クマゴローの巣穴 (kumagoroh's burrow)

自動車模型から犬や猫、はたまたバラなど、多趣味が災いしてビンボーですが、ナカナカ趣味は減らせません。

JAL123便墜落、最大の疑問

2015年08月13日 12時07分16秒 | Weblog
事故調査委員会が「圧力隔壁修理不備」で片付けてしまった事故原因について素人でもわかるなぞ。


「明らかに素人でも分かる嘘」について。

上空8,000mで機体に大きな穴が空けば、他の航空機事故に見られるように、
機内に急減圧が発生。機内の物は人間を含み外へ吸い出される。
また上空のマイナス40度という低温の空気が室内に入り込み、室温の急低下が起こる。空気が薄くなることから、
実験では5分くらいで一般人なら意識を失う危険な状態に陥る。



しかし、生存者の落合由美さんの証言ではそんな事態は起こらなかった。

http://www.goennet.ne.jp/~hohri/n-ochiai.htm


また、長女の美紀子さんと共に助かった吉崎博子さんも、急減圧に関して、
「子供の世話をしていてマスクが外れることもありましたが、それでも苦しいとは感じませんでした。」と証言。

機内の室温急低下に関しては、
「私は半袖のブラウスと長めのキュロットスカートという服装でしたが、特に寒いということはありませんでした。」と証言。




一方、当時の航空事故調査委員会委員長、武田峻氏は「何故操縦室の3名はマスクを付けなかったのか?」という問に対し、


「(トラブル発生後)やることがいっぱいあって、どれからやって良いかよくわからなかった。
必ずしもマスクを一番先につけないといけないことは無かった。結果として。」と答えている。

彼の説明だと、人間は忙しさにかまけていれば、上空8,000mという酸素が非常に薄く気温マイナス40度という過酷な環境でも、
30数分間耐えられるということだ。

酸素マスクを必要としなかったのは操縦室だけでなく、客室の乗員乗客も同様だった。

事故調査委員会の結論が正しいのなら、524名の乗員、乗客全員がヒマラヤ山脈の最高峰エベレスト山(8,848m)に
酸素マスク無し、夏服の軽装で登頂できる、世界トップクラス(?)の登山家集団ということになる。

という訳で、事故調査委員会の公式発表「圧力隔壁破壊」は子供でも「嘘」とすぐ分かる。


せめてこの事だけでも明確な答えが知りたい。