感じです。

3日目の夜からお腹の調子が悪くなり、添乗員さんからもらったセイロガン糖衣A錠が
なければ、いったいどうなっていたころやら・・・

週末のパブリックデーが、RIATのために昨年準備した雨対策グッズが大活躍する残念な
展開になってしまったため、肝心のルスキーエ・ビチャジとストリージィが満足に撮れずに
終わってしまったのですが、僕的には十分充実した8日間となりました。

メディア・プラットフォームは当日売りで連日9,000ルーブルでした。
円高が幸いして、クレジット払い約24,000円です。
トレードデーは約半数が日本人だったでしょうか。




今年のMAKSの主役はPAK-FA(T-50)でしたね。

フライパスくらいで終わるかと思っていたのですが、「常識の範囲内」でデモフライトを行いました。
空自の機動飛行と同じような感じと言ってもいいかも。可変ノズルは付いていないのかな?
僕が受けたフライトの印象はエンジンサウンドが非常に重々しいせいもあって、「重厚」。

ただし、この2号機、最終日の離陸滑走中にエンジントラブルがあったようで、
ドラッグシュートを開いて緊急停止、そのまま森の中へと消えてしまったそうです。
僕はその瞬間はブースを回っていたので、あとで同じツアーの人たちに聞きました。


嬉しいサプライズもいくつかありましたが、それはまた後ほど、といっても、いつになる事やら・・・