クマゴローの巣穴 (kumagoroh's burrow)

自動車模型から犬や猫、はたまたバラなど、多趣味が災いしてビンボーですが、ナカナカ趣味は減らせません。

日航123便墜落 あれから23年たちました。 

2008年07月30日 00時33分01秒 | Weblog
あれから23年

1985年8月12日、520人の命が奪われた、日本航空・東京-大阪123便墜落事故

私が埼玉県戸田市から群馬県伊勢崎市に転勤した年の夏でした。当時長男は9歳、次男は6歳、銚子に海水浴にいっている時に事故が起こりました


32分間の迷走の後、夕闇迫る頃に墜落したにもかかわらず、墜落地点が2転3転して、挙げ句の果てには救助開始が翌日朝という結果になりました。(人為的に誤報を流したとしか思えない)
事故原因について圧力隔壁の修理ミスによる破壊で尾翼付近が吹き飛び操縦不能になったとされていますが非番のため乗客として搭乗していた落合由美さんがとても重大なことを話されていました。
圧力隔壁は機体内部を高空でも地上に近い気圧にするためのタマゴの殻のようなもので、7000mもの高空でどこかに穴が開くと、そこから一気に与圧空気が抜けて機体内部では激しい風がながれ、場合によってはその穴から人間が吸い出されることもあります。
また、吸い出されないにしても急激な減圧のため大半の人が耳に激痛を感じ、場合によっては鼓膜が破れることもあります。さらには酸素が薄いため高山病のような症状を呈することもあります。
(私自身耳が悪いため、乗用車で赤城山に登って行くに従い気圧の変化で耳に痛みを感じます)
ところが落合さんの証言では「耳は,痛くなるほどではなく、ツンと詰まった感じでした。ちょうどエレベーターに乗ったときのような感じ。しかし、それもすぐに直りました。」とあるだけで、この言葉だけでも、おそらくこの時点では圧力隔壁は破損していないと思われます。

なぜ事故調査委員会が答えを急いだのか非常に不可解ですし、自衛隊で行われた急減圧時の人体実験でも数分で思考力・判断力・運動能力の激しい低下があるという結論に達していながら、それをうやむやにしています。
もし急減圧が起きていれば機長・副操縦士・航空機関士の皆さんが酸素マスクも付けずスロットル操作だけで三十数分間も飛び続けることは不可能です。

また事故調査委員会では調査資料の大半を廃棄したらしいですが、おそらく真の原因には日本とアメリカが大きく関わっていると思われます。
この事故には多くの人たちが疑問を投げかけていますが、このまま「すでに過去のこと」として葬られてしまうのでしょうか。

もうすぐ8月12日がきます。合掌


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。